5 笑わない笑顔
『――確認しますが、本当にそれでいいんですか?』
「はい。万が一失敗した場合でも、責任は僕の方にあるという事で」
フランツが管理局に説明をはじめてから、もう十分あまりが経っていた。
テア号は二号信号場に到着している。
今は電気照明でぼんやりと照らされた転轍機、つまり線路を切り替える装置をまたいで、上り線へと切り替えているところだ。安全のために、人が歩くほどの速さでゆっくりと動いている。
『……わかりました。しかし急な事とはいえ、危ない役目を強いてしまって、本当に申し訳ありません』
管制官の声には、低くザリザリとした雑音が混じっている。
会話をリンテに聞かれたくなかったフランツが、管理局に頼んで周波数を変えてもらったせいだ。テア号の無線機では聞き取りにくくなるが、途中でリンテに反対されるよりはマシだった。
『631、こちら管理局。いま、そちらの斡旋会社の方がお見えになって、事故保険の証書を届けていかれました』
「了解、管理局。この仕事の早さは、さてはオーラフさんですね?」
『ええ、手回しが早くて…………あ、私語すみません。では631、くれぐれもお気を付けて。また何かありましたら、遠慮なく連絡してください。管理局、オーバー』
小さく微笑む声を残して、無線が途切れた。
運転席の真下で、従輪がガタギシと大きく鳴る。テア号が転轍機を渡りきったようだ。
フランツは左手で動力梃子を手前に引いて速度を殺すと、右手ですばやく手動制動機を完全に閉めきる。トスンと軽い揺れと共に、テア号はその場に停車した。
「停車確認」
速度計の針がゼロまで落ちきった事を確認して、フランツが手を上げる。
すぐ横の転轍所で、窓から顔を覗かせた信号手が旗を振って応える。
転轍所といっても、二号信号場のそれは、ちょっと大きめの小屋みたいなものだ。一面に大きな窓がついている以外は、銅ぶきの屋根といい、黄ばんだレンガの壁といい、どう見ても民家にしか見えない。
がしゃ……ぎりぎり、と、後ろから重々しい音が聞こえてくる。
転轍機を戻しているのだろう。転轍所の屋根に風見鶏のように立つ転轍指示器が、クルッと回転すると青い面をフランツに向けた。
(いつも思うんだけど、転轍指示器って縦置き風車に似てるよね。四枚羽根だし)
そんな事を考えていたフランツは、ふと自分の首筋を伝う汗に気がつく。運転席はいつの間にか真昼の日なたのように暑くなっていた。
「……換気しないと」
機関車は、いってみれば巨大なストーブのようなものだ。常に高温の蒸気が配管を流れているから、否応なしに車内は暑くなる。いろんな蒸気装置に囲まれている運転席にも、常にどこからか熱が漏れ出していた。
ドアについた操作輪をフランツが回すと、ガラスが下がって窓が開く。とたんに、氷水のように冷え切った空気が運転席になだれ込んできた。
夜の砂漠というのは、実はとても寒くなる。空気に湿気がないので、熱があっという間に逃げてしまうためだ。気温は日が落ちると共にぐんぐんと下がり続け、真夜中ともなれば毛布かストーブが欠かせなくなる。
よく冷えた空気は運転席だけでなくフランツの頭も冷ましていく。
少し落ち着きを取り戻したフランツは、リンテの連絡を待ちながら作戦を、つまり本当の計画をおさらいする。
ざっと考えても、問題点がいくつも出てきた。
一番の問題は、貨車の重さだ。
貨車には消石灰という荷物が積まれている。主に建物の材料などになる白い粉だ。これが石の粉みたいな代物で、かなり重い。おまけにそれを運ぶ、〈ホッパー車〉というカゴのような形の貨車が、これまた重い。なにせ総鉄製のがっしりした貨車だ。荷物と貨車、二つ合わせて倍重いという事になる。
今や用済みとなった運行計画書を開くフランツ。書かれた貨車の重さに、思わず頭を抱えそうになる。
