表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『ブラックデビル』〜人類vs人間兵器〜  作者: ヒュンメン
大陸戦争編
33/83

033 やらねばな

フメイ大陸に上陸したクロガネは辺りを見回す。



「まだこんくらいしか集まってねえのか。」


するとトゲゾウが


「あれ?バンズも一緒なのか?確か、アメーメー大陸のグループじゃなかったっけ? 」


トゲゾウのツッコミに気まずそうに答える。



「あー、色々あってピス大陸にいたんですよ…… 」


バンズはヤマト王国との争いのことと、途中でメロルに襲われ、ヤングが死んだことを説明した。


「そうか、そっちはメロルか…… 」


今度は俺の番とクロガネが説明する。


「こっちはナツノさんがやられた。」



ナツノがやられた?六槍師のナツノが?

驚きで誰一人声を出せなかった。静まり返る空間でディープが声を絞り出す。



「……それは、本当なの? 」


「あぁ、こっちは俺の班以外全滅だ。敵の作戦にまんまとやられちまった。」



重く苦しい空気が流れる。



すると


「ねえねえ!師匠は? 」


もう我慢ならんとついにハヤトが切り出す。ハヤトの師匠であるサンダースの姿も、ここには無かったからだ。


「あぁ、師匠ならゼアの天山に行くって、、1人でアメーメー大陸に。」


ゼアの天山。ハヤトは一度だけ聞いたことがあった。どんな場所かは知らないが、サンダースと関係している場所らしい。


「良かった、生きてるんだね。」



重い報告が続き、不安になっていたんだろう。サンダースが生きている。このことを確認し、ホッと胸を撫で下ろす。



「あと来てないのは…… 」


「俺の親父だ。」


クロガネが腕を組みながら言う。


「ったく、何考えてるか分かりゃしねぇ。きっとこの大陸には来ねぇよ。」


明らかに苛ついているクロガネ。

トゲゾウがははは……と苦笑いする。




〜セラドンマー大陸〜


「ふむ、そろそろじゃな。」



「諸君、事態は一刻を争う。六槍師が中心となり、アカツキ義勇団の戦闘能力向上を目指すのじゃ。」


白髪に白い髭を生やした老人が、六槍師それぞれの受信機に連絡を送る。



「ワシも、そろそろやらねばな。」


老人はそう言って立ち上がり、鬱蒼とする森の中へと消えていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