↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
69/101

第六十九話 魔導の塔と風の力

「噂通りおもしろい魔法を使うんだねぇ」

シルフはくやしそうに微笑みながらもそう言った。

彼はずっと楽しそうだ。

楽しそうな人を見るとやっぱり楽しくなる。

スポーツのような戦いだと言える。


「これで、機動力は減ったはずです」

僕は、僕がシルフからお腹に蹴りを受けた時につけた氷の魔法についてそう言った。

地面と体をくっつけることは出来てないが

彼の右足の動きを完全に遅くすることが出来てるはずだ。


普通だったら、歩くことも走ることも難しいだろう。


「そうだね。普通の人だったらね」

そう彼は自信満々で微笑んだ。

そう言った瞬間シルフは浮いた。


「ぼくが風の精霊じゃなかったらね」

「ああ、やっぱり」

足を冷凍して、機動力を落としても、彼は風の精霊なので

風の力で浮いていた。

さすがに想像していたことだったが、実際に見るとなかなかつらい。なかなか彼にダメージを与えることができない。

手ごわすぎる。


「空中戦は望むところですよ!」

僕はそういって、オーラを纏った。

力をためて魔法をつかった。


「ワープ!」

空中に飛んだ。

魔導の塔に来る前のジージの修行によって、

大幅に魔法力がアップしているので

少しは空中に受けるようになってる。


ジージと修行する前には取れなかった戦法が取れるようになっている。

そこからもう一回

「ワープ」

瞬間、シルフのそばにとんだ。

しかし、シルフもそれはわかっていた。

にやりと笑ってこういった。

「近づかせないよ!」

その瞬間大きな風が発生しはるか遠くに弧を描いて飛んだ。

彼のワープは軌道を生成できるのが特徴だ。

僕のワープは直線だ。僕のワープはどちらかというと、凄いジャンプと言った感じだ。

彼は高速で運転しているような感じだ。


魔法量に雲泥の差がある。

近づく僕、逃げるシルフ


「空中鬼ごっこだわ」

ラクスが言った。


「高度なことやってるわ」

「すげぇなァ」

「すごいです!おにいちゃん!」

無駄に高度な遊びをしている、僕らに向かってギャラリーがわいた。


「ワープ」

シルフに近づく、シルフは風をまとい逃げる。

なんとか近づいて、攻撃を与えたい。

このまま鬼ごっこを繰り返していると、僕の魔法力が先に切れる。


「うーん」

魔法をやめて、立ち止まった。


「あれ、もう鬼ごっこは終わり?」

「そうっすねぇ」

このままだと、正直手も足もでないで、魔法力だけが切れる。

それはマズイ。

しかし、かなり強い。


遠隔魔法は打ち消される。

近づくと逃げられる。


「どうやったら、攻撃当たるんだ」

「ふふふ、さぁねぇ、一生当たらないかもね」

生意気な少年はそう言った。


「そういえば、浮きっぱなしですね、シルフくん」

魔法力にものを言わせて、凍えた足を使わなくていい空中にいる。


「それ、一晩中くらい、浮いてられる感じですか」

「ふふふ、さーねー」

わかりやすかった。さすがに一晩はムリだが、1,2時間は余裕という感じだろうね。


「1,2時間ってところですかね?」

「さーねー」

わかりやすかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。