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【137本目】ポリス・ストーリー/香港国際警察(1985年・香)

 英国圏では裁判時にああいうヅラをかぶるっていう慣例を知らない時に見たので、裁判シーンがコントにしか見えなかった。




【感想】


 マカロニウエスタンで人気俳優となったクリント・イーストウッドは、その後現代のサンフランシスコを舞台としたクライムアクション映画【ダーティーハリー】で主演を演じて、結果同作を大ヒットへと導きました。




 同じ文脈でそれまで近代中国を舞台にしたカンフー映画にて数多く監督、主演を担ってきたジャッキー・チェンが、現代の香港を舞台としたクライムアクションを手掛けて大ヒットさせた作品が、この【ポリス・ストーリー/香港国際警察】です。




 世界中で大ヒットした結果続編やスピンオフも多数作られ、【ポリス・ストーリーREBORN】のように異なる世界観なのに同じ邦題が付けられるなんて事例も存在しています。


 なおクリント・イーストウッドもこの映画を高く評価しており、【ダーティーハリー5】での中国人の相棒役のオファーがジャッキーにも来てたそうです。




【好きなシーン】


 ジャッキー映画だと必然的にそうならざるを得ないので、速攻で好きなシーンについて語ります。




 この【ポリス・ストーリー】、持ち前のカンフーアクションや命知らずなスタントを現代文明の世界観に落とし込んだ、という点で、ジャッキー史の中でも極めて重要な映画だと思うんですよね(一応ジャッキー出演の現代劇ならこれ以前にも色々あるけど、現代劇でここまでジャッキーアクションが活きてるのはそれまでなかったはず)。




 伝説の電飾ダイブや序盤の傘だけでバスにしがみつくジャッキー、原付運転してるヒロインを思いっきり引っ張るジャッキーや突撃してくるバイクの車体を利用しての回し蹴りなど、どれも現代文明の利器を利用したアクションばかり。【酔拳】や【少林寺木人拳】のように、【いつかもどこかもわからない昔の中国】では確実に作りえない絵面になっています。


 西部劇を現代クライム映画に昇華させた【ダーティ・ハリー】、かつての娯楽映画を痛快SF映画へと昇華させた【スター・ウォーズ】のように、カンフーアクション映画を現代痛快アクション映画に昇華させた映画が、この【ポリス・ストーリー】だと思います


(余韻一切なく終わる辺りも70年代くらいのジャッキーのカンフー映画っぽいし)




 また余談ですが、上記の【ダーティ・ハリー】は【今の社会で西部劇みたいに悪を即殺すのは、是非はともかく絶対ヤバい奴だよ】という視点で成り立っている映画です。


 そのことを踏まえると、警察署内では決していい扱いは受けていない今作の主人公周りの描写も、【今の社会でジャッキーみたいな無茶やったら迷惑がられるよ】という冷静な視点も垣間見える気がするのは自分だけでしょうか?

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