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そしてぼくらは旅に出る

作者:朱鷺水 彗
ぼくらは二人で一人、一人で二人。ぼくらの世界はこの小さな病室だけ。
ある日ぼくらの前に、黒衣の看護師が現れた。
彼女の語った『マザーグース』の詩に導かれるように、そのままぼくらは旅に出る。
やさしい夜の中を、たった一人で。ずっと二人で。
ぼくらがたどり着くのは、ぼくらが選ぶのは。
夜の底だろうか、それとも朝の扉なのか。
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