第2話 はじめての
「どうなさいます? そろそろ……」
ベルンの言葉に、アレクは首をかしげた。
「うーん。そうだなあ……。参加させるにはまだ早いかもしれないけど、とりあえず、明日一緒に行ってみようか。ソフィアはまだ、竜自体を見たことがないって言ってるし。実際に戦うってなると、全然違ってくるだろうから」
一時はどうなることかと思われたソフィアの精霊魔法も、なんとかそれなりに形になった。
手のひらサイズだった精霊たちは、ちょうど子供くらい――三歳児くらいにまで、その姿を大きくすることができるようになったのだ。
夕食のあと、ソフィアが台所に行ったタイミングを見計らって、アレクとベルンは二人、顔を突き合わせていた。
その横をゴーレムたちが忙しそうに通り過ぎて行く。三人がここに滞在するようになって、何かと余分な用事が増えているのに違いなかった。
「ソフィアさん、こわがらないでしょうか」
「多分、こわがるんじゃないのかなあ? でも、そこは慣れてもらわないと」
こわがるとかこわがらないとか、そんなことは問題じゃない。そんなのは慣れてしまえばいいのだから。
むしろ気にかかるのは、ソフィアの精霊魔法がどれくらい役に立つかということだった。
ベルンの思考は、少しずれているような気がする。ベルンは"女性とはか弱いもの"という幻想を抱きすぎていると、アレクは思った。
「ずっと考えていたのですが――」
「なに?」
「ソフィアさんで、大丈夫なのですか? 彼女の能力に疑いを抱くわけではないですが、彼女はあんな性格ですし――。可愛らしい方ですけど、正直、やはり戦闘には向いていないのではないかと。いくら魔力があっても、戦いに耐えられるだけの精神力がないと難しいと思うのですが」
そうきたか。
ソフィアに対しては、"アレク様を信じている"とか何とか言ったくせに。
「まあね。でも、彼女は弱虫じゃないとぼくは思っているよ。自分が奴隷になってまで、養い親の薬を買った子だからね。逃げることもできたのに、彼女はそれをしなかった。――それに、偉そうな口を叩いて命令に従わない優秀な魔術師と組むぐらいなら、ぼくは素直で一生懸命なソフィアと組む方がいい。彼女には素質もある。そのうち変わるさ」
(変わってもらうさ。ぼくが見込んだんだから)
しかし、ベルンは首をかしげた。
「なるほど。でも、彼女が戦いを望まなかったら?」
「だから、聞いたじゃないか。最初に。彼女がぼくと一緒にくるって言ったの、ベルンも聞いてただろう? ベルン自身も説得していたくせに」
「それはそうですが、竜との戦いを実際に見たら、気が変わるかもしれません。最終的に世界を救うという大義名分があっても、目前で竜を殺し、ざっくりと解体でもしたら、ふつうの女の子は嫌になるんじゃないですかね」
「ベルンは女性に対して偏見もちすぎ。竜を殺すのも、鳥や獣を仕留めるのも同じことだよ。生きるためにやるだけだ。でも、もし彼女がどうしても嫌がるようなら――。その時はその時でまた、考えるよ」
二人がそこまで話し合った直後、ソフィアが手にトレイをのせて、軽やかに戻ってきた。
ふんわりと甘い香りが漂う。
「食後の紅茶はいかがですか? あと、お菓子も作ってみたのですけど」
彼女が持ってきたトレイにには、紅茶の他に、おいしそうなパウンドケーキも一緒にのせられていた。
「わーい! これ、全部ぼくがもらってもいい?」
「あ、でも味見をなさってからの方が……。お口に合うかどうか、自信がないんです」
そう言いながら、ソフィアはテーブルにカップと紅茶、パウンドケーキのお皿を並べた。
パウンドケーキはきれいにスライスされていて、中には小さなフルーツのようなものが入っていた。
アレクはその甘い香りと出来栄えに目を輝かせる。
「大丈夫だって。ぼくの鼻と長年の直感が、これはおいしいと予言している」
