二十一話
遅れてすいません
最近学校のほうが忙しく……
これからはこんな事がない様に気をつけます
「で、きたのは良いけどさっきと違って何をすればいいのかわからないな……」
「えっ、先程と同じように周囲を警戒しながら歩いているんではダメなんですか?」
Youがつぶやいた言葉にRyuukiが反応する
You達は再びゴブリンの森に来ていた
そこまでは良かったのだが先程の戦闘があったため、ゴブリンの森に来たが全てのプレイヤーから警戒されている今の状況では誰かをPKする事も厳しいため、どこかを逃げ回っている可能性が高い、それも警戒がされていると分かってるここよりもほかの場所を逃げてると考えられる事をRyuukiに説明する
「ま、だからこそあえてここにいるって可能性もあるから気は抜けないがな」
「色々と考えてるんですね、さっきのSakiさんにいじめられていた姿からは想像できません」
「カナさんも結構ひどいことを言うよね。ハンナさんは意見あるか?」
「それしかないと思います」
Youの質問にHannaが簡潔に答える
「まぁ、アニメや漫画、小説なんかだとご都合主義で案外すぐに見つかるもんだがな」
とARASHIが言う
だが、ご都合主義など現実で起こるはずもなく、特に何もなく時間が過ぎていく
一時間以上経ったその時
Youの下にitukiからフレンド通信通信が来た
『簡潔に行くで。ユーくん、今生産職で集まってるんやがメイクのジーちゃんの所に先導者から通信が入ったみたいや、そこでユーくんの番号知ってる私が連絡したんや』
友達をもっと増やしておいたほうがええでと言ったのは全力で無視した
『なんや、反応ないな?取り敢えず先導者のスキルはフレンド登録をしてる奴にしか効果がないからな、そのまま私が先導者の支持を伝えるで。取り敢えずステをフルにAGIに振ってる奴等を物理的に厳しいから取り敢えず東側でゆっくりと追い詰めていくみたいや。細かい場所の支持とかは今関係あらへんから飛すで』
Youは皆に視線で合図をするとフレンド通信をつなげたまま走り出した
運良くここはゴブリンの森の近くだ。
始まりの街の門を通ると初心者の草原、ゴブリンの森、蜥蜴の洞窟と言う順番なのでRedの次につくはずだ
移動時間にitukiが先導者の効果を説明してくれた
何も隠す必要もなく、隠すことが出来にくいスキルらしく知らないことを言ったら驚かれた
先導者のスキルはフレンド通信を複数に繋げる事ができるらしい
通常は今itukiと話している様に1対1が普通だがそれを何人でもつなげることが出来る
と言っても複数人が同時に会話を出来るのではなく一対複数と様な感じで先導者自身でしかほかのプレイヤーの話を複数聞くと言うのはで出来ないらしい
そうこう話している内に門が見えてきた
「ささっと転移門を作ってくれてくれればいいものを……」
「確かに転移結晶とでもいうか分からないが転移できそうな場所はあるのにな」
愚痴を言ってるうちに門をくぐりitukiに指示を仰ぐ
少しの間の後にすぐに指示が来た
『一番近くの左にある路地に追い込むからそこで迎撃をしてくれやそうや』
そうして場所に付くと同時に路地から飛び出してくる
名前はZen、ROKI、GG
そのあとに続くRed
3人は勢いを殺せないのか、You達に突っ込んでくる
YouはROKIを蹴り飛ばしRedにぶつける
そのままRedがROKIを叩き落とす
ZenをHannaが転ばし、Sakiが吹き飛ばす
GGは大盾を構えたARASHIに正面からぶつかり吹き飛ばされた
なんだ、冷静に突き飛ばすだけかとYouは至極残念そうにつぶやく
「で、MPKさんよ。人を殺したのなら自分がどうなっても構わないよな」
Youは極めて冷酷に言い放つ
その眼はごみを見るような目線
前回の戦闘の時に性格は理解し、殴りつけるのに躊躇は一切なかった
「リュウキ、カナさん、アラシ。魔法の準備をしながら下がっててくれ」
無言で下がる3人。その意味を理解したのかRedも自分の後ろの3人に声を掛ける
「レキ、レナ、ダイスも下がってくれ」
いつか聞いたことのある見た目が同じな双子と神官服を着たDaisuと言うプレイヤーが下がる
前回と同じ煙幕モドキはこれで通じなくなった左右は壁、前にはYou達6人、後ろにはRed達6人がそれぞれいて逃げ場はなかった
Zen達3人は地面に寝そべったまま言い訳を始める
「待て、本当に人が死ぬか分からないだぞ? それにゲーム内で殺人したかなんて現実でも裁けないぞ」
「黙れ、聞く気はない。それに現実で裁けないならここで俺たちが裁くまでだ」
感情を感じさせない。そんな声だ
「その通りだな」
上から新たな声が割り込む
その人影はビルに座っていた
「【主人公】【救世主】よ、初めまして。私は【先導者】Vanと言うものだ。とりあえずはそこのごみをどうするか決めようじゃないか」
「そうだね、僕も賛成するよ」
Vanと言う者の声に同意するRed
そして、続々と捜索に参加してたプレイヤーが集まってくる
その時初めてZen、ROKI、GGの三人は敵にしたものが分かったのか震え上がった
敵にしたのはこのゲームに参加したもの全員
その事実で今まで感じたことの恐怖を三人に押し寄せる
「さて、裁判を始めよう」
Vanが静かにそう告げた




