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拝啓、遥か過去の自分へ  作者: 尚文産商堂


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第36話

彼が出ていったあと、残された俺は、残してくれたスマホの確認を続ける。

どうせ俺のことだ。

誰にも見せたくないものをどこか秘密のところに書き記しているはずだ。

「やっぱりここか」

そういうことを隠すなら、という場所で決めていたところがある。

メモ帳のアプリの中、それを作成日順に並びなおして、そこから古い順に見ていく。

すると、メモ帳の中にメモ帳というタイトルのモノを見つけた。

それこそが、俺が一番の秘密を隠すときに使うものだった。

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