第10話:再開
「久しぶり、紅音(ちゃん)」
「えええええぇぇぇぇぇ!!!!」
(おおおお落ち着け私、でもなんで二人の名前が!?ああぁ、と、とりあえず深呼吸)
「すぅ~~、はぁ~~。で?なんで二人の名前を?」
「え~っと、まあ、なんてゆうか・・・」
「私たちも転生したの!」
「はーー!!えっ、原因は!?」
「ちょっと待って!ゆっくり説明するから!」
ー回想ー
「ねえ、紅音ちゃん遅くない?」
『何かあったのかな?』
「三バカはもう帰ったっけ?」
『跡つける?』
そして、私たちは三バカが紅音ちゃんの死体を山に埋めているところを目撃した。
「何してるの!!!!!」
「「「げっ、なんで来やがった!!!」」」
「もしかして、殺したの!?」
「くそ、ばれたらしょうがねえ!てめえも殺・・・」
『上』
「え?上って、えっ!きゃぁぁぁぁぁ!!」
「「「なに、うああぁぁぁぁぁ!!」」」
突然木が倒れて、私たちの意識は途切れた。
ー白い空間ー
「ここは、どこ?」
『?』
「おお!目を覚ましたか~!」
「え!うわ!!」
『!!!』
突然目の前に男の子?が現れた。
「ああ~先ず落ち着いてな。で、えぇと、まず、すみませんでしたーーーーー!!!!!」
『「はあ!!!!?」』
登場していきなり土下座。そりゃ驚きもする。
「ああ、何から説明すればいいのか。自分が死んでるのは理解してるか?」
『「うん」』
「結論から言うと、お前らは本当は死なないはずだったんだ。すまん。死んだのは俺の手違いのせいだ」
「はあ!ちょっと、詳しく教えなさい!!」
「わかったから、胸ぐらつかむな!」
閑話休題
「ええと?要するに、あなたは三バカを殺すつもりだった。それに近くにいたあたし達が巻き込まれたって認識でいいの?」
「それでいい。もともと俺の仕事は魂の管理で、人を殺すのは管轄外だ。あの三人はどうしても俺がしまつしたかったからな。その慣れない作業に巻き込まれてお前らは死んだ。ほんとすまん」
「はあ、もういいよ。死んだもんはしょうがない。地球にもあまり思い入れとか無いし。ツグミもそれでいい?」
『うん』
「おお、ありがとう。で、お詫びもかねてお前らも紅音がいる世界に転生するってのはどうだ?」
「えっ、紅音は転生してるの!?」
「ああ、だらかお前らも・・・」
「早くしなさい!」
『お願い』
「ああもう、せかすな。チート付きで送ってやる。行って来い」
「えっ、早い!」
『!』
「せかしたのはどこのどいつだ!いいから行って来い!」
『「うわああぁぁぁぁ」』
ー回想修了ー
「てゆう感じで送られた」
「なるほどそれでか~」
「だから、また三人一緒だよ。紅音ちゃん」
「まあそれは嬉しいけど、このエルフたちどうする?」
「「放置!!」」
「そう、さて、じゃあ私たちの再開と冒険を祝って私の『闇魔法』の空間にある食材でパーティーしよう」
「「賛成!!!」」
(さようなら、エルフの村。そういえば、Aの本名、まだ知らなかったな。なんだろう?少しだけ悲しく感じるな。まあ、縁があったらまた会えるか)
ー白い空間ー
「ははっ、ようやく旅立ちか。さて、あれほどの力で波乱が起きないはずもないし、紅音、お前はこの世界をどう変える?期待してるぜ。ハハハハハハハ」
この日、白い空間にはオーズの笑い声が響き渡った。




