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はじめての奴隷商会

コンコン


ドアがノックされた。


「入るよ」


「どうぞ」


ガチャッ


扉を開けて入ってきたのはサーシェさんとレンだった。


「待たせたかな?」


「いえ、僕たちも今来たところです」


「一応この宿は宿泊できるように取ってある。必要なら使って構わないよ」


「わかりました。ありがとうございます」

遅い時間になるから泊まっていけということかな?


「さて、じゃあさっそく行こうか」


「ライカ、これから奴隷商に行くけどここで待っててくれてもいいよ?」


「ううん、大丈夫だよ。一緒にいこう」


サーシェさんとレンは出て行ったので俺達も付いて行った。


サーシェさん達はこの宿を出てさらに裏路地を進んで行った。

まぁ、さすがに大通りにはないか。


と思ったら裏路地を進んでいくと大通りに出た。

大通りをどんどん進むので俺達も逸れないように付いて行くと、マーリン奴隷商会とでかでかと看板がかかった建物に入っていった。


大通り沿いにあるんかいっ!


中に入ると、サーシェさんが受付っぽい人と何か話すと奥の扉を入っていった。

そこは通路兼牢屋になっていた。

牢屋の中は1畳ずつ位のサイズで区切られており、それぞれ一人ずつ奴隷が入っていた。

通路の右手には薄手の服を来た女性、左手にはムキムキマッチョの男性が並んでいる。


サーシェさんは奴隷達には一切目を向けることなく、スタスタと歩いて行く。

俺はつい女性の顔、胸、腰、足・・・と見てしまうが、、、


「イテテテテ」


急に腕に激痛が走ったと思ったらライカに抓られていた。


「もう、そんなにジロジロ見ないの」


「はい。。。」


うーん、ライカは置いてくるべきだったか・・・


通路兼廊下を抜けると、扉があったのでそこに入っていくサーシェさん達。

続いて俺達も入ると、応接セットみたいなのがあったのでサーシェさん達の正面に腰かけた。


そしてすぐに反対側の扉から奴隷商の人が入ってきた。


「サーシェ様、お久しぶりです」


「やぁ、マーリンジュニア」

マーリンジュニアと呼ばれた男性は、恰幅のいい・・・というかデップリと表現したほうがよさそうな体系にゴテゴテしたネックレスやらブレスレットやら指輪やら付けており、もう悪徳商人としか見えない。


「今日は新しい奴隷を買ってくれるのですか?」


「いや、要件は伝えたはずなのだがな。この奴隷を売買したいのでその手続きを頼みたい」

といってレンの肩に手を置いた。


「はい、伺っております。売買ですか・・・」

そういって俺達のほうをじっと見られた。値踏みされているようで気分が悪くなる。


「なにか?」


「いえ、そのお歳で奴隷を購入されるとは、ケン様はなかなか立派でございますね」

既に名前くらいは伝わっているということか。


「いえ」


「そう謙遜されずに。奴隷を購入しようとすれば少なくとも白銀貨は必要とします。それらを用意できるというだけである一定の力をお持ちということです。逆に言うと、力を持っている者は奴隷程度いくつか所有しているのが当たり前なのですよ」


「そうですか。それはともかく、手続きを進めてもらえますか?」


「分かりました。では手続きを開始します」

そういってマーリンジュニア・・・長いな。もうマジュニアと呼ぼうか。いや緑色のあの人の顔が出てくるからやっぱりやめておこう(笑)

懐から一枚の紙を取り出した。


「では内容の確認に移ります。サーシェ様とケン様はこの奴隷レンを売買代金白銀貨75枚で売買することに同意しますと書かれています。問題ありませんか?」

俺もサーシェさんも頷く。

「では奴隷の今後の扱いについてです。主人が奴隷を残して死んだ場合はどうしますか?」

「通常、どのように設定するのですか?」

「基本的には殉死するよう設定します。現在もそのような設定になっております。他には誰かに相続させることもあります」

「では、私が死んだ場合は姉のユイに相続するようにできますか?」

「分かりました、そのようにしましょう。続いて、逃亡を謀った場合の対応はどのようにしますか?」

「今はどうなっているのでしょうか」

「現在は逃亡が確定した段階で死亡するよう設定されております」

「死亡ですか・・・」

「奴隷というのは基本的に逃亡はしません。なぜならば逃亡先で現在よりも良い待遇になることが無い事を知っているからです。通常、奴隷を殺害した場合は罪に問われますが、逃亡奴隷は通常賞金首となり殺されても罪に問われることはありません。また賞金首は冒険者ギルドなどでも広く公表されるため逃げ切ることはほぼできないでしょう。そのことを奴隷も知っているためよっぽどの事が無ければ逃亡はないでしょう。そのため、逃亡した場合かなりキツイ設定をしても問題がありません」


