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夏の終わりの甲子園  作者: 村咲 遼
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第21回俳句甲子園地方大会のお話

小説じゃなくてごめんなさい!

続き描きたいです。

 2018年4月5日、兼題が発表された。


 ・かえる【春・動物】

 ・春眠しゅんみん【春・人事】

 ・さくら【夏・植物】


 決勝句

 ・蜜豆みつまめ【夏・人事】


 地方大会によっては、決勝句は必要ない場合もあるとのこと。

 しかし、『春眠』と聞いて素直に『暁を覚えず』とそのまま呟く私のような人間では、本当に17文字で美しさを表現する高校生からは笑われるだろう。

 でも、


 我と蛙目覚めて囲碁の石を置く


こうするとどうだろう。

 一応囲碁は季語がなく、『囲碁の石』は松山市の史跡近くに、正岡子規と祖父の大原観山おおはらかんざんが囲碁盤を置いて囲碁をしたと言われる石が残されている。

 その横には四阿あずまやがあり、地域の方が囲碁盤と石を提供して自由に囲碁ができるようになっている。

 それに、鳥獣戯画のように蛙が人間のように石を置く様子は楽しいと思う。


 我は寝て蛙目覚めて囲碁の石


と最初詠んだが、蛙だけが囲碁をするのもと思ったのだ。

 言葉遊びのようだが本当に楽しいものである。


 今年も俳句甲子園が盛大に、熱い戦いになることを求めてやまない。

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