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「ダメ!!!!!!!!」
楓の大きな声に蛍も源実朝も動きが止まる。
「楓!?」
「楓ちゃん!?」
蛍も源実朝も蛍の方を見る。
「蛍ちゃん! 戦っちゃダメ!」
「うるさいぞ! クソガキ!」
「拙者3代目は遊んで欲しいだけ!」
「なに!? そうなのか?」
楓は子供なので、子供同士、源実朝の気持ちが分かるのだ。
「拙者は楓ちゃんと遊びたいだけ。約束したから。」
「拙者3代目! 約束した!」
「うん。」
「何して遊ぶ?」
「おままごと!」
「おままごと!」
楓と源実朝は、おままごとをして遊び始めた。
「・・・これでいいのか?」
「いいんじゃない。戦闘も回避できた訳だし。」
蛍は呆れる。しかし桜はどこまでも前向きだった。
「楓! 重いっきり、おままごとしなさい!」
「はい! そうだ! 桜お姉ちゃんも一緒にやろうよ!」
「え!? 私ですか!?」
楓の発案で桜もおままごとに参加することになった。
「蛍ちゃんも! おままごと!」
「はあ!? どうして俺が!?」
「拙者3代目。蛍ちゃんを殺そうか?」
「楓が言うなら、蛍狩りでもするか?」
ふっふっふ、と子供2人に脅迫される蛍はビビる。
「やります! やらせてください! おままごと!」
蛍は楓と源実朝の軍門に下った。
「そうだ。おままごとは人数が多い方が楽しい。おまえたちも参加しろ。」
「ええ!?」
蛍の発案で築たちも、強制的におままごとに参加が決まった。
寸劇「おままごと」が始まる。
「アホ―。」
カラス役のアホガラス。
「冷息。」
冷たい風役の雪オカマ。
「薬はいらんかなめ。」
通り過ぎる薬屋役のナメクジ先生。
「お兄ちゃんどうして死んだの!?」
「お兄ちゃん! 楓を置いていかないで!」
楓と源実朝は兄の築の死を悲しんでいる。
「どうして俺が死体役なんだ!?」
「黙れ! 大道芸人!」
「ギャア!?」
蛍は築を黙らせ、本当の死体役にした。
「お父さん! お母さん! 楓さんを拙者に下さい!」
「誰がおまえなんかに楓をやるものか!」
おままごとのテーマは「楓の実家の両親に挨拶に来た源実朝」である。
「駆け落ちしたらどうするんですか!?」
「フギャ!?」
楓の母親役の桜が、タヌキの置物で父親役の蛍を殴り気絶させる。
「うちの娘で良ければどうぞ。」
桜は快く楓と源実朝の結婚を快く許した。
「やったー! 楓ちゃんと夫婦だ!」
「楓! 拙者3代目のお嫁さん! 幸せにしてね!」
寸劇おままごとはハッピーエンドを迎えた。
「許しません!!!」
その時、鎌倉幕府の屋敷から、源実朝の母である北条政子が現れた。
つづく。




