戦いの始まり
そして、いよいよ、ゴンザレスとの
決戦となるのだが…
みぃと豆吉の話を聞いて、
ゲンサンとナベサンは裏山に行く。
山は小さいが、全体に灰色の結界が張ってある。悪魔の結界だ。
異様な雰囲気の中
ナベサンが、豆吉に『頼む!』と言った。
豆吉は『結界解除 オン!!』と唱える。
灰色の結界が消えて、金色の光が山を包み込んだ。
豆吉はパタパタ飛びながら
『結界解除できる時間は30分!効果が消えたら
閉じ込められちゃうよ!皆急いで!!』
「みぃ、ワシに掴まってな。さぁナベサン
行くぞ。豆吉、中で道案内頼むな。」
ゲンサンと、ナベサンの天使の羽根が大きく開き
豆吉を先頭に、裏山へ飛び立った。
異変を察知したコウモリが一斉に
飛び回る。
「なぁ、ナベサン!ゴンザレスの弱点が
わかったって本当かい?」飛びながら
ゲンサンが聞くと、
「あぁ、弱点はわかった。今は時間がない。
戦闘中に見せるよ」といってナベサンは
ニコッと笑った。
みぃが『ゲンサン、コウモリが飛んでくるから
用心してね。』
目の前に、コウモリの大群が迫る
「ちょいだしモード オン!!」
エンジェルソードを出し、
コウモリの大群を払っていく。払っても
どんどん飛んでくる。
ナベサンが「豆吉ー!翼頼む!!」
豆吉が叫ぶ
『翼硬化モード オン!!』
キィィーン!
ゲンサンとナベサンの羽根が
プラチナ仕様でカチッと固くなった。
豆吉が、『硬化時間がー』
皆で声が揃う。『30分!!』
ブゥンと音がする。
プラチナ仕様の羽根がロケットの様な
形になり、その中でくるまれたゲンサンと
ナベサンは、ヒュン!と飛んで
一気に山頂を目指す。
森田が「ロケット天使かよ笑笑」
高瀬も「見てみたいな、実際」と笑っていたけど、大志は何か嫌な予感がよぎっていた。
ゲンサンは、遠い目をしながら
「結界解除の時間が30分。
とにかく時間がなくてなぁ。翼硬化時間も
足りなかった。ゴンザレスがいるはずの
山頂についたところで、時間切れで
解除になれば、台無しだからなぁ。」
と言った。
ゴンザレスの、弱点は何か。
ナベサンは何を知ったのか。
山頂までもう間もなく。
寝るなよ、ゲンサン。話を聞かせてくれ。




