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プロローグ 〜異世界転生!?〜
気がつけば僕は異様な雰囲気に包まれた街の端にいた。
過去の記憶は殆ど無い。だが一つだけ覚えている。それは……「死の直前」だ。
いつも通りの日常。外に出る。アスファルトの匂い。歩いていく。友達に会い、一緒に登校する。横断歩道で止まり、何気なく辺りを見渡す。横切る彼女。どうやら携帯をしていて赤信号に気づかなかったようだ。猛スピードで走るトラック。ふと気づけば、身体が動いていた。
__俺は……死んだのか。
よくあるシチュエーションに思わず溜息をついてしまった。
そして、恐らくだが……俺は「異世界転生」なるものをしてしまったらしい。
周りを見れば分かる、一つ目の子供、浮遊したままあちらこちらと移動している白くてフワフワしたヤツ、そして迫力のある大きな体に二本の角を生やした鬼……
「ここ……どこだよぉ!?」
そう、「あやかしの町」に。




