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その後

 何処かの何時か。


「これでムーンストーンとアメジストは手に入ったな。」


 その“誰か”が目をやったのは、十二星座を連ねた円盤。7つ既に宝石がはめられており、今呟かれたものもあるべき位置に収まる。


「分かたれしムーンストーンとそれを繋ぐアメジストか。流石、だな。」

「この前も選別に失敗したお前とは違うんだ。そろそろ真面目に取り組まないと主に叱られるんじゃないか?」

「うむ………ま、まあ次の目星はついている、案ずるな。」

「君の心配なんかしてない、私にとばっちりが来るのを心配してる。」

「薄情な。」


 ミランたちを映していた水晶球は飛び去り別の物が引き寄せられた。


「此奴等だ。」

「ほう、いい方だろうね。今回は頼むよ。」


 映り込む次のターゲット。


 これは暇潰しであり主の望み。

 気まぐれな主を愉しませる余興。


 今は気にも止められていないミランたちの世界の水晶球に、彼らと接触する人物が現れていた。


これで終わりです。読んでくれた方、ありがとうございました。

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