前へ目次 次へ 39/44 第39話 「病室のパネル、一番扉から遠いところの角を基準にして……」 俺はその場所を確認するために、メモの内容を確認する。 そのうち看護師さんがやってきて、ごはんを持ってきてくれた。 「どうでしょうか。もうすぐ帰ることになっていますが」 昔懐かしい、と感じる食器が並べられる。 その感覚をたどると、どうも小学校の時に見ていた者なんだ、ということにたどり着いていた。 「一つ、頼まれてくれませんか」 「はい、どうしましたか」 俺はやってきていた看護師さんに床の場所の確認を依頼した。