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真の正義は魔王軍にあり!?  作者: 北広 泉
第1章 魔界の正義
6/14

第5話 番人

ブクマ1件着きました!!(泣)

嬉しいものですね!頑張って続けてみますw感想、レビューお待ちしております。

良ければTwitter等でもコメください。

純白で、一寸の色の狂いもない、全てが均一で綺麗な外壁に、赤い屋根。まさしく白馬の王子様が住んでいる様な城。…のだが…。

「ここに住んでるのは、倒す方(王子)ではなく、倒される方(魔王)だとは…。」

マコトは困惑する。

「魔王様が待っている。早く行くぞマコト。」

ロウダンは少し焦りながら誘導する。


魔王城入口。

「デ…デカいなぁ…。」

頭防具だけ付けた、2人の巨人が座っている。

「……。」

息をしているという事だけは分かる。ただ動かない。

「な…なぁロウダン…?」

「待て…。」

すると向かって右側の巨人が、ゆっくりと口を開く。

「…ここに何のようだ…。」

とてつもない威圧感。容易には入れてくれなそうな、強烈な気迫や覇気を感じる。

「……ッ…!」

マコトはその覇気に場を持っていかれ、息を呑む。

「我の名はロウダン!転生者、正義真を魔王軍へ連れてくるよう魔王様に頼まれ、ここに参った!」

ロウダンはそんな気迫に一切躊躇せず、大声で巨人の番人に答える。

「………。」

無言の番人。

「…。」

「…。」

「…。」

「…。」

「…。」

「…。」

「…。」

「…。」

「…。」

………。


「……え?」

「いや長ぇよ!!なんだよその間は!?」

あまりにも異様で微妙な番人の間に、マコトが口を入れる。

「我の名はロウダン!転生者、正義真を―――」

「いやもういいよ!地獄か!」

「…………え?」

「お前はもういいって!これじゃあ番人の意味ねぇだろ!?」

「………ぇ―――」

「―――『え』はもういいよ!!!……ハァハァ…。」

マコトは連続ツッコミで体力を消耗する。はっきり言って、もう覇気も気迫も、一切感じなくなってしまった。

「ハァ……もう通っていいか?」

巨人の番人に訪ねる。

「………いいぞ。」

「『え』じゃねぇのかよォォオオオオオ!?」

ヒロインがいつになっても出てこない。考えてはいるんです。そこまで行かないだけなんです。

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