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Fantasy World Online  作者: 棘田 清棘
狂人の事件
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十六話

Youの目の前には30は超える大量のモンスターから逃げながら、牽制に光属性の攻撃を放ち、逃げている女の子がいた


年はYouとはあまり変わらず女子高生あたりだろう

杖を持ち、巫女服のようなものを纏っている

おそらくは後衛職なのだろう


「加勢するか?」


「お願いします」


短いやり取りでYou達は動き出す

ARASHIが前に出て、Sakiがその横に、Youが中程に行き、Ryuukiが後ろに


「“挑発”こっちだ! 雑魚共」


「支援します“ガードアップ”」


挑発で敵を集めたARASHIに巫女服の姿の少女がいちまいの多数武器の呪符を取り出し支援をかける

支援はバフとも言われ、一時的に能力を高める魔法やスキルのことだ


恐らく格好、能力的に白魔術師系3次職の巫女なのだろう

もう一つの白魔術師系3次職の僧侶は回復能力が高く、巫女はバフ系や簡単な光属性の攻撃魔法が使える


しかし、攻撃はあくまで補助的なものであり中級まであたりしか使えない

ソロでこの洞窟の攻略にしては不自然すぎる


だが、少女に悪意を感じられないため、Youは一時的に理由を考えるのを後回しにした


「“ファイアーストライク”」


後ろからRyuukiのファイアーボールの上位魔法が飛んできてARASHIが集めきれなかったリザードウォーリアーの一体にあたる


Youはその敵に駆け寄りファイアーボールを放った後、パワーアタックで攻撃をする

そうしてリザードウォーリアーをはポリゴンとなり消え、Youは次の敵を倒すべく前を見る

そこではSakiがリザードナイトを倒しきるところだった


そして、モンスターの最後尾が突然ポリゴンとなり消える


「加勢する」


そこに居たのは顔を黒い布で隠し、くのいちを思わせる格好を思わせる少女がいた

恐らく大量にいるモンスターをみてピンチだと思い助けに来たのだろう


元々余裕のあるレベルで来ていたYou達4人に、最低でも20はある支援職、そこに相当なレベルで動く少女が加われば30体ぐらいではすべて倒されるのに時間はかからなかった


「助けて頂いてありがとうございます」


少女が頭を下げた


「名前とあの状況になった理由を聞かせてもらおうか」


Youの言葉に促されて少女は話し始めた


少女の名はKana

町で見かけた3人の男に臨時PTを申し込まれた

ナンパ目的かなと、最初は断ろうとしたが強く言えない性格の所為で押し切られてしまってここに来ることになった

三人の男はZen、ROKI、GGと名乗った

そして、盗賊系の2人がモンスターを引っ張って来たのを狩るという方式で盾役の男と2人で待っていた

そして、確かに2人はモンスターを引っ張ってきたのだがそのモンスターが先ほどの集団だった

逃げようとしたが盾役の人に後ろから突き飛ばされて3人はすぐにモンスターから逃げ出し一人取り残されて

You達に助けられた


「と言うことなんです」


Youは戸惑っていた

この少女の話を正直に信じていいかを……


「少しいいですか?」


くのいち風の少女がYouに向かって言った


「最近PKが出てるのは知っていますか?」


PK

プレイヤーをキルする

つまりは殺す行為のことだ

この言葉に反応したのはYouでなくRyuukiだった


「そんな馬鹿な! このゲームはPKが不可能なはず。いくら攻撃を当ててもダメージを与えられない」


「おいおい、リュウキ。気づいてんだろう。普通のPKじゃ無理だとは言えMPKなら十分にあり得るだろう」


「こうして私たちはその現場にいるわけだしね」


ARASHI、Sakiと続いてRyuukiの言葉を否定する


MPK、モンスターをほかのプレイヤーに押し付けて殺す行為

殺したってなんも特にならない、只の迷惑行為だ


只のゲームならそれでもするプレイヤーは少数でもいたのだろう

しかし、これはデスゲーム

この世界の死は現実での死になる


その意味をしっかり理解しているのなら、そいつはただの快楽殺人者だ


「私はそいつを追っている。実際にそいつの所為で死んだ者もいる。私はその現場を見た」


なるべく感情を殺しての言動

その手は強く握られている

おそらく少女にも何かしらの事情があるのだろう


「お兄ちゃん……」


「仕方がねぇな、サキがそこまで言うのなら俺らも協力するか……、いいだろ、テメェら」


「大将が 言うのなら」


「僕はユーさんに付いて行くつもりですよ」


ARASHIとRyuukiがそれぞれ笑いながら言う


「あれ? お兄ちゃん。私はこのシリアスな感じをどうにかしてって言うだけのつもりだったのにな」


「てめ、そんなに俺をいじめて、さらにシリアスな感じを破壊して楽しいか?」


「うん」


即答だった

そして、Sakiはまた別の笑いを浮かべた


「ありがとうございます」


くのいち風の少女は誰にも聞こえない言葉で言った


お気に入り登録数が一回減った……

ハーレムなし、チートなしとしたのが悪いのか……


しかし、俺は当初の予定通りのストーリーで行くぞ!


と、ショックを隠すために無駄に気合いを入れながら書きました


何か話が悪いのならアドバイスをもらえると助かります!


完結まで頑張るのでよろしくお願いします

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