「予言とはまた、パウンドケーキごときに大げさな」
あきれたようにアレクを見たが、それは無視する。
「じゃあ、ベルンは食べないでよね。ソフィアの手作りケーキは、ぼくがひとりで完食する!」
「いえ、せっかくですから私も……」
アレクはパウンドケーキを一切れ、口にほおばった。
少し緊張した様子で、ソフィアがアレクの様子をうかがっている。
「あの……、いかがですか?」
一切れを一度に口に入れたせいで、もごもごしているアレクの様子を見て、ベルンがあきれ顔で言った。
「アレク様、口に入れすぎじゃないですか? いっぱいじゃないですか。それで、味が分かるんですか?」
もごもごもぐもぐしながら、アレクはパウンドケーキの味をかみしめた。
「うん、おいしー!」
ソフィアの顔が、ぱっと輝く。
「ソフィア、これ、おいしいね。これなら毎日食べられるよ。あ、でも、いろいろな味を試すのも、もちろんいいけど。――ほらね、ベルン。だから、ソフィアは"できる子"なんだってば」
「ありがとうございます」
ほおを染めて照れるソフィアを見ながら、アレクはさらにパウンドケーキの味を楽しんだ。
ベルンは紅茶をゆったりと飲みながら、その様子を見守っている。
「アレク様、ソフィアさんに――」
「ああ、ほう。へゆんはひっへひょ(ああ、そう。ベルンが言ってよ)」
パウンドケーキをまた口に入れすぎて、アレクはまともにしゃべれていなかったが、それを、ベルンはおどろくべき読解力で聞き取った。
「ソフィアさん」
「はい?」
「アレク様とも先ほどお話ししていたのですが、明日、竜狩りについてきませんか?」
「え? いいんですか?」
「ソフィアさんは、今回初めてですので、私とアレク様が竜を仕留める様子を見ていてください。ひとまずは、我々の狩り方を覚えていただかないといけませんから」
ソフィアにおびえた様子はない。
「はい! わかりました」
力強く、ソフィアはうなずく。
ソフィアのはりきりぶりに、ベルンは拍子抜けしたようだった。もっと最初からこわがると思っていたらしい。
「大丈夫ですか? こわくないですか?」
念を押すように言うベルンに、ソフィアは首をかしげた。
「まだ、見てないですから、何とも言えないですけど……。でも、やる前からこわがっていても、仕方ないでしょう? やると決めたことは、私、ちゃんとがんばりますから」
きっぱりとソフィアは言った。
(ほら、見ろ)とアレクがベルンを見ると、ベルンは頭をぽりぽりとかいてごまかしていた。
「うん、エライ。エライ。ソフィア」
アレクは、紅茶を飲みながら、ソフィアをほめる。でも、視線はしっかりと残りのパウンドケーキに向けられていた。
ふっとベルンも笑って、また紅茶をひとくち飲んだ。
「そうですね。明日は、がんばりましょう」
「はい」
ソフィアは思ったより前向きだ。
そして何より、ソフィアの作ったお菓子がとてもおいしいのが、イイ。
翌日、アレクとベルンは、ソフィアを連れて、近くにある狩り場のひとつを訪れた。
平地で、木は比較的まばら。きちんとした道があるわけではないが、視界は悪くない。足元には、このあたりに生息するキノコがたくさん生えていた。
遠くから、獣の咆哮が聞こえてくる。
鳥がけたたましい鳴き声を上げて、バサバサと飛び立つ羽音に、ソフィアはびくりとした。しかし、すぐに気丈な顔に戻る。
「大丈夫。この辺りにはそれほど危険な生き物はいないから。竜も小さいしね」
アレクはソフィアの手をとった。
「ちょっと腕を出して」
差し出された白い腕をとって、アレクは短く呪文を唱えながら、その腕をなぞる。
すると、彼女の腕に赤黒い古代文字が浮かび上がった。
「これは……?」
「保護魔法だよ。痛みや傷を完全に防ぐわけじゃないけど、かなり軽減してくれる。ぼくにも、ほら」
