英雄
文字数自体は少ないですが終わりは結構まとめれました。
「あ、そうだ」
ボスが何かを思い出したように言った。
「今から御前会議にて今作戦の最終確認があるから君たちも来なよ」
「ってそんな簡単に一般軍人入れてもいいんですか?」
「皇帝陛下は今作戦の関係将校は身分証明、持ち物検査をすれば参加して構わないと仰られているからね」
今回の作戦にミスは許されないから皇帝陛下も現場の将校の意見を聞きたいんだと考えた。しかしそれは大きな間違いだと気づくわけもなく俺達はボスに着いていき御前会議に参加することになった。
「あっそうだ、部長1人参加させたいものが....」
御前会議にて
皇帝陛下が座られているところは布が遮って皇帝陛下を見れないが威圧感があるな。ちなみにこの帝国は独立戦争にて独立を勝ち取った国なのだ、皇帝陛下はその中で活躍された方の一人なのだ。
お、あの人は確か宰相のハンドラ様だっけ?
ハンドラ様はこの国の基礎を作られた方で皇帝陛下が信頼なさる数少ない方だ。確か皇太子殿下の教育係でもあったはず。この国の英雄と相応しい方々が勢揃いだ
「本日はお集まりいただきありがとうございます。早速ですが御前会議の方を始めさせていただきます。まずは陸軍作戦本部のヘンリー殿に作戦概要を確認していただきます。」
「はい、ただいま紹介に預かりましたヘンリーです、以後お見知り置きを。さて、今作戦の概要についてですが、こちらの地図をご覧ください」
そうしてこのセビミナ大陸の地図が出された。
「我が帝国はこのセビミナ大陸西部にあります、しかしわが国より西側にあるプリンシパラティーズ共和国、以後共和国と呼称します。があり我が帝国は海に接していないのです、そのため我が帝国は海路による世界進出をするために共和国を攻撃します。宣戦布告理由は共和国の東側に位置するスペーシングラードを不法に占拠しているとします。」
なるほど、うまく考えたな。
我が帝国は40年前にできた比較的新しい国である。その前にあった国は共和制であり隣国のプリンシパラティーズ共和国が当時の王国を滅ぼした後援助を受けて100年前に作られた国だ。共和制国家を作った時反発できないようにと重要拠点であるスペーシングラードを自国の領土として併合した。この背景をうまく使うらしい。
「戦略としては三つのフェーズに分けます。まず第一フェーズ、開戦二週間で敵国の奥深く、理想は敵首都の目前まで行きたいのですが。今回はその確認として一般将校の方々を参加することを陛下に許可していただきました。それでどうでしょうか?そちらの将校殿?」
と俺が指名された。にしても2週間か、この帝国の軍事とか知らないし早く来てくれよ
「第七砲兵連隊所属アタナ・タマフ・ハンシチョフ少将です」
「ふむ、ではハンシチョフ少将殿は二週間でどこまで進行できそですか?」
「そうですね、私が答えてもいいのですが私よりもこの国の軍事を知るものがいますよ」
「なに?!その者はどこに居るのですか?」
「来ますよ..もうすぐね」
コンコンコン
その時ドアを叩く音が聞こえた
「何者だ!もう御前会議は始まっているのだぞ!近衛兵は何をしているのだ!」
宰相は激昂している。まぁ仕方ないな御前会議に遅刻するなんて相当重い罰が下されるのが当然だしな
しかしそんななか
「....入れ」
皇帝陛下がこの御前会議で初めて発された言葉だ。軍略に飛んでいらっしゃる皇帝陛下が作戦を聞かされて質問しないのはおかしいと思っていたがこのためかと俺は思った
「「!?!?!?」」
俺と部長以外のみんなはかなり驚いている、そりゃそうだよな皇帝陛下といえば他に話さない方と部長から聞いていたし、常に御前会議にいるような上層部の人間だもんな
「失礼する」
そう入ってきて男はこの帝国の偉人そして俺の隊の前隊長
「遅いですよ」
かつて彼の名を帝国中、そして各国に名を轟かしたサントラオペスでの闘い、その戦いは帝国の独立戦争の実質的な勝利をもたらした戦いであった。そのことから帝国の人々はその男をこう呼んだ
「マトレオス殿」
サントロオペスの虎と
次回マトレオスの凄さを知ろうの回




