第13話 親からの苦難!?
次の日、彼と別れる間際のことである。
Γありがとうございました、誠二さん♡」
Γうん、またね、千歳♡」
Γええ、またお会い致しましょう♡」
そのような言葉をかわした。
彼は名残惜しそうに、私に手を振った。
私も手を振り返した。
家に帰ると、私は親に叱られた。
どうやら、パパ活か何かだと思われたらしい。
私は、親にチャットアプリとメール関連を禁止された。
したがって、私は精神的に辛くなり、1週間ほどベッドに寝込んでしまった。
そのときは、食事もあまりせず、ゼリー飲料と水を飲むだけであった。
それ以外の時間は、ほぼ寝ていた。
辛かった。
とても悲しかった。
1週間ほど経ったある日のこと、私はふと彼と連絡を取る方法を思いついた。
それは、ブラウザ版のSNSだった。
幸いにも、彼のアカウントが見つかった。
すると、前日に彼からチャットがきていたことが判明した。
<千歳ですか? 誠二です。 気がついたら、メッセージください。メッセージのやりとりができます。>
メールには、そう書かれていた。
私は恐る恐る、彼にメッセージを打つ。
<はい、千歳です。っ、誠二さん♡ かしこまりました♡>
彼からすぐに返信がきた。
<返信できたね。よかった...... 僕は今、夕食が終わりました。何かあったら、ここでメッセージください。>
<承知致しました♡>
それから私達は、毎日そのブラウザ版のSNSで連絡をとった。
あるときは、ボウリング(ボール投げる方)のスコア状況を私が彼に報告したり、彼は私に動画サイトにあげている曲の再生回数の状況などを報告したりした。
それでも私達は、夜寝る間際のメッセージに必ず、<愛してるよ、千歳♡><愛しております、あなた♡>という言葉を毎日入れた。
私達は、遠距離でも深く愛し合っていたのだった。
そのような形で、時は流れていった。