貨車八両、その重さは合計すれば三百トンに迫る。とてもテア号の、一台だけの制動機(ブレーキ)では歯が立たない相手だ。連結制動機と呼ばれる貨車本体の制動機がなければ止められない。
そしてそれが、次の問題だ。
貨車には、そもそも非常制動機があるはずだ。
非常制動機が真っ当に動いていれば、機関車から切り離された貨車は、暴走せずに勝手に止まる。でも止まるはずが、現実には止まっていない。前情報の通り、おそらく貨車の制動機そのものに故障があると見て間違いない。
となれば連結制動機が動くという保証はどこにもない。むしろ動かない可能性が高いだろう。
さらに連結器が無事か、貨車が傷んでいないか、などなど、問題点を上げ始めたらきりがない状態だ。
「……だからもう、問題は考えない……」
白い息と一緒に、フランツはポソッとつぶやく。
(どのみち問題点が全て最悪だったとしても、何とかなる)
フランツは自分にそう言い聞かせる。
なぜなら、フランツが管理局にした説明とは、要約すれば次の言葉に収まるからだ。
(「いざとなれば、脱輪させて止めます」)
脱輪とは脱線の一歩手前の状態だ。レールから車輪がずれ落ちて、地面に乗り上げた格好になる。フランツはわざとテア号を貨車にぶつけて、貨車かテア号かどちらか、または両方を脱輪させようと考えていた。
おおよそ作戦と呼べる作戦ではないし、依頼された〈無事な確保〉とは真っ向からぶつかるが、フランツには勝算が全くないわけではなかった。
二号信号場から二号付属までは、比較的ゆるい坂が続く。貨車の速度は落ちるだろうから、脱線させずに脱輪にとどめるのは不可能ではない。もちろん被害も少なくないが、放っておくよりはマシだ。
もし二号付属からの急な下り坂に貨車が入ってしまうと、その先には〈第一山岳線〉との合流点が待っている。第一山岳線は事故を避けた列車で混雑しているはずだから、万が一にも貨車を侵入させるわけにはいかない。
管理局がフランツの無茶を了承したのも、そういった、背に腹は代えられない的な事情のためだ。
「リンは……大丈夫」
フランツがリンテを蚊帳の外に置いたのは、彼女に被害と責任を被って欲しくないからだ。
事が脱輪で済んだとして、先頭にいる機関車は間違いなく修理場行きになる。また、やむを得ないとはいえレールや車両を壊せば、それなりの責任を取らされ、下手を打つと多額の弁償まで要求される事になる。
幼なじみで大親友である以前に、フランツにはそういったゴタゴタにリンテを巻き込みたくない事情があった。
(それに、僕一人なら何とかなる。まだ若いし、いい評判もある。借金したって、十年もあれば返せるさ。夢がちょっと遠くなるかもしれないけど、それで評判が稼げるなら分のいい賭けだ)
フランツは計器腕板の時計を見つめて、自分に深く言い聞かせた。
お金を稼いで、いつかは自分の会社を持つ。それがフランツの夢だ。機関士なら誰もがそのあたりを目標にするし、実際に夢を叶える者も少なくない。
フランツの知っているところではハンスがそうだ。彼も十年ほど前までは、機関士だったと聞いている。
「……リンまだかな……ふ、ふぇくちっ!」
ぼんやりしていたフランツは、自分のくしゃみで窓を閉め忘れた事に気がついた。
さっきまで汗ばむような暑さだった運転席は、いつの間にやらすっかり冷え切っている。窓を閉めようと、フランツは操作輪に手をかける。
そのときだった。
誰かが車体を、コツンコツンと軽くノックする。
「……? はい」
フランツは窓から顔を出して、下をのぞき込む。
そこに立っていたのは、どこか不思議な雰囲気の青年だった。
二十歳ぐらいの若い男だ。紺色の耐熱服に輝く肩章は、〈一級機関士〉を示す金の三本線。乗務服はフランツより遙かに上品だ。
帽子は耳当てがついたつば付き帽。灰色のズボンは太腿がふくらんだ、いわゆる乗馬用の仕立てになっている。
しかし、フランツの目を釘付けにしたのは、何と言ってもその肩章だった。
(なんで一級機関士がここに?)