アレクは腕をまくってみせた。アレクの腕にはびっしりと古代文字が浮かび上がっている。
「ソフィア、ぼくの言った注意事項、復唱してみて」
「ひとつ、わたしは絶対に手を出さないこと。ふたつ、風の精霊は必ず自分のそばにおいておくこと。みっつ、狩りの様子をちゃんと見ていること。よっつ、周囲への警戒も怠らないこ
と」
「そう。よくできました。風の精霊は君を守ってくれる。彼らの感覚は鋭い。何か異変があったら、すぐ教えてくれるはずだから。自分の身を守ることを最優先にするんだ。ぼくたちはなんとでもなるから」
「わかりました」
ふわりとアレクのそばで風が揺れる。
三歳ぐらいの子どもぐらいの大きさになった風の精霊である少女が、ふわりとアレクに近寄り、何か言って微笑んだ。精霊の言葉は分からないが、「ソフィアのことは大丈夫」というような意思表示だろう。
「じゃあ、ベルン。行くよ」
「御意」
既にベルンは、周囲に感覚を研ぎ澄ませていた。
魔族であるベルンの感覚は、アレクの何倍も鋭い。エルフも同じような感覚を持ち合わせているが、魔族の方がより優れている。
「北北東の方角に一匹……。それほど離れていません」
「よし、今日は運がいいな。それで行こう」
二匹、三匹と群れている竜もいるが、それではソフィアの身が守りづらい。必要なら一匹だけをおびき寄せて――、と思っていたけれど、最初から一匹で行動しているなら、好都合だ。
ベルンを先頭に、三人は足をしのばせて、林の中を進んだ。
しばらく行くと、ベルンが振り返らずに小声で言った。
「微かに、西の方にも気配がありますな。二匹。どうされますか?」
「距離は?」
「かなり離れています。これぐらいなら大丈夫かと」
「よし、じゃあ急ごう。さっさと仕留めるぞ」
「御意」
さらに林の中を進んだところで、ベルンが足を止めた。
アレクはソフィアに目で合図をする。宙を漂う風の精霊が、険しい表情で前方を見ていた。
ベルンの気配が微妙に変わった感覚が、アレクの肌を伝ってくる。ぞくぞくと肌をなでるような感覚。
見た目はほとんど変わらないが、魔族の特性がベルンの表面に現れているのだ。
背中のライフル銃を下ろし、アレクは弾を込めて構えた。
(――いるな)
アレクの目にもようやく、その竜の姿が映った。
牛よりも少し大きい。硬そうな皮膚に覆われたその体は茶色で、ところどころ赤みがかっている。
手足には鋭い爪。カンガルーのように筋肉の発達した足。ワニのようなするどい歯。ぎょろりと動く爬虫類の目。
おそらく、まだ若い。メスだ。
眉間を狙えば、アレクの特別製の銃なら一発で仕留められるが、今回はそれが目的ではない。あえて外して、後ろ足を狙う。
息をとめ、狙いを定めた。
ダーン!
竜の左足に弾が命中し、血が噴き出した。
「ギシャアァーッ!」
甲高く、竜は大きな声で怒りの声をあげた。
続けて反対の足に、もう一発。
ようやくこちらに気づき、竜の目がギョロリとアレクをとらえた。ガッと開いた大きな口は真っ赤で、鋭い歯がぎらぎらと見えた。
竜がこちらに向かってくるより先に、ベルンがざっと前に進み出た。
硬質化したベルンの皮膚は、黒く、鈍い光沢を放っている。長く鋭い爪を両手に生やし、ベルンは竜に切りかかった。
人ではありえない跳躍力と力強さで、竜の攻撃をかわしながら攻撃し、弱体化を狙う。
両足を打ち抜かれた竜の動きは本来よりかなり鈍い。だが、それでも傷を感じさせないような足さばきで、竜はベルンの攻撃をよけた。
アレクはその間にすばやく竜の背後にまわり、少し離れたところで、詠唱を開始した。
竜の力を吸収するための古代呪文。
詠唱時間が長いため、ベルンの援護がなければ、一人では無理なのだ。
ふと、ベルンの視線が別方向にそれた。
(なにかいるのか?)
