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第六十話 全てが落ち着いて

これがラストとなります。

 税制改革がされ、里の学園地帯も学生たちであふれかえり、街道も整備が完了した。

 それからは、笹山家及び、レグア、ガズ、ヨダ達は、後続が育ち教える必要もなくなると、とくにすることもなく、街中をふらふらつき、たまに思い付きで遊び道具や遊びを開発し子供たちに伝えたり、新たな料理開発に挑戦しては悲鳴を上げたり翌日苦しんだりしていた。


 先日はついに、ほぼ笹山家と同じ機能を備えた家を、材料と魔道具技術のみで再現すると言う挑戦を行い、見事に成功させていた。

 結局その家は、どうするかという話し合いの結果、グレコの家にしようと決定し、伝えた所見なかった事にするので片づけてくださいと懇願された。

 もったいないなどの意見は有ったが結局解体し、作った材料を元の状態まで戻し、研究所に資材提供と称して提供しておいた。

 その後、レグアとガズはそれぞれの方面で一体何を作っていたのかの質問攻めにあい、ガズはヨダがフォローしながら説明をし、レグアはちゃっちゃと説明書きを作り、これを読んで理解できないようなら、作ることは出来ないものだとだけ言って帰って行った。

 翌日も夕暮れまで特にすることもなく、詩歌は虎たちと散歩をし、夜に成るとフウタ以外は森に帰りますと言う感じに、森へと帰るように成って居た。

 フウタもかなり大きくなり、今では普通に詩歌が乗れるように成っている。

 その日の晩冬夜は夕食の後に二人に相談をした。


「そろそろ出てっちゃっても平気かねえ」

「とっくに問題なさそうだった様な気がしますが」

「あははは、確かに最近私たちとくに何かするでもなくのんびりしてるからね」

「「「じゃあ、明日にでも行きますか」」」


 翌日里の面々や、コウサに向けた手紙を冒険者組合に出し、シルヴァイルの家に行き装備の手入れをしてもらい、家に戻ると旅に必要なもの一式を収納にしまい、最初にここに来た時の格好に着替え、深夜を待ってこっそりと里から出ていこうとする。

 だと言うのに、里の門を出たところに複数の人物が居た、レグア、ガズ、ヨダ、シルヴァイル達だった。


「狡いっす。旅に出るならおいらも一緒に行きたいんでさあ。色んなもの喰いたいっす」

「俺も、いろんな建物、見たい」

「まったく、世界中の魔道具を研究したいと言うのに、置いていくとは酷いですよ」

「そうだぜ、俺だってこっちの世界の伝説の武器や魔剣とか見てみたいぜ」

「かなわねえなこりゃ」

「そうなると思って、こんなもの作っているんですけどね」


 アカレ子が謎の銀板を取り出した。


「なになにこれー」

「お手軽ハウス君です」


 魔力を籠めると笹山家と同等の性能の家が出せるそうで、片付けるときもキーワードを言うだけで片づけられるというとんでもない魔道具だった。

 ただし稼働させるのに必要な力が桁違いなため、最低でも冬夜、詩歌、アカレ子達が協力して力を籠めないと足りない領域の代物ではあった。

 またこんなとんでもない物を作りましたねと、アカレ子がレグアに注意されるが、解明して一般的に使える物を作ってしまえば良いじゃないですかと返され、これは研究といういい暇つぶしが出来そうですなどと軽いやり取りをしていた。


「いつの間にこんなものを」

「お父さんとお母さんが、あれが必要だとか色々と荷物を用意している間にこっそりと」

「そういえばこの子、規格外だった」

「お母さん酷い言いようです」


 降参したかの如く、冬夜達は笑いあい、じゃあ行きますかと言って、のんびりと街道とは別方向の他の国に向けて歩きだしその横にちゃっかりとイシアと、フウタがついていった。


 新たな旅人たちは、ついに世界へと旅立った。

 彼らが歩む旅路には、一体何が待ち受けるのか。

 彼ら七人と二匹の物語は、これにて一旦の閉幕。

突発で始めた作品でしたが、詰めの甘さなど、いろいろと問題も有り、ここまでで一旦の完結とさせていただきます。

もしかすると、番外編などは書くかもしれませんが、それも時間がとれたらに成ると思われます。

ここまでお付き合いいただき有難うございました。

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