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真の正義は魔王軍にあり!?  作者: 北広 泉
第1章 魔界の正義
5/14

第4話 魔王城

短めに作ればいちいち保存しなくて済むから楽ですねw

「オグゥェ……」

マコトは虚ろな目をしながら下を向き、口から虹のかからない程度の吐瀉物を出していた。

『キュルウィィイ…フゥフゥフゥ…』

「ありがとなカエル。お前は今までのカエルの中で抜群に良い走りをしてたぞ!」

ロウダンはカエルを撫でながら褒めている。

全く何が良いのか。マコトはここで決意した。

(移動魔法(ワープか瞬間移動)…絶対覚えよう…!!)

『ギュルウィィイイイイイイ―――――!!』

カエルは青く淡く光り、シャボン玉の様になって消えていく。

「えっ!?死ぬの!?ここで!?」

「違う。妖精の姿に戻るだけだ。」

「はぁ!?あれ妖精なの!?」

化精(ケセイ)と言ってな。臆病で、化けてないと人前に出てこられないらしい。」

「ハァ…。」

マコトは溜息をつく。

「どーせその要請とやらも気持ちが悪いのでしょうね…。」

「…まぁそれは置いといて、付いたぞマコト。ここが魔王城だ。」

「あ…あぁ?うん…?さっきから少し気になってたけど…ここが?」

「魔王城だが?」

マコト大きく息を吸う。

「この綺麗に澄んだ青い空。」

大きく深呼吸。

「静かにそよぐ風に花の匂い。ここが魔王軍の本拠地、恐ろしき魔王の住む魔王城?」

「そうだが?」

「いや違うでしょォォォオオオオ!?いやほら!魔王城って言ったら、赤黒く染まった不気味な空に、猛獣の死骸がゴロゴロ転がってて、雷は常になって…そう!!ドラゴン!!ドラゴンが火吹きながら空飛んでる!!魔王城ってそんな感じじゃないの!?」

「・・・?」

ポカーンっと突っ立ているロウダン。

「どこの世界の事言ってんだマコト…?赤黒く染まった不気味な空?そんな気持ちの悪い天気になんかなるわけないだろ。一体何が降るんだよ。」

「…エッ?」

ロウダンに正論で論破されるマコト。

「いやっ…何が降るって聞かれましても…。」

「猛獣の死骸がそんな転がってたら、伝染病とかなるだろ。」

「デ…デンセンビョウ…。」

ロウダンは首を降りながら答える。

「常に雷がなってるとか…。容易に外で歩けないじゃないか。しかも何だ?ドラゴン?ハッ!ここはファンタジー世界じゃないんだぜ?(笑)」

「魔力とか魔王とか…ッ!!十分ファンタジー世界だよ!!…ってかドラゴンいねぇのかよ!チキショウ!!!」

このまま読者ゼロのまま進むのかな…(笑)

いや(泣)だな。ww

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