ゼンゴ。
僕は齢40を越えるまでにおいて、
ある現象を、自然と知った。
それは俗に、
『スーパーマンの呪い』と呼ばれている。
映画、スーパーマンで、
スーパーマンを演じた役者が、
何かと不運に見舞われる…というものであった。
僕は、『呪い』の類いは、
信じてなくて、
そういったことに、
振り回されないような生き方を、
目指し、実際、そう生きようとしている。
ただ、
誰かから、恨みを買うような言動は慎もうとしているし、
つまるところ、
『呪い』をかけられるようなことを、
言ったり、やったり、しないように、
生きよう!と思っているのだ。
だが、
僕の生活は、
誰かと話したり、
外に何かしら、出掛けないと、
成立しないのである。
そうしないと、
僕は死に絶えるわけである。
『スーパーマンの呪い』を、
僕なりに考察すると、
仮に、誰かが演じた、
そのスーパーマンの映画が、
大ヒットする、としたとする…。
すると、
演じた役者の人生が、
一変するのでは、ないか…?と、
僕は考える。
そこに、なにか『呪い』と、
称される因果が、あるような気がする…。
【ドラえもん】を、
知っていることが、大前提となるけど、
ドラえもんは、
のび太くんの将来を変えるために、
のび太くんが生活している、
昭和という時代が色濃く、ある日本に、
遥か未来から、やってきた。
ストーリーは、
のび太くんだけが、
その時代において、
未来では当たり前のように皆が得ている、
大変便利な道具を使えるのであった。
中年になった『僕』は、
自室で1人、空想する。
僕の部屋にあるマイデスクの引き出しから、
ドラえもんが出てくる。
僕は、始め、
世のため、人のために、
ドラえもんの秘密道具を使用するかもしれない…。
だけど、
だんだん、変わってゆくと思うんだなぁ…。
なにか己の、いいように、
いつの日か、
未来の道具を使っていきそうな気がする…。
『ドラえもん……アイツを僕の意のままに、したいよ…!
ドラえもん……あのコを僕の思うがままに、したいよ……!!
え?それは、できない!?
どら焼、やらんぞ!!!!』
【おしまい】




