七話
高二で最初に習った数学なんだっけなぁ~と二年前を思い出したながら参考書開きました。全く解き方覚えてませんでした。
追記
Twitterにてアンケートを行っております。沢山意見欲しいので是非覗いてください
@YuzukiAoba
テスト期間1週間前となった。この日から部活停止期間となり、いつもはいろはと二人で帰っていたが、そこに翔太が加わる。
今日は三人+同じ時期にテストがあるみさきちゃんも家に呼んでから四人で強化勉強をする予定である。
四人とも文系なので、高校が違ってもそこまで範囲変わらんだろうと判断した翔太が、みさきちゃんと連絡しあって決めた。
「それじゃあ俺は美咲を迎えに行ってくるから」
「おう、いってらっさい」
一度俺に荷物を預けてから、こちらへ来ているみさきちゃんと合流しにいく翔太。俺達はそれを見送ってから家に入った。
「よし!二人が来る前に先に少しやっておこっか!」
リビングのソファーに荷物を置き、俺を見てから両手に拳を作り、グッ!と気合いを入れるいろは。
「いろは」
「みーく――――んっ」
気合い入れるいろはが可愛すぎるので不意打ちでキスをする。いろはは一瞬ピクっとしたが、すぐに受け入れてくれた。
キスだけで胸をいっぱいに満たす幸福感。一度酸素が足りなくなって唇を離す。
「……もっかい……いい?」
「……うん」
「おーっす!緑!美咲来たぜー!」
「お邪魔します」
「いらっしゃいみさきちゃん。ゆっくりしていってね」
「こんにちは美咲ちゃん」
一度勉強を中断してやってきた翔太達に麦茶を出す。
「今どこしてた?あ、美咲荷物」
「ありがと」
サラッとみさきちゃんが持ってる学生鞄を受け取る翔太。流れが完璧過ぎて一瞬感動を覚えた。
「今数学してた。ベクトル」
あそこマジで意味わからんのだが。てか数B全体的に訳が分からない。きっと向いていないのだろう。
反対に、翔太は数Bは得意だが、数IIはあまり得意ではない。だから二人で勉強してる時は教え合いながらなんとかやっている。数学だけ。あとの他の教科はトントンだからな。
………ったく。なんだよ平面ベクトルって。そんなの計算する必要あんのか?
昔見てたアニメでベクトル計算とか言われてもいまいちピンとこなかったけど、習ってから分かった。第一位様すげぇと。
一○通行に尊敬の念を送ってから勉強に戻る………やっぱベクトルの計算意味わからん。仕方ない、今回のテストは勘でやるか。
四人で黙々とやり始める。席順は俺といろは、向かい側に翔太とみさきちゃんがリビングのテーブルで勉強をしている。
分からないところが会ったら成績優秀ないろは様とみさき様がいるのでとても捗った。相変わらずベクトルは分からないけど。
黙々としていると、翔太の腹の虫が悲鳴を上げた。チラッと外を見ると既に暗くなり始めていた。
いろはが笑い始めたのを皮切りに、俺の家は笑い声に包まれた。
「はっはっはっ………はぁ…ご飯にするか」
「そうだな!何を用意してるんだ?」
俺は台所に行きキッチンの電源を入れてから暖める。昨日からずっと煮込んでいるので、比喩ではなくマジモンで舌がとろけるものになっている。
「角煮だ」
ちなみに作者のセンター試験の数学は過去最低得点で完全にやらかしました。何点かは聞かないでください。
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土曜日にカクヨムにて新作を公開する予定です。異世界系なのでカクヨムです。カクヨムにて連載中の『幼い頃より鍛えた魔導への自信は魔導少女達により秒で粉砕した』の方もよろしくお願いします。ぶっちゃけこれより力入れてます。