「なるほど。ちなみに、死亡させる以外にはどのようなものがありますか?」

さすがに死亡ってのはちょっとね。。。


「そうですね・・・他には逃亡した時点で奴隷の四肢を封印して強制的に主人の基へ転送されるという事もできます」


「じゃあ、それにしてください」

逃げようとしたら死んじゃうとか怖すぎ。まだこっちのほうがマシだろ。。。


「では次に・・・・」

そういっていくつか奴隷の扱いについて聞かれ、答えていった。

奴隷の扱いなんて知らないものばかりだからもう困った困った。

ライカに目配せしてもライカだって分からない。結局、今どうなのか、普通どういう扱いをするのかを聞いて、納得できるものを選んでいった。まぁそれでも前世では人道的にありえないものも含まれていたが。。。


「では奴隷契約を行います。奴隷をこちらに」

そういうとマーリンジュニアはレンを引き寄せ下帯を取っ払った。

出て来たのは予想通り俺にもついているものだったが目がいったのはその少し上、大人だったら毛が生えるあたりに直径7センチ程の魔法陣が刻まれていた。

マーリンジュニアはその魔法陣に手を触れ魔力を込めると、魔法陣が光り出した。


「サーシェ様、こちらに血を」

そういわれると、サーシェさんは立ち上がり手持ちのナイフで指先を少し切ったかと思うと、指先の血をレンの下腹部にある魔法陣に垂らした。


「ではケン様、こちらに血を」

俺も続いて立ち上がり、親指を歯で少し嚙みちぎると、血を魔法陣に垂らした。


「では、売買代金の授受を行っていただきます」


言われて俺は魔法鞄から白銀貨75枚を取り出すとサーシェさんの前に置いた。


「サーシェ様、確認を」

サーシェさんは一枚ずつ数えきっちり75枚あったことを確認した。


「では手数料をお願いします」


そういえば、奴隷商では手数料がいるとかなんとか言っていたな。

どのくらいいるのか聞いてなかった。どうしたものかと思っていると、サーシェさんが白銀貨を5枚マーリンジュニアに手渡した。


手数料ってそんなにするのか!?


「手数料は白銀貨10枚で、買い手売り手がそれぞれ半分ずつだ。今手持ちがなければ貸しておこうか?」

サーシェさんに言われたが、、、この人にお金を借りるなんてとんでもない。


「いえ、大丈夫です」

そういうと魔法鞄から白銀貨5枚を取り出すとマーリンジュニアさんに手渡した。


「確かに受け取りました。では!!!」


さらに魔法陣に魔力を込めながら何事か呟き始めた。

マーリンジュニアさんは先ほどの契約の内容を書いた紙を見ながら結構長い時間呟き続けている。


「先ほどの奴隷契約内容を実行するための術式を埋め込んでいるんだよ。まぁ、通常設定と違う内容が含まれていたからちょっと時間がかかっているようだがね」

俺がじっと見ていたので、サーシェさんが説明してくれた。


「なるほど」


その後しばらく続いたが、最後に何事が言ったと思ったら魔法陣が大きく光り、そして消えた。

魔法陣自体の存在も見えなくなった。


「これにて奴隷契約は完了です。サーシェ様、奴隷の販売おめでとうございます。ケン様、奴隷の所有、おめでとうございます」


「ありがとう、マーリンジュニア。では私はこれで失礼するよ」


「サーシェ様、よろしければ見ていただきたい奴隷がおります。ですがお時間はとらせませんのでぜひ・・・」


「なんだ・・・俺はこの前オーベルを買ったばかりだから満足しているんだ」


「いえ、そのオーベルと相性のよさそうな娘がおりまして・・・」


そういいながらマーリンジュニアとサーシェさんは部屋を出て行った。


大方、大金を手に入れたサーシェさんに新しい奴隷を売り付けたいのだろう。


「俺達も行こうか」


「そうだね」


俺とライカが部屋を出ようとするが、レンが動かない。


「あれ?レン?」


レンはピクリとも動かない。


「おい、レン?レン?どうしたんだ?動けよ!なんだ??動けないのか??」


ビクッとしてレンがその場に膝をついた。


「はぁ・・はぁ・・・。。。ケン様これよりこのレン、性奴隷として務めさせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します」


「ああ、、それよりも、大丈夫か?」


「問題ありません。奴隷契約の場では意識と動きを封じられておりましたがご主人様の動けという声で動けるようになりました」


「そうだったのか。じゃあこれからよろしくな!レン!」


「はい、ご主人様」

メイドの恰好をしたウエイトレスさんに言われたいけど、レンにご主人様と呼ばれてもなんとも思わないんだからねっ!


