宜野座刑務所①
<宜野座野球場>
「ここで待機か...ふう疲れた..」
まさか、あそこまで空港で騒ぐとは思ってなかった。
『お兄ちゃん!置いてっちゃやだー!』
『にいにと一緒に行くの~!!!』
勇と真由のおかげで間に合ったが、危うく遅刻するところだった。
っと、目の前に車が止まる。これに乗れってことだろうか。
車の中には3人の女性がいた
「あ~、一応自己紹介すると、俺は野村誠一です..よろしくお願いします。」
すると横からいきなり女性が抱き着いてきて
「あ~ん!ご主人様可愛い~♡私はエイヴァ!こういうことをしてるの!」
小さいメモにCIA(口外禁止)と書かれている。
頷くとメモを燃やして車外に投げ捨てた。..なるほど、本気の見張りというわけだ。
「んで、今運転してる小さい子がナナ!仕事は私と一緒♡」
「...よろしく。後、私は小さくない。」
「助手席にいるのがアメリカ3位、世界10位のハンナ。魔法剣士だよ!」
「...あんたがマイケルホイルを半殺しにして放置した外道ね、なんで私がこんなのと..少しでも私に触れたら斬るから。」
「私たち3人が見張りとしてご主人様につくよ!..私一人でもいいんだけどね!ねっ!ご主人様♡」
「「ちっ...。」」
やばい、不安でしかない。...助けて山本さん。(自業自得)
「と、とりあえずは、よろしくお願いします。宜野座刑務所についたら、受刑者に撮影してるのがばれない様に、このペン型カメラで配信します。コメントは見れません、それと夜は配信しません。それでいいですか?」
「私はいいよ~。いっぱいイチャイチャしてるところを流そうね!」
「..それは上の決定。私に拒否権はない。」
「そんなので私を撮ろうとしているの?..汚らわしい。どうせ、断れないんでしょ?勝手にしなさいよ。」
バラバラすぎるぞこのチーム。すると刑務所が見え始める。大きすぎるだろ....。
「....着いた。降りて。」
車を降りるとすらっとした男性が出迎える。
「ようこそ来てくださいました!宜野座刑務所へ!私はここの所長でございます。以後お見知りおきを。...皆さんもすでにお耳にしていると思います、あの噂について調査をしていただきたいのです。どうかよろしくお願いします。」
そう言って去っていく。..忙しいのだろうか?
ちなみに噂とは以前山本さんが言ってた、脱走する囚人がいると言われているのだが、誰もそんな素振りを見せていないし、証拠もないのだ。脱走するやつがいるという噂を流した人さえ分からないらしい。
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「....まさか、皆さんと寝泊まりする部屋が同じとは..。」
荷物を置きながら呟く。そこは配慮してほしかったです清二さん..!「お前が悪いんだろうが!」と言われそうだから言わないが。
「嘘~!ご主人様と一緒なの!?やった!イチャイチャしようね!」
「...もし、任務なら私に手を出しても構わない。」
「もし、私に手を出そうとしたら拷問した後殺すわよ。」
...この状況下ならエイヴァさんが癒しでしかない。
:この女どもっ!!
:ご主人様に色目使いやがってっ!
:ご主人様を殺すだぁ!?
:<勇>コメントは彼女たちにも見えてないから、言っても効果はないよ。
:<あーちゃん>お兄ちゃんに手を出したら殺す
:<勇>!!?
すると警備員が走ってきて、
「今から刑務所の施設などを紹介します!」
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「それでは、今から牢の方に案内しますね。大丈夫ではありますが、一応攻撃などを警戒してくださいね。」
全員が頷くと重厚な扉が開く。
「おい!女だぞ!」
「よこせ~~!!」
「犯させろー!!!」
次々に叫ぶ囚人たち
「怖いよーご主人様ー(棒)。」
そう言って抱き着いてくるエイヴァさん。スタイルが抜群なことを自覚してほしい。
「分かっててやってるんだよ♡初めてだから安心してね♡あ、後、もう私たちに敬語は要らないよ♡」
耳でそう囁いてくる。..俺の理性....30日もつだろうか。
「女持ちがここにくんなボケェ!!」
「その女よこせっ!」
「女侍らせやがってっ!!」
:ここってこんなに怖かったんや..
:ご主人様からはなれろ泥棒猫!
:仮にもB、A、Sランクの探索者だもんなぁ
「そういえば、どうやって囚人を牢屋に閉じ込めてるんですか?鉄なら逃げられることもあるんじゃ...?」
:確かに
:剣を握り割る人が日本にいるくらいだし
:草
「檻に魔力を流す機械があります。この後皆さんにも手伝っていただきますが、普段は私たちが魔力を流しています。それで檻を硬くしているんです!」
「魔力を流すのは私だけで足りるでしょ?こんなやつらに頼らなくても、この中で一番世界のランキングが高いのは私なのよ!」
「た、体験と言うことですので、今日は皆さんにやって頂きますね!後、その機械は高価ですので、くれぐれも壊さないようにお願いします!」
「まぁいいわ、今日は譲歩してあげる。それより、この奥にいるのがあの世界9位の…。」
「…はい、世界9位のリュカがいます。」




