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天才たちー人魚の伝説と魔法の花ー  作者: アーモンドフィッシュ
14/19

相談

結局、なんだかんだで私の番が来ることはなく、もちろん部活も普通にあったので学校は6時半に終わった。ていうか、私部活入ってないからないんだけどねー。

美希も部活は入ってないので、今日は結衣抜きで二人で図書室で自習することにした。

そこで私は、美希にあることを相談しようと思った。


「いやはや、結衣もなんだかんだで大変だねー、アイドル部ってどんな部活してるんだか、想像つかないよ」


『そうだね。……美希、ちょっと一つ相談があるんだけど』


「ああ、もちろん大丈夫だけど、どうかした?」


『それが、あまり大声で言えるものじゃなくて……』


「じゃあ、特待室で自習するか。」


『ありがとう』


特待室というのは、図書室の中にある、この学校の特待生だけが使える特別な個室。

ドアの鍵は学生証をタッチして開ける厳重なものなので、まわりの目を気にせずに、

なおかつ完全防音の部屋なので静かな落ち着いた場所で勉強ができる。

また爆音で音楽を流すことも可能。まさに夢のような部屋なのである。


「ふーっ!やっぱこのへや落ち着くー!!」


『そうだねー』


「ほんと、頭よくてよかったっていつもここ来るとそう思う。」


『確かにねー、こんな場所簡単に見つからないもん。』


「んで、そもそもここに来たのはかえでが相談を持ち込んできたからなんだけど」


『あー、ごめんごめん、まあとりあえず座ろう。』


うわぁ、そうだった、ここの椅子めちゃくちゃふかふかなんだった。

すごい座り心地いいー゜+.゜(*´∀`)b゜+.゜


「かーえーでー」(少し怒り気味)


『はっ、すまない!相談しますします』


私がしたい相談というのは、あの花の事についてだ。


『あのね、最近ちょっと暇があったから、あの名前のわからない花について調べてたのね』


「え?!ひまぁ?!源氏物語のテストがあるってのに暇があったの?!さすが天才の神様だぁー」


『うん、まあそれはどうでもいいことなんだけど、それで、私こんなものを見つけちゃったの』


私は、小説投稿サイトを開き、あの小説のページを見せてあげた。


「“絶滅したはずの海の花”?この小説がどうかしたの?」


『これのね、ここの行なんだけど……』


「ふむふむ、ふむ…… ありゃっ、このお話に出てくる海の花つうやつの見た目の特徴、かえでん家のやつにドンピシャじゃん!!」


『いやね、これはネットの小説だから本当とは限らないんだけど、これがもし私の家の花のことをいっているんだとしたら……』


「これは海の花と呼ばれていて、魔法の力をもっていると。ん?まほう?!」


『てなるでしよ。現実魔法はおとぎ話にしか存在しないわけだから、ほぼ信憑性(しんぴょうせい)がないなーとは思うんだけどねー』


「あまりにも特徴があいすぎだから偶然じゃない気もするーってことだよねー」


『うん……』


「あ、でもこの小説、まだ続きありそうじゃんね?それを読んでいけば分かるかもしれんよ?」


『確かに、それもあるかもしれないね。つまりちりつもで頑張れってことじゃーん』


「ほんとだね、毎日の積み重ねだね。」


『はあー、本読まなきゃー、美希、相談のってくれてありがとね。』


「いいんよー、困ったときはお互い様。」


『うん』


そのあとは美希としばらく授業の予習を進めていた。


「かえでー、ここの化学式が全く理解できん。解説してくれない?」


『ああ、これのこと?確かに言ってることは難しく聞こえるけど、この式を簡単なイラストで表すと、こうなるの。』


「ほう!あ、それで、あれが、わお、全部つながった!てかかえでが化学式をイラストに変換できるとこがすごすぎる。かえでにはやっぱかなわないなー」


『そんなことないってば。美希のほうが私よりスポーツ万能じゃん。バスケットボールはとくに美希の才能が誰よりも飛び抜けてるんじゃない?』


「かえでに言われると照れるなぁ~、あー!そうそう!」


『どした?』


「今日健人からバスケの試合のチケット二枚もらってさ、今度一緒に見に行こうよ!」


あ、確かそうだったね。(詳しくは 源氏物語のテスト2 をチェック!)

でもあれほんとは美希と二人で見に行きたかったんじゃないのかなー、二人ともバスケ好きだしね。それに前からうすうすかんじてたけど健人美希のこと好きなんじゃないのかな。まあもちろん本人の前でそんなこと言えるはずもなく。


『まあ予定は空いてるしいいけど。』


「やったぁー!!かえで大好き!!!」


『おお、ハグをするとは珍しい』


「いいじゃんハグしたって」


『す、すいません……』


「てことで、勉強勉強!」


『はい!』


私は思ったのだ、美希は成績は怪物レベルだが、性格も怪物なのではないかと。




しばらくたって。




『いやー、疲れたー』


「疲れたねー」


『早くお家に帰ろー』


「あ、私校長室寄らなきゃだから、先に1人で帰ってて」


えー?またなのー?校長室ってそんなに頻繁に行くとこじゃないよね。


『は、はあ……わかった。それじゃあねー』


「また明日」


校長先生とどんな話してるのかな…… 決して怒られてるわけではないだろうけど。

何か私たちにはない特別な関係があるんでしょうか……

うう、なんだか急に怖くなってきた……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


校長室にて


「あら、かえでとバスケットボールの試合を?」


「そうなんです、健人から二枚分」


「二枚……健人残念」


「ん?なんかいいました?」


「いえ、なんでもないわ」


「ところで、例のあの件なんですが……」

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