「じゃあ、早くここ出ようよ」


「そうだな。レン、下帯を締めろ。行くぞ」

そういうとレンは下帯を元通り絞めて、俺達は部屋を出た。


「ケン様、またのご利用をこころよりお待ちしております」

受付の人にそういわれて店を後にした。

奴隷商なんていうからもっと汚くて粗野なイメージを持っていたが、接客は丁寧だったし奴隷の牢屋も不潔ではなさそうだった。ちょっとイメージが変わったかも。

ただ、商人ってやつの人を金としか見ていない感じは相変わらずだったな。


「じゃあとりあえずレンに何か服と装備、あと適当に食事して宿か船に戻りたいね」


「ボクもお腹すいた!そこのお店なんてどお?」

ライカが指さしたところには食堂があった。


「いやライカちょっと待って。レンをいつまでも裸でいさせるのはちょっとな。だから先に何か服を買いに行かないか?」


「ああ、そっか。そうだよね、ごめんねレン。先に飼いに行こう」

レンを見ると褌一丁の男らしい姿だ。あれ?でも前と違うような・・。


「いえいえ、私のために我慢などしなくてもいいのです。どうぞ、まずは食事に行かれてください」


「なぁレン。足枷は取ってもらったのか?」


「はい。あれは拘束するためのものではなく奴隷のトレードマークみたいなものでしたから。サーシェ様の商会のマークが入った、いわゆる宣伝用のものでした。こちらに来るときに外して頂きました」


「そうだったのか。さて、それは置いといてレンの恰好は目立つからな。一応俺達は目立たないようにしないといけないんだ。普通の服装を買ってから食事にしよう」


「いえいえ、でしたら私だけで買ってまいります。お二人は先に食堂でお食事なさっていてください」


「いや、行くならばいっしょに行こう」


「いえ、この時間ですと服を置いている商店はだいたい閉まっております。が、以前サーシェ様のお遣いで伺ったことのある店ならば走っていけばまだ店じまいしたところなので人がいるはずです。顔見知りということもありますのできっと売ってくれます」


となると、ここで問答する時間も惜しいくらいか。


「じゃあ、分かったよ。俺達はこの店にいるから目立たない服を買って、着て戻ってくるんだぞ」


「分かりました!急いで行ってきます!」

そういうと、俺はレンに銀貨5枚を持たせた。

レンは大通りを走っていった。


「大丈夫かな?」


「まぁこの町には俺達よりも詳しいし、大丈夫じゃない?」


「間違って逃亡とかしないよね?」


「逃亡なんてしたら大変なことになるのはレンも知っているだろ?」


「知ってる・・・よね?」

そういえば、契約の時レンは意識を失っていたんだっけ??


「でも、サーシェさんが教えてるだろ、そこは」


「だよね」


大丈夫であろう事にして、とりあえず俺達は食堂に入った。

適当に注文して食べ始めた頃、レンが戻ってきた。


心配していた逃亡とかは大丈夫だったのだが、別の事を心配しておけばよかったと後悔した。

なぜならば、レンの買ってきた服装は俺達のような村人基本服装ではなかったからだ。


「ただ今戻りました、ご主人様!」

そういって俺達のテーブルに膝をついて頭を下げたレン。


「よし、レン。まずは座って食事を注文だ。言い訳はそのあとで聞く」


「え?は、はい。。。」

そういうと、俺の横に座った。


「すみませーん、ジャイアントボアの生姜焼き定食を一つお願いしますー」

俺は定員に声を掛けた


「あいよー!」

注文を受けたにーちゃんが厨房へと入っていった。


「さて、レン。俺は確かに言ったはずだ。目立たない服を買ってこいと」


「はい、ですのでこれを・・・」

レンは水法被・褌・脚絆・地下足袋という恰好だったのだ。

あと舁き縄と晒しを巻いたら完全に九州のお祭りの人じゃないか。


「いや、目立つだろ?」


「目立たないですよ、ちゃんと体の露出を抑える服を選びましたから」


露出を抑えたって言っているが、水法被は袖こそ肘まであるが丈はお腹の前でとめるから腹だし状態だ。

その下は褌でギリギリ大事な部分は隠れているとはいえ、前から使っていた褌は所謂六尺褌と言われる前垂れが無いものだ。お尻は丸出しだし、脚絆は脛を守るためのものだから太ももだって丸出しだ。露出収まってないんだよ。


「いや、露出がどうとかいう問題じゃなくてだな。目立つかどうかって話なんだよ」

ちょっとヒートアップしそうになった俺の話を止めるようにライカが割り込む。


「まぁまぁ、可愛いからいいじゃない?」


今可愛さ求めてませんけど!?


