***の日記・通
あはは・・・ふふふ・・・ついに我が娘、タウチに刺されてしまった。傷は大したことはない。でも、ここらが潮時なのかもしれない。このままだと、きっと私はあの子に殺されてしまう。あの子に人殺しなんかさせたくない。それが少しも親としての義務を果たせていない私のせめてもの償いだ。
家臣たちは・・・・みんな疲れ切っているようで見ているこちら側が申し訳なくなってくる。しかも、タウチが私を刺す姿を見てしまったものばかりだ。迷惑ばかりかけてクビというのもひどい話だが、一生それなりに生きていくことが可能なだけの退職金を渡しやめてもらおう。
最後に・・・・タウチへ
これまで本当にありがとう。本当にごめんね。私にはこんなことをいう資格はきっとないけど、最後に、最期なのでいわせてちょうだい。私はあなたを愛していました。たしかに、憎しみもあった。でも、少なくとも正気の時の私はあなたを愛していた。
このあと、私はタウチに命令しにいこう。「私に振るわれた言論及び身体への虐待を忘れよ。また、おまえがこの母を刺したという事実も忘れよ。これまでの辛い思い出はすべてなかったことにせよ。この後、たとえ、どんな力やどんな契約によってもこの記憶は甦ることはない。私の言葉では抑えきれぬ強大すぎる力を加えられ、思い出したとしてもすぐに忘れよ。」と。きっと、これらの思い出はタウチの未来に影をおとす。だったら、そんな思い出はないほうがいいのだ。ああ、そうだ。「母の死因は病死と記憶せよ。」とも命令しなければ。これまでは我が子をしばるこの言葉を憎く思っていたが、まさかこんなところで役に立つとは思わなかった。
私はタウチへの命令を終えた後、毒を飲み 自ら命を絶とう。
さようなら、私の憎き世界。
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本当に、タウチさんはおバカですねぇ♥なぜ、最後のページが破られていることに気づかないのか♥無実の罪を償うために自殺という罪をおかすとは・・・なんておバカさん♥




