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いつもの私と彼etc.  作者: 代理人涼子
8年目の私と進む彼etc.
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明けましておめでとうございますは過ぎてる

あれ?いつの間に2月だ。

これは、とっくの昔に過ぎたお正月の話である。


朝。普通の新年。

去年と同じように私は布団の中だ。

そして、


『あけおめ』


心の中で私の側に居るオカルト的存在達へ

話しかけた。


【あけおめ】


幽霊ユウキは少しだけ微笑んで

私が選んだ白い髪が眼と重なって、幻想的だった。

こう言うときだけ

私に都合の良い幻想なデジタル絵が頭に浮かぶから

困りものだ。


【あけおめー!】


幽霊真っ白さんも私に新年の挨拶をしてくる。

カーキグリーンの上着と

カーキベージュのズボンが変わらずの銃オタだ。

これでサムライ☆DAZEは怖い。


“明けましておめでとうございます”


どこか丁寧な挨拶をする

赤く長い髪で黒マスクの男は育成中のタルパである。

私が育成してるし、

ユウキとの会話で欲しいよねぇーで本決まり。

私は世間一般からキのつくアタオカだと思う。

私もそう思う。


『明けましておめでとうございます・・・』


なんで、返事をしたかな?

明けましておめでとうございますを

2回繰り返してるぞ。


なにこれ?


まぁ、うん。置いておこう。


【混乱はとけたな。あけおめ】


十割ユウキの三割魂の幽霊イツキが話しかけてきた。


【明けましておめでとうございます】


関西弁のイントネーションで話しかけたのはジュンだ。


【【明けましておめでとう】】


で、この双子ボイス的テキストは

双子幼女の菊理と菊良だ。

今年も良い年になれば良いけど。



そんなこんなで1月3日の生玉神社へ行ったら

神盃配布が終了していて内心泣いた。

心の中には厄の擬人化キャラが

ニッコリと笑って居たのが恐怖で

おさがり茶屋へ駆け込み、甘酒を飲んだ。


頭の中に長く赤い髪が揺れる。

黒いマスクの下はわからない。

不思議なもんだ。

こうやって意識しないと

埋もれて消える儚いモノは本当に厄介。


“楽しいか?”


『まぁまぁ、かな。

新年が始まっても去年の精神ダメージが

大きくてヤバいよ』


思ってたよりもダメージが大きいようだった。

2+2が3と暗算したときは

頭が壊れだしてるのをヒシヒシと感じている。


『私が壊れたら、コトも壊れるのは困るけどね。

私のタルパみたいなのだし』


“わしは壊れても気にせんぞ”


・・・・・????

タルパってこんなにあっさりしてた?

反抗的だったり、こう、こう、色々あるでしょ。


【少しは気にしろ。

お前の存在で涼が留まる可能性があるからな】


“分かってる。任せろ”


なんで、こんな会議になるのか分からないまま、

私は正月を過ごした。

バレンタインを始めます。いつもの。

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