四十話
約2時間遅れ
遅くなってすいません
掲示板に書かれた英雄帰還の情報を聞きRedは急いで町に戻っていた
現在目的の人物はその人物の妹と会っているので町にいなかったが……
「レッドさん。急にどうしたのですか?」
掲示板を見て走り出したRedに追いついたMIRUがそう聞いた
「すまないね、掲示板にあのバカが戻ってきたって聞いて殴ってやろうと思ってね」
「わが友よ、言葉が乱れてるぞ? 普段はバカや殴るなんて言ってないはずだがどうした?」
「あいつに対してはいつもこんな感じだから心配しないで大丈夫だよ」
あいつという言葉によってRedのギルドメンバーはやっと理解することができた
会った時からずっと一緒にいるとだんだんと理解してしまったRedの態度。それは、礼儀正しく、長い付き合いじゃないとわからないほど分からない、分厚い心の壁
Redがその壁がなくしゃべる相手はたった二人だけ
それは【狂戦士】のSaki。そして、その兄である消えた英雄の一人である【救世主】のみだ
乱暴な言葉を使うとなると【救世主】だけだった
「レッドが元気になるならいいこと」
「この一年無茶ばかりしてたから」
そう言うのは双子のRenとRena
この一年何度かモンスターの大量発生や、経験値増量、トーナメントなどの様々なイベントがあり、そのすべてで最大の戦果を残してきた
そしてRedは昼は攻略、夜は隠れて英雄たちの捜索
その苛酷さは誰の目から見ても異常だった
「私は許さない」
「僕も許さない」
「ええ、その通りです。私たちが一番の心の支えになれないことは悲しいですが、その一番の心の支えである【救世主】さんがいなくなり」
「わが友を苦しませていた」
「仕方ない事件でしたけれど……許せません……」
その心はギルドメンバー全員が共通し、解決できない悩み
Redの心の支えである【救世主】のことだった
町に着き、Redはさらに走る
まずは暗黒騎士団のギルドホーム、Itukiの店、Walkerの店に行きつけのNPCショップなど
しかし、どこを探してもいなかった
「よう、レッドどうしたんだ」
そこで声をかけてきたのはZeroだった
「ちょっとあるやつを探しててね」
「多分お前が探してるのは最前線に行ったぞ。そろそろ日が暮れるから町の入り口で待っていれば会えるんじゃないか?」
Redは焦っているあまりに単純なことを忘れていた
普段ならその人物の行動は長年一緒にいることもあり、わかっていたのだが……
とりあえずギルドメンバーに今日の探索を終了することを言い、Zeroの言葉通りに目的の人物を入口で待つことにした
そして、その時はやってきた
町の入口に二つの影がある
それは【狂戦士】Sakiで、最も付き合いが長い人物の一人と、同じく最も付き合いが長いもう一人にして、目的の人物である者だった
「レッド……」
その人物はRedを見つけるなり走りより――Redの顔を殴った
「へ!?」
思わずRedは間抜けな声を出してしまった
その顔には痛みはない、ダメージもない
しかし、Redは混乱した。なぜ殴られると
普通なら殴るのは自分で、殴られるのは相手であるはずだ
痛みはないしダメージもないが殴らないと気が済まないと思ってた矢先のことだった
「おい、レッド何俺がいない時にめそめそしてたんだ? 俺はそのためにお前を助けたわけじゃないぞ」
そして思い出す
その人物の性格を……
ひねくれているその人物は……
そして、叫ぶ
その人物の名を
「ユー!」
Redの親友、幼馴染、ライバル、戦友、良き理解者などなど様々な呼び名があるその人物だった
「よくもやってくれたな。これがお返しだ」
そう言ってRedは殴り返す
その人物が返ってきた喜びで、唇を吊り上げながら
「僕がどれだけ君のことを心配したと思ってるんだ!?」
「俺も心配だったさ、お前が間抜けなことをしないかな」
殴られ、殴り返す
幾度も繰り返し続ける
「まったく、二人とも素直じゃないんだから」
その殴り合いは見てるのに飽きたSakiに止められるまで続いた
最近章が短くなってる気がする……
最近学校の方が忙しく、帰る時間が8時を過ぎる日々……
言い訳ですが……
そして、50KB以上のワードのデータがすべて壊れた……
適当なファイルをメモ帳で開いたような感じに……
それによって短期連載予定だったものと短編が一本ずつ内容がなくなってしまいました……
おそらくこの二つは書き直す気力もないのでもう書かないと思います……
FWOはデータは壊れましたが連載した分を見れば何とかなりますので連載は続けますのでご安心ください
これからもFWOをよろしくお願いします




