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INTJ の浪人  作者: siliconAEGIS
第四章:stealthの深淵
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Jessicaの逃走

山田はSmithと呼ばれる男に冷たく言い放った。

“提督、Jessica居るだろ?案内しろ!本人は隠れたつもりなのだろうが無駄だ。隠せばオタクの大統領にチクるぞ?”


はっ? 何が起きてるの? 提督に命令……? 大統領……?

困惑する花子は何か言いかけたが、言葉にならない。口に出す前に、“提督”と呼ばれたSmith氏が“Yes, sir”と秒速で返事をしたからだ。


提督がトランシーバーでカートを呼ぶと、すぐに運転手がそれを寄こした。

“コレ運転してみたい”

花子がぽつりと呟くや否や、提督は供の者に“大佐! お前は徒歩で戻れ”と命じ、花子を鮮やかに運転席へとエスコートした。提督の道案内に従い、3人は屋舎へと向かう。


その時、提督のトランシーバーが奇妙なノイズとともに割れた。

“Smith提督、Jessica中将がキティホークに移動するそうです”

――遅かったか。通信兵をよこせ!


急ぎ駆けつけた通信兵の無線機を奪い取るや否や、提督は怒気を孕んだ声で叫ぶ。

“米軍海軍空母63、こちらはSJ基地司令porter・Smithだ! 誰の命令でJessicaを動かしている!?”


気付かれたか。

山田の四角い眼鏡のレンズが、冷たく、不敵に光った。

山田は鋭く尋ねた。

“提督! 狼狽えるな! すぐ飛ばせるAlert状態のF/A-18タンデムは何機ある?”

Smithがタワーに確認をとると、どうやら2機が即応態勢(Alert)にあるようだ。

“よし、花子先生と俺で行く。パイロットとKC-46を用意しろ! ただし、花子に乗せるパイロットには2.5G以上かけないよう厳達しておけ”

提督は即座にその指示へ従う。


“花子先生、先回りするぞ! Gスーツ無しで飛ぶから少し体にこたえるが、我慢してくれ”


……この眼鏡、本当にイカれている。今度は戦闘機? 花子はもう驚かまいと心に誓ったはずなのに、またしても見事にやられた!

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