運命へのカウントダウン(前編)
私の初めての作品となります!
下手で、読みづらいかもしれないですが、読んでいただけると幸いです!
「あ〜、暑い」
今日何度目かもわからないため息をつき、服をパタパタと扇ぎなが ら、俊はぼやいた。
「浩輔のやつ……、急に呼び出しといて何十分待たせてんだよ……」
駅前は、陽炎がゆらゆらたち、風もほとんど吹いていない。
昔から、そんなに夏の暑さに強くない俊にとって、この環境は地獄だった。
ピリリリリ……。
「ん?電話? 」
スマホのディスプレイに、浩輔の文字が。
「もしもし……、なんだ浩輔か」
「俊、すまねぇ!」
「いきなりなんなんだよ……。今どこにいんだよ……、早く来いよ……」
「それがさぁ、俊に伝えた場所間違ってててさぁ、俺の家で勉強教えてくれよ!まじで申しわけない!」
「まあ、おおかた遊びに行こうとして、宿題をするの忘れてたとかなんじゃないのか? というか、まさかとは思うが、今まで寝てたんじゃないだろうな?」
「…………、そ、そんなわけないだろぉ!お、俺はそんな自堕落な生活は送ってねぇぞ!?」
「キョドりすぎだろ……」
「うっ。ま、まあ、とにかく早く来てくれよ!」
「まったく……、分かったよ」
「そんじゃ、待ってるぜ〜!」
「お〜」
ピッ。
「まったく、しょうがないやつだな……、はあ〜、待ち合わせが、駅でよかったよ……」
待ち合わせ場所の駅から、電車で30分、徒歩で10分ほどのところに学園はある。
俊の家は、本来待ち合わせにしていた駅から自転車で20分かかるところにあり、そして、浩輔の家は学園から徒歩5分程のところにあるので、つまりのところ、俊が損をしただけになる。
「あいつ……、絶対楽な方選んだな……。許すまじ……」
いろいろとぶつくさ言いながら、俊は改札へ向かった。
しかし、このとき、俊は知るよしもなかった。この後、まさか俊の身にあんなことが起こるとは……。




