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#003「母親」

 私は坂柳志穂。


 高校卒業後、アパレル販売の店員として就職し、三年後に、一人暮らしを初めた。


 それから一年後、私は高校から付き合っていた人との間に子供を授かった。私と彼はとても喜んだ。


 これを機に仕事が落ち着いたら、結婚しようとプロポーズされた。


 それから彼と一緒出掛けたり私の家で遊んだりして二ヶ月ほど経った。


 彼に電話もメールにも反応がなかった。不安になり、彼の暮らしているマンションに行った。そこには彼の表札が無くなっていた。隣の家の人に聞くと一ヶ月ほど前に引越したそうだ。家に帰りながら、彼の会社に問い合わせたら退職したと言われた。


 彼は高校の時から一人暮らしをしていたので、実家の連絡先も知らず、彼との繋がりが全て無くなってしまった。


 家に着きベッドの上に顔を置く様にし、子供が出来た事に喜んでいたのは嘘だったの? そんな気持ちでいっぱいになった。そしてただひたすらに泣いた。


 それから、一ヶ月後に義理の息子が出来た。


 何でも、子供を出産した母親は身体が弱かったそうで子供は無事に産まれたが母親はその時亡くなったらしい。


 私の両親は、その子を私が引き取らないかと話を持ってきた。その子にとっても、親は若い方が良いだろうし、私のお腹の子にも兄がいると学校等でも不安が減るだろうという事で引き取る事にした。


 その子供の名前は怜都という名前だった。


 七ヶ月後には、娘の美優が産まれた。


 怜都は、美優の事が大好きな様で一日中ベッタリしていた。


 ある時、怜都はパソコンを触るようになった。

 文字も教えてないはずなのに触っているので、ボタンを押しているだけだと思った。パソコンを触るのを辞めると美優の所へ行き抱きしめている。


 その日以来、これが、日課になっていた。


 私はパソコンを触って何してるのか気になり聞いてみた。

「ふぇ? 触ってるの知ってるの?」


 怜都は見るからに動揺していた。

気付かれてないと思ってたのかぁー。


「あんなに必死にパソコンに向き合って、お母さんに気付いていないからよ」

「Holy shit!! んー、何となく触ってるだけだよ〜」


 稀に出てくる英語何処で覚えたのよ。絶対何となくじゃないでしょ! と思いながら「そう。あまり触って壊しちゃダメよ!」っと言った。


 やっぱり何を隠しているのか教えて欲しいと言うのが本音。でも、怜都から教えて欲しいなと思い待つことした。


 怜都は、子供にしてはしっかりしているでもたまに抜けている所があり、やっぱり子供だなって思う。


 美優は怜都が大好きで、基本的に怜都から離れない。怜都がパソコンを触る時は大人しく待っていたりして、可愛い!


 二人とも私の自慢の子供達!!

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