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アイビス!  作者: フユルト
第三章 いざ、銃撃戦へ
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我らはメイド部隊、ティーパーティ

何故、彼女達がメイド服なのか…それは少し時を遡る。


『今年も始まりました!!第6回世界大会予選!!いや〜、今回も…』


そんなアナウンスがセーフティエリアに流れている頃、四天王であるヒイナ達は悩んでいた。


「ねぇ、本当にこの格好で行くの?」


「ん?何か問題でもあるのか?」


ヒイナは恥ずかしそうに頬を赤く染めて、グリスに聞いたが当の本人は何とも思っていないようだ。


「ネイルは?」


「私は敵に姿を余り晒すことはないので問題ないですね」


ネイルの返答に諦め「アオユキは…」と思い横目に見ると…


「フリル、カワイイ…♡」


そう言って瞳を輝かせながら、裾のフリルを揺らしていた。


「なんで誰もメイド服を恥ずかしがらないのッ!?」


そう、彼女達がメイド服を着る理由…それは


「「「見た目のインパクトが欲しい」」」


「だから、なんでメイド服なの!?他に何かないの?」


その答えに納得していないヒイナはグリス達に問いただす。


「そんなこと言われてもな〜、このユニークアイテムは運営側が良かれと思ってくれたんだぞ?」


「うぅ…」


「それに、かわいいから、これが良い…」


「ううぅ…」


「まぁ、ヒイナさん。この大会中だけですから…ね?」


「分かったよ…」


ネイルに宥められ、ヒイナはしゅんと大人しくなる。


このメイド服は先程もグリスが言ったようにユニークアイテムだ。


その名も〘ティーパーティ:シリーズ〙で、他には執事服があったりするのだが…4人には全員が女性と言う事もあり、メイド服しか届いていない。


また、〘ティーパーティ:シリーズ〙共通の能力として、全ステータス上昇のバフがかけられる。


そして何より、見た目がかなり可愛らしいのでアオユキが頑として「コレがいい」と、瞳に涙をためて譲らなかったというが1番の理由だ。


それにしても…


「ヒイナさん、何でそんなに嫌なんですか?」


「だ、だって予選と大会はテレビで生放送されるんだよ?」


その言葉にネイルの表情が一瞬ピクリと止まり、次の瞬間には顔を真っ赤にしていた。


「な、なななッ!?前回の大会は放送など…」


「…うん、今回が初の試みらしいよ」


どうやら、自分は敵に姿を晒さないからと安心していたが、テレビで放送されると聞いてからは急にもじもじし始めるネイル。


「ん〜…あ、そうだ!!なんかこの四人で競わないか?例えば…そうだな、キル数対決とかどうだ?」


「いいけど…」


「特に異論はないです」


「OK」


全員可決…これにより、グリスの悪巧みが完了した。


「じゃあ、最下位の罰ゲームは本大会までずっとその恰好な」






その言葉により、予選大会は激化していく事になった…





フユルトさんの守備範囲は広いですよ…

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