一級機関士は名誉ある等級だ。
優秀な機関士のみに与えられ、全大陸での無制限乗務が保証される。一級機関士の座を得るためには、多くの資金と高い技術、そして広い人脈が欠かせないと言われていた。
フランツのような駆け出しにとっては、まさに雲の上の話、常識の外側の世界だ。
そんな常識の外から、青年は軽く会釈をする。
「どうも、こんばんは」
まるで小鳥のように高く、少しかすれた声だ。
フランツは反射的に「どうも」と返してから、あわてて失礼にならないよう「こんばんは」と付け足した。
しかし、その後が続かない。
フランツと青年は、丸々五秒ほど見つめ合ってしまう。
「えっと……」
ようやくフランツが少し口を動かす。
青年も気がついたようで、ばつが悪そうに眉を下げた。
「ああ失礼」青年は礼儀を知っている仕草で、胸に右手を当て「僕はエルドルト・ラシェーゼルといいます。そちらは……」とフランツに手を返した。
フランツも最大限に礼儀正しく、帽子に手を当てて頭を下げる。
「フランツ・シュパッツです。……ラシェーゼルさん」
エルドルトと名乗った青年は、ふっと笑って白い息を吐き出す。
「同じ機関士ではありませんか、そんなにかしこまらずにどうぞ。ああ、呼びにくいでしょうから、エドで結構ですよ、シュパッツさん」
「なら、こちらもフランツで」
言葉だけでなく、動作の端々から気品をにじませるエルドルト――エドに、フランツはどう対応して良いのかわからない。
失礼にならないように、慎重に言葉を選ぶ。
「……ところでエド、さん? 僕に用事があったのでは?」
思い出したように、はたと手を打つエド。
「そうそう、そうです。少しお話したいことがあります。そちらに登っても?」
ハシゴを指差すエドに、フランツは断る理由もなくドアを開いた。長身を軽々と踊らせて、エドはするりとハシゴを登りきる。
「実はフランツさん……ああ、いきなり話を切り出して失礼。フランツさん、僕は……」彼は右手で後ろの方を示す。
フランツが振り返ると、ちょっとはなれた所に一台の機関車が停まっていた。暗くて細かい所は見えないが、大型機関車には間違いなさそうだ。
「あの機関車に乗っている者です。実は、ここで足止めされている間に、信号手からお話を伺いまして。フランツさんは事故処理をしていらっしゃるとか?」
「え、ええ、まぁ」
流れるようなエドの言葉に押されて、フランツはぎこちない相づちを打つ。
「それは大変なお仕事ですね。聞く所によると、かなり重量のある貨車が、八両も暴走中だとか。余計な心配かも知れませんが、まさかこの機関車だけで止めるおつもりでは?」
柔らかい笑顔を崩さずに、エドが優雅に、すいっと首をかしげる。
「い、いえ……もう一台、同僚が先に行ってますから」
「なるほど、もう一人いらっしゃるのですね。そちらの機関車は大型ですか?」
「いえ、僕のテア……あ、この機関車の名前ですけど、テアと同じくらいです」
「ふむ、つまり中型ですね……うん、テアとは良い名前です。由緒ある聖女の名前ですね」
エドは何を納得しているのか、一人でゆったりとうなずく。
妙に人なつっこいというか、ずいぶんと馴れ馴れしいエドに、フランツは早くも苦手意識を覚えた。なるべく早く追い返そうと、フランツは自分から話を切り出す。
「エドさん。その、お話というのはその事ですか?」
するとエドは「これはしたり」とでも言うように、形のよい眉の間をぴしゃりと指で打つ。
