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第2-50話 囚われの勘違いプリンス アレン

本日ラストです……。疲れた……。アレンも登場します。

『バレン君‼ あれ? 寝てる』


 私がバレンを抱えてラノグロアに入ると、駆け寄ってきたのは二人の少年。きっと、この二人は彼の仲間なのだろう。

 あたりは薄暗く、風車が回らない程度の優しい風が、私の頬を優しくさする。

 どうやら私の体格は現実世界と同じで、身長148センチ。

 対して体力や腕力などはゲームと同じで、私よりも背が高い彼を持ち上げられるのは、そう考えても良いかもしれない。


「それで、君たちはバレンの友達でいいんだよね?」

「そうっすよ。オイラの名前ははレネル。でこっちが幼なじみの」

「ロムです。本当にすみません。バレンって、気になった人はすぐ敵視するし……。と言っても稀だけど。それに、一日のほとんどを寝て過ごしているんですよね」


 まるで猫のようなバレン。でもそんなに寝て大丈夫なのかな? この二人なら詳しく知っていそうだし、ベッドに横たわらせた方が良いかもしれない。

 ちょうど良いタイミングでガデル達とも合流し、宿屋の手配も風魔が終わらせてくれたのでみんなで移動する。


「明理さんでしたっけ? 一つ質問があるんですけど……」

「なんですか?」


 隣を歩くロムが私に問いかけるが、頬を掻きながら口をモゴモゴさせたまま、次の言葉が出て来ない。

 彼は何を聞きたいのだろうか? それがわからないまま宿屋に到着したのだった。



 ◇◇◇アレストロ城 アレン目線◇◇◇



「ちょ、離してほしいんすけど。なんなんすか?」

「あらあら。もう麻酔切れちゃったのね。面白いじゃないの。魔法の使用しがいがあるわね」


 クネクネと不気味な動きをする男性。その近くには、黒いマントを羽織った人。俺は誘拐されたのか?

 早く元の世界に戻りたい、けど、戻り方がわからない。見渡すと玉座や金の柱といった、ザ・城‼ の空間が広がっている。

 念の為もう一度。ザ・城‼ という空間が広がっていたのだ。って、なんで俺はこんなところにいるんだよ?

 校舎は? 校舎はどこ? いやいやいや、もうすでに城だとわかっているから、もう遅いじゃん‼


「ルーア。本当にこの人がアレンなのか?」

「みたいなのよねぇ……。あちらのお仲間さんもはっきりアレンって言ってたし」

「……ふむ。……にしては、相当焦っているように感じるのだが……」

「もうジルグちゃんったら。人の顔伺っちゃって」


 この人達は、俺で何をしようとしているのだろうか? 煮るなり焼くなりって言いたいけど、どう見ても絶対敵じゃね?

 ヤバいじゃん。最悪じゃん‼ 夢であってほしい。いや夢の方がいい。これ夢だよね? 夢なんだよね? 夢じゃなかったら人生終わりだァァァ。


「感情がわかりやすい分、表情の変化が忙しいな。一度落ち着いてもらいたいのだが……」

「え、あ、その……。はじめまして宮鳥亜蓮です……」

「この子、切り替えも早いわね……」

読んでいただきありがとうございます。


無事に6回更新できました。


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