さらにヒートアップしそうだ。


「ご主人様の意向に沿えなかった罰ならばなんなりと!」

なんて目を輝かせながらレンが言うから、逆に引いたわ。お仕置き目当てでわざとかとすら思えた。


そんな話をしていると、レンの分の食事が届いたのでとりあえず食事を促した。


「でだ、レン。契約の時のことは聞いていたんだよな?」


「契約の魔法陣を使い始めてからは意識が飛んでおりましたのでその時の会話までは聞いておりません」


「あ、そうなの?」


「はい、ただ精神と身体を縛る力が以前と何か変わったような感覚はあります」


「じゃあいくつか注意しておくんだが、仮に俺が死んでもレンは奴隷から解放されない」


「ご主人様と共に殉死できればそれで結構です」


「あと、俺達から逃亡をした場合も取返しが付かないことになる。俺達のもとを去りたいと思ったら勝手に逃亡なんてせずに必ず相談してくれ」


「は、、はい。わかりました」


「あと、一応レンが奴隷だったから売買なんて形を取ったけど、できれば普通に仲間としてパーティーに加わってもらいたいと考えている。どうだろうか?」


「もちろんパーティーには加わりお力添え致しますが、私は性奴隷でいたいです」

うん、あなたの発言が痛いです。


「だがなぁ、、レンはそれでいいのか?せっかく奴隷扱いしないと言っているのに」


「もちろんです。ご主人様こそ、私が奴隷でいればいろいろ便利ですよ!普段は雑用も致しますし、戦闘にも参加できます。夜はベッドの中までお供致しますし虐めて頂いていいんですよ?」


なんで俺が説得されてるの???


「わかった、わかったよ。レンがいいっていうならそういう事にしておくけど、俺は仲間だと思っているからな」


「もちろんボクもだし、ユイやジーナ、リンダだってきっと同じ気持ちだよ」


「私のような奴隷に勿体無いお言葉です」

ドエムここに極まれり、だな。


そんな話をしていたらいつの間にか食事は終わっていた。



食後、とりあえず今日は宿に戻って一泊し明日ラミーレ商会が開店してから戻ることになった。

宿への道はレンに聞きながら進んだ。

夜道、しかも裏道が多い順路のため自力では無理。さっさと分かる人を頼るのが一番さ。


そうやってなんとか宿が見え始めた夜道でのことだった。


「・・・け・・・て」


ん?なんか聞こえた?


「ケン、ちょっと先に宿に行ってて」

そういうと、ライカはこの歩いている裏道からさらに逸れて暗闇の中に入っていった。


「ライカ?」


なにかあるのだろうか・・・

「レン、何か聞こえたような気がしたが、何か聞こえた?」


「はい、人の声がしました。助けて・・・と言っていたようです」


そうか、ライカもそれが聞こえたのか。


「よし、ライカを追うぞ」


「はい」


そういうと俺達はライカが入っていった道を進んだ。

しばらく行くと、道端にぽぉっと淡い光が浮かんできた。


その光で見えたのは、ライカと道端で寝転がっている人の姿だった。


すぐにライカの傍に駆け寄ると、俺達よりももう少し大きい少年がケガをして倒れていた。そしてその少年にライカが【小回復ヒール】を使っている光だった。


「ライカ?」


「あ、来てくれたんだ。この子、ケガをして倒れてたから・・・」


「うぅ・・・」


「どお?ケガは治ったと思うけど、大丈夫?」


「ぁ・・・?」

回復魔法でケガが治るのは初めてのようで、痛みが無くなったことに戸惑っている。


「スラム街の子供のようですね。何かあったのでしょうか」

レンの説明ではスラムの子供らしいが・・・。この町にそんなものがあるのか。いや、まぁありそうだけどそういえばこの世界に来てそういう場所ってきたことが無かったからね。。。


「・・・ぁ・・りがとう」

倒れていた子はかろうじてお礼を言うと立ち上がった。

服装は俺達とたいして違わない村人基本服装だが、靴は履いておらず服も至る所に綻びが出来ていた。


「何があったんだい?」


「助けてくれたことは感謝するが、別に頼んだ訳じゃないからな」

そういうと、少年は走って暗闇の中に消えて行った。


とりあえずお礼を口にできるあたり悪い子じゃなさそうだけど、なんの説明もなく走り去るとは。

何か事情でもあるのかな。


「とりあえずライカのおかげであの子も助かったみたいだし、戻ろっか」

確かに心配ではあるのだが・・・。


「うん・・・・」

ライカは暗闇の中をじっと見つめている。


「スラムの子だったら町の人と仲良くなることはあまりないでしょうが、スラム街の子供は基本的に逞しいですから、きっと大丈夫でしょう」

レンが言うには、そういう事らしい。


そして俺達は3人で宿へと向かった。


宿に着くと部屋に入り、水場で順番にお湯を魔法で出してシャワーを浴びてベッドに入った。



現実にはないものを想像する作業って楽しいけど、文字にするのは大変だと痛感している今日この頃。

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□頭脳派脳筋の異世界転生もよろしくお願いします。
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