「重ねて失礼を。つい話が脱線するのが、僕の悪いクセです。ああでも、列車を脱線させたことは一度もありませんよ。これでも無事故無違反が…………これもまた脱線ですね」
エドは子猫のように明るく笑い、人差し指をフランツに向けて立てる。
「それでは、本題にまいりましょう。フランツさん、もしよろしければ、僕も事故処理に協力させてはもらえませんか?」
「きょ、協力ですか?」
さらっと流れるエドの言葉を、フランツが飲み込むまでには少しの間があった。
しかし、フランツの理解を軽くすっ飛ばして、エドは立て板に水とばかりに話を続ける。
「ええ協力です。僕の機関車――バルテロといいます。なかなか良い名前でしょう? あれは力がありますし、三百トンの貨車ぐらいなら、楽に止め――」
「ちょ、ちょっと待って、待ってくださいエドさん! いったい――」
そこへ無線機の呼び出しベルが鳴る。フランツはエドを手で制してから、すばやくマイクをつかんだ。間を置かずに、スピーカーからはリンテの声が響く。
『貨車とすれ違ったよ、ラッツ! 場所はコーフォの谷、鉄橋の上!』
「コーフォの鉄橋? ちょっと待って!」
フランツが路線詳細手引を開こうとするが、続くリンの張りつめた声が、それをさえぎった。
『いいからラッツ聞いて、貨車が繋がってない! 最初の一両だけ、他とはなれてる!』
「何だって? リンどういう事?」
『連結されてないの! 三十秒くらい開いて走ってる!』
「――くそっ!」
本に手をかけたその格好のまま、フランツはまるで石像のように固まる。心臓がドクドクと早鐘を叩きはじめる。緊張で手足が冷えていくのがわかる。
(貨車が一両だけ離れている? 連結が外れた……いや、切れたか。という事は連結器だって壊れているかも知れない。マズいぞ、脱輪で抑えるには貨車全部が繋がってないと。後ろの重さで跳ねないように引っ張るつもりなのに、これではかえって衝撃で線路から押し出してしまう!)
『ラッツ! こっちは何分かで三号に入るよ、どうしたらいいの!?』
リンテの声に我に返るフランツ。気がつけば、真っ白になるほど、左の手首を握りしめていた。
「と、とにかく」
こわばったノドに力を入れて、フランツは声を絞り出した。
(もし脱線しても、最後尾のリンには被害はない。それは確実だ……そのはずだ)
「とにかくリンは作戦通り。作戦通りに折り返して……」
『了解、作戦通りね! また何かあったら知らせて!』
跳ねるような声を残して、無線機はまたぶっつりと黙り込んだ。
冷たい汗がフランツの耳の後ろをくすぐる。吐いた白い息が計器腕板を曇らせている気がする。針が読めない。いや、読めないのは未来だ。
「どうすれば……どうしたら……」
「だから力をお貸ししましょうと――」
「うわぁぁっ!」
フランツは飛び上がる。横からエドの笑顔がのぞき込んできたからだ。
そこからいったん顔を引いて、彼は訳知り顔でニヤニヤと笑った。
「……エ、エドさん?」
目をかっぴらいてシートのすみに後ずさるフランツに、エドは悪気はない、と手を振った。
「実はね、僕はフランツさんと管理局のやりとりを聞いたんです」
「周波数変えてたのに…………そ、それって盗聴じゃ」
「固い事は言わないで。僕が挨拶に伺ったのは、それがあっての事ですから」
エドが芝居じみた仕草で手を広げてみせる。
「いやぁそれにしても、なかなか勇気がおありだ。脱輪させて止める、責任は自分にある。その若さでその判断と思い切り。僕はね、そんなフランツさんに惚れ込んだんですよ」
「でも……」