詠唱を途中で止めれば最初からになってしまう。ベルンからの合図もないので、アレクは呪文の詠唱を続けた。
あと少し。
「ギギャアーッ!!」
けたたましい竜の悲鳴。
ベルンの鋭い爪が、竜の顔面に傷を入れたのだ。竜は短い腕で顔を押えて、地面にもんどり打ち、倒れた。
(いいタイミングだ……!)
しばらくすると竜は、立ち上がろうともがき、足をふらつかせながら体勢を立て直そうとした。
アレクはそのタイミングを逃さず、詠唱を続けながら勢いよく踏み切り、腰にさしてあった短剣を構え、竜に馬乗りになり、勢いよくその体に短剣を突き立てた。
「我が血潮となり、我が力となり、永久に生き続けることを許す。いにしえの契約を結べ」
短剣が青白い光を放つ。
竜は低く、「グウウ」とうなった。
短剣を伝わり、竜のわずかな力が瞬時にアレクの中へと流れ込んだ。
がくりと竜が事切れる。
その時、ビュウウウウッと強い風が、アレクの背後を吹き抜けた。
(ソフィアの精霊魔法――!)
それに気づいたのと、何か黒い影が視界をよぎったのは、ほとんど同時だった。
ソフィアの精霊魔法によって吹き飛ばされたのは、竜ではない。巨大な――蜘蛛。
「フシャアアア!」
草地に投げ出された蜘蛛は素早く立ちあがった。
ベルンが地面をけり、蜘蛛に切りかかる。しかし、蜘蛛は素早い動きでそれをかわし、ベルンの右腕を糸で絡めとった。
「ちっ」
こんな時に。
この森には何度も来ている。こんな巨大蜘蛛などいないはずなのに――。
しかし、そんなことを考えている場合ではない。
巨大蜘蛛の糸は、普通の蜘蛛の糸とは違う。太く粘着質で丈夫な上、糸から体の養分を吸い取る。捕まったら厄介だ。
「やってくれる……!」
アレクは腰の拳銃に手を伸ばした。特別仕様のこの拳銃なら、巨大蜘蛛の胴体ぐらい簡単に撃ち抜くことができる。
しかし、蜘蛛はそれより早く、アレクに向かって糸を吐き出してきた。
(うまく体勢がとれない――!)
打ち放った銃弾は蜘蛛の横にある樹の幹に当たった。
「風の精霊、お願い。もう一度、行って!」
ソフィアの声が響いた。
(あれほど手出しをするなといったのに!)
ソフィアに怒鳴ってやりたかったが、それよりも蜘蛛を仕留める方が先だ。
子どものような風の精霊が、蜘蛛に向かって攻撃をしかけた。
ベルンは、ようやく蜘蛛の糸を切り裂いているところだった。
蜘蛛は高くジャンプして風の精霊の攻撃をかわし、一気にソフィアまでの距離を詰め、糸を飛ばした。
「ソフィア!!」
アレクはさらにもう一度、蜘蛛の胴体を狙って撃った。
(速い……!)
弾は蜘蛛の胴体をかすめた。蜘蛛はさらに木と木を次々にジャンプし始める。
こうなると狙いづらいどころか、ベルンやソフィアに当たる危険性を考え、方向を間違わないようにしなければならない。
(軌道を読んで、一点を狙うか……)
しかし、蜘蛛のジャンプには法則性が見当たらない。ただ、やみ雲に飛び回っているだけのように見える。
(さっきの弾が意外に効いているのか?)
