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ハイファンタジー・オンライン  作者: さんぜん円ねこ
陽炎戦記
1955/2518

台風が来るぞー、おー!!!

 台風七号の凶悪的なとこは、その大きさ。

 暴風圏で130キロメートル。

 中心からというから、直径ってことだよね。


 強風圏は東側と西側で大きくずれてる。

 東には陸地が無いから、どんなに広くても気にしなくていいとはしても。

 500キロメートルちかくあるという。

 西側の一番広いところは280キロメートルっていう。


 GoogleMAPで、280キロメートルだというと。

 東京から愛知県まで直線で結んでもまだ、余裕があるという範囲。

 これ、中心から西側へむけて一番広い範囲なんだよね。

 すごいよね。


 で、強風圏って15m毎秒の風が吹くらしいのよ。


 そんな台風。

 ひどいことになりませんように。

 ボクの棲む実験都市は、官民連携で生まれたメガフロートの上にある。

 本土からの干渉は殆ど寄せ付けないって話だけど。

 それはたぶん、エサちゃんのお爺ちゃんが盾になっているからだと思う。

 政界にはフィクサーとしての一面でみられ、経済界では()()()()()()()()的なイメージ。


 まあ要するに、首魁のような人物なんだわ。

 そんなイタリアンマフィアみたいな人たちと、ボクは家族ぐるみで交流してて。

 可愛がってもらってた。



 ナプキンを買いにコンビニへ。

 レジに並んだ時、

「マ、マルか?!!」

 って声がかけられた。

 聞き覚えのある声に敏感に反応したボクは、首だけでなく体ごと左に飛んでた。

「なんで逃げた?」


「な、なんでですかね?」

 震える声のボク。

 だって、ベック・パパの声をした青年を見るのは初めてなんだ。

「で、だ、誰?」


「ベックだよ」

 やっぱりそうか。

 アバター名とリアルな外見が似合わない。

 いあ、本当はハナ姉から容姿については聞いてたんだけど。

「ああ、その様子だと知ってるのか、アレから聞いた?」

 うん。

 聞いた。

「誤解があると思うけど。俺の好みはマルちゃんなんだよな」

 レジ、会計しろよ。

 後ろつかえてるって――あ、ボクもだ。

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