戸惑うフランツに、すいっと顔を寄せるエド。ニヤニヤした笑い顔には、心なしかイタズラの色が加わっている。
「だからどうです? 僕を仲間に入れてくれませんか?」
低く落ちたエドの声。
フランツの背筋には、エドが一語話すたびにザリザリといやな予感が走る。これとは言えないが、エドの言葉に同意できない何かを感じるのだ。フランツは苦し紛れに、機関士の常識で抵抗しようとした。
「で、出ませんよ? 計画書にない仕事にはお金なんて――」
「ああ大丈夫、そんなもの必要ありません」
エドは、さもどうでもいいとばかりに、空の平手をパタパタさせる。そして、目を細めた薄笑いで、フランツをじっと見据えた。
「僕の得よりも、フランツさん。あなたの損の方を心配しては? 脱線被害は何かと手続きが面倒ですし、回されてくる弁償金だって高額です。借金の額によっては、機関車を手放して即廃業――」
言葉尻を伸ばしながら、耳打ちするようにエドが顔を寄せる。
「でも自分なら信用がある。見た目もいいし、年だって若い。ちょっとの借金ぐらいなら……十年もあれば何とかなる、ですか?」
驚きでフランツの息が詰まる。
管理局との会話でも話していない、フランツが心の中で言い聞かせた言葉を、彼は当てて見せた。化け物を見るように、フランツはエドを怖々と見た。
対して、エドは心外そうに肩をすくめて身を引く。
「驚いていらっしゃる? 失礼、物言いが少々雑なのも、僕の悪いクセです。別に心の中なんて読んではいませんよ。ただ、顔に書いてあっただけのことです」
すっかり明るい口調に戻ったエド。彼は再び、フランツを正面から捉えた。
「怖がらせてすみません。ただ、僕は純粋にフランツさんを手伝いたいだけです。もう時間もないのでしょう? どうです? 僕の手伝いは必要ですか?」
下を向いて、フランツはエドの言葉をかみしめた。
(このままでは、どのみち無事に済まない。得体の知れなさを抜きにして、いや、むしろ込みにしても、この場は彼に協力を仰ぐしかない)
フランツは決心して、キッと顔を上げる。
「エドさん、お願いし……ま…………」
「よろしい! お手伝いさせていただきます」
エドは晴れやかに笑って、ヒラリと運転席から飛び降りる。
しかしフランツはエドを見たまま、身動きひとつ無く固まってしまった。言葉が尻切れトンボに終わったのも、けっして弱気になったからではない。
気づいてしまったのだ。
エドの目がまったく笑っていない。
ざっと思い返した顔はどれも笑顔だ。しかし一瞬たりとも、目は笑っていない。凍り付いたブラウンの瞳は、常にまっすぐこちらに向けられていた。
フランツは弾かれたように身を乗り出す。砂地を飛ぶように歩み去るエドに向かって、思わず叫んだ。
「あなたは!」
「んー? 何でしょうか?」
ゆっくりと振り返ったエドの顔は笑っていた。そしてやはり、目は凍てつく無表情だ。
「……あなたは、何者ですか?」
つぶやくフランツの言葉に、エドは答えなかった。
ただ、人差し指を顔の前で立てて、ゆっくりと左右に振るだけだ。すぐにくるりと踵を返して、エドは自分の機関車へと歩いていく。
自分の手が小刻みに震えているのを、フランツは寒さのせいだと思いたかった。そうでなければ、悪魔と取引したような気持ちになるだろう。吐き気にも似た嫌な感触が、フランツの胸をじわじわと締め付ける。
無線機が呼び出しベルを鳴らす。
重い手をマイクに伸ばしたフランツは、ふっと時計に目をとめた。
秒針がやけにゆっくりと動いている。時刻は、七時半を指していた。