アレクが狙いを定めるより先に、蜘蛛は次の糸をソフィアに放った。
「しまった……!」
ベルンの硬質化した体ならともかく、通常の体なら、しばらくその意図に巻かれているだけで意識を失ってしまう。
「アレク様! 早くソフィアさんを!」
「わかってる!」
振り返ると、ベルンがようやく巻きついた糸を、短剣で切っているところだった。
ソフィアの体に巻き付けられた太い糸は、ベルンのものよりさらに、何重にも巻きつけられた。蜘蛛は彼女が弱いと判断して、先に彼女を仕留めるつもりだ。
アレクは、地面をけり、その太い糸に飛び乗った。そして、すぐさま銃を構える。
糸の先に続く蜘蛛の巨大な体。これなら外しようがない。
蜘蛛もこちらの意図に気づいたようだったが、一瞬遅かった。
ダンッ! ダンッ!
二発の銃弾が、蜘蛛に命中した。それとほぼ同時に、蜘蛛の長い脚が、アレクの背中を引っ掻いた。
「い……っ」
ズキンと大きな痛みが背中に走った。蜘蛛の糸から飛び降りようとしたアレクのひざから一瞬力が抜けて、地面に転げ落ちる。
大きな蜘蛛は、そのまま動きをとめてブルブルとふるえ、ついには足を縮めて動かなくなった。
「やりましたか――!」
ベルンがようやく自由になった体で駆け寄ってきた。
「ソフィアは!?」
青白い顔で、ソフィアはぐったりとして意識を失って横たわっていた。
「かなり吸われたかもしれませんな」
ベルンは短剣でソフィアの体に巻き付いた糸を切り始めた。もう本体が死んだので、体力を奪うようなことはないだろうが、それでも糸の強度は変わらない。
「全く切りにくい……」
仕方なく、アレクは魔法で小さな炎を出して、ソフィアの体に触れないところだけを焼き切った。
そうして残った糸をベルンが断ち切る。
「ふう。まさか、こんなところに巨大蜘蛛とは、想定外でしたな。先ほどの二匹の竜がそう遠くないところにおりますし、ここは早いところ、立ち去りましょう。――アレク様、おけがを!?」
少し冷汗が出てきたようだ。アレクのけがに気づいたベルンは、顔をしかめた。
「ああ……。最後の一撃ってやつだよ。大した傷じゃない。寝てれば治るさ」
「しかし、お顔の色が優れませんぞ」
「まあね。保護魔法はしてある。問題ない。それより早く、ここを立ち去ろう」
ベルンはうなずいた。
保護魔法をしていなければ、ひん死の重傷というところだ。
(笑わせる。この程度の不意打ちに苦戦していたら、神竜など、到底無理だな)
古代魔法の詠唱がもっと短縮できれば、この程度の蜘蛛などあっという間なのだが。
詠唱時間の長さ――、それが、古代魔法の最大の欠点だ。
(それにしても……。なぜこんなところに、巨大蜘蛛が現れたんだろう。 そもそも巨大蜘蛛のような古の巨大生物は、ぼくの知る限り、東のウォーデール大陸にしか生息していないはずなのに)
理由はわからないが、もしかしたら、これまでの生態系が、アレクの知らないところで変わりつつあるのかもしれない。
アレクは周囲に目を走らせた。幸いこの森には移動魔法が使えるような木がたくさんある。
痛みを無視して呪文に集中するのは簡単ではなかったが、それで失敗するほどではない。アレクは移動魔法で木に通路を開いた。
ベルンがソフィアを背負い、アレクの後に続く。
アレクは顔をゆがめながら、なんとか図書館の前までたどり着いた。
さっくり竜を狩るだけの予定が、思いがけず、手痛い狩りとなってしまった。




