第2-35話 大乱闘ギルド対抗戦
今回のは即席なので、ご了承ください。
◇◇◇翌朝◇◇◇
「アレン。起きなさい‼」
「そうなんだりょん‼ 寝ているのはアレンしゃんだけなんだりょん‼」
「チェ……リス……。フィ……レン……」
「早くしないと厄介なことになりかねない」
「風魔さん」
「うんうん。もっと元気に弾けちゃおうよ♡♡♡」
「フランさん……」
なんだかものすごくだるい。昨日頑張りすぎてしまったのだろうか? そういえば、昨日は今までで一番多く、特異点魔法を使っていた。
確かに特異点魔法での疲労は、普通の活動よりも重い。多分使いすぎで体力が限界になって……。
「いい加減起きなさい‼」
「は、はいぃー⁉」
やはり女の言霊攻撃には適わなかった。チェリスが怖い。昨日戦った巨大鬼よりも怖い。布団の中に潜っていたいけど。出ないと平手打ちを受けてしまう。
重いダンベルで押しつぶされそうな身体を持ち上げ、少しずつ体勢を起こす。ゲームなのに節々が痛い。腕も持ち上がらない。
ここまで悪化するとは予想できなかった。本当に、複数回特異点魔法を使える彼女のルグアが、羨ましすぎて憧れる。
会いたいけど会えない。会いに行きたいけど、その道は塞がれていて、前へ進むことができない。
いつになれば、この足止め状態から解放されるのだろうか? そして、今もフロア上空に浮かぶ惑星は何なのか? 気になってばかりだ。
「ボケーっとしてないの‼ 置いてくわよ?」
「今行きやす‼」
◇◇◇第二十層 広場◇◇◇
ギルドメンバーを引き連れ、目的地に到着した俺。宿屋でグダグダしていたせいで、対戦相手は不満そうにこちらを見ていた。
待たせてしまったのは申し訳ない。けれども、俺は、普段と同じ立ち回りができるかわからない。どちらにしろ、これにはギルドの運命がかかっている……。と思う。
「さ、始めましょ。ギルド対抗【アーサーラウンダー】vs【ヴィランオートマター】。開戦よ」
「とと、唐突すぎっすよ‼」
「そう? 相手の方はやる気満々みたいよ? ほら、全員ステージに上がって」
「あ、はい……」
対戦相手は謎のクレーマーギルド。どこからギルド名を仕入れたのだろうか? そっちの方が気になってしまう。
俺以外はみんな張り切っていて、逃げ出せそうにないし、きっと俺が【アーサーラウンダー】の代表。ギルドの団長だからしょうがない。
一斉に準備体操をする参加者。風魔が決めたことだし撤回もできないので、俺も輪に入ると、
「バトルスタート‼」
チェリスの宣言で対抗戦が開始された。
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