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ある日突然大悪魔?!  作者: 彩霞
第9章 文化祭
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その85 「サイズを測ろう」

ユニーク4000達成しました!

最近の不安定更新にも関わらず来ていただいてありがとうございます!

掃除が終わった放課後の教室に、今日はまだたくさんの人が残ってる。っていうのも、今日は前に言ってた役者さんたちの計測をするためなんよね。

ウチは、またホームルームの時間とかにやるんやと思ってたけど、それだけやと時間が間に合わへんからってことで、放課後も使ってくことになったってわけ。


「私たちじゃ、あんまり細かい作業は無理だから、服の上から肩幅、スリーサイズ、袖丈……」


藍ちゃんが次々と上げていく項目に、ウチらはびっくりしてしまう。藍ちゃんのお母さんは、藍ちゃんの服をいろいろ作ってくれてたからって、聞いてきてくれたんよね。


「じゃ、とにかく手分けして測っちゃうってことで……

 リーダー、一言お願いします!」

「ええっ?!

 あ、えとえと、頑張ろう?」


急に振られたもんやから間の抜けた感じになってしもた……

みんなも笑ってるし……


「何で疑問形になっちゃうの?

 ま、可愛いからいいけどね。

 そしたら主役から順番に行きますか」

「オッケー。

 杏子と私はサク担当ね」


杏子さんと有紀さんがサクちゃんのとこに……


「あれ、サクちゃんからって……主役?」

「そうだよ、王妃役」

「そうやったんや……」

「わたしは茜と白羽さんを担当するね」

「任せといてー」


藍さんと茜ちゃんは白羽さんっか。

あれ、ってことは……


「じゃ、ひなちゃん、私たちも始めよう」

「う、うん……」


当然、枚岡くんの担当になるわけ、やんね?


「枚岡くん、よろしくね」

「ああ、こちらこそ」

「ほら、ひなちゃん」


結衣ちゃんに促されてようやくウチも枚岡くんに近づいた。


「え、と、よろしくね」

「ああ」

「じゃ、ひなちゃん測っていって」

「ウチが?!」

「うん、私が記録していくから」


結衣ちゃんの笑顔が何かちょっと意味ありげに見えたのは気のせいなんかな……

枚岡くんの体にメジャーを当ててると、海に行ったときにおぶってもらったことを思い出してしまって、顔が熱くなるのを感じる。


「ひなちゃん、いくつ?」

「あっ、ごめん、えっと……」


すっかりサイズを伝えることを忘れてたみたい。

どうにかこうにか全部測り終えたころには、手のひらもしっとりするくらいに汗ばんでた。

最初やったってのもあるかもしれへんけど、手際は決していいとは思えへんかったよ……


「ごめんね、時間掛かってしもて……」

「いや、別にそんなに掛かってたとは思わないから。

 ありがとう」


お礼の言葉に顔を上げた時には、枚岡くんはもう離れていってて、次の人が来てた。


「ひなちゃん、いけそう?」

「うん、大丈夫」

「途中で交代するからね」

「うん、お願いね」


結衣ちゃんに返事をして次の人に取り掛かる。ちょっと慣れたのもあって、枚岡くんの時よりはスムーズに進んでく。ちらっと横を見ると、他の2組も順調に進んでるっぽいね。


「それじゃ交代。

 ひなちゃん、記録の方をお願い」

「うん」


結衣ちゃんと交代して、今度はウチが記録を取る方に回った。ウチのやり方を見てたからか、結衣ちゃんは最初からスムーズに測っていく。

結衣ちゃんが測ったサイズを伝えてくれるのを、順番に記録していく。記録は測るよりも余裕があるかな?交代して最初の1人目の記録は特に問題なく終わることができた。

続けて2人目の記録に移ったけど、さっきよりも余裕が出てきて、伝えられる合間に周りを見渡したりもできた。


「あ……」


思わず小さな声が出てしまった。

目に入ったのは枚岡くん。

その隣には白羽さん。

白羽さんが枚岡くんに何かを喋ってる。

ただそれだけ。

それだけやったのに、何か気になってしまって目が離せへんかった。

何か仲良さそうな感じやって見えてきて……


「ひなちゃん!」

「はひっ?」

「ぼーっとしてたみたいだけど大丈夫?」

「あ、うん……」

「記録、いける?」

「あ……ご、ごめんなさい!」

「ううん、それはいいんだけど、ほんとに大丈夫?

 あと少しだから、他のペアに任せてもいいけど……」

「ホンマに大丈夫やから、ちょっと別のこと考えてしもただけ、大丈夫大丈夫!」


ぐっと拳を握って元気なのをアピールしたけど、結衣ちゃんはいまいち信用してへん感じやった。

それでも、そのまま続けてくれたから、ウチも記録に集中しやんとって思って、結衣ちゃんの方を見て、結衣ちゃんの声だけに集中した。


「お疲れ様、これで終わりだよ。

 ひなちゃんもお疲れ様」

「結衣ちゃんも、結局残り全部測ってもらってありがとね」


最後の計測を終わって、ウチの後ろに回った結衣ちゃんは、肩をとんとんとんと叩いてくれた。別に肩が凝ったりしてたわけやないけど、何かちょっとホッとする。

有紀たちもこっちに集まってきた。


「お疲れ、こっちも終わったよ」

「ひなちゃんたちのもくれるかな?

 私、お母さんに習ってまとめてくるよ」


藍さんがそういって、ウチがまとめて持ってた記録を預かってくれる。

何とかできたみたいかな?

次は渡辺さんと打ち合わせして、どんなふうに作っていくかを決めるんやんね。

とにかく、しっかりしやんと……

バレー部の面々の紹介を忘れていました!


あいちゃん

今回、衣装作りで大活躍。洋裁の得意なお母さんがいろいろ教えてくれてるんです。

あかねちゃん

ぽわぽわマイペースなたぶん他の面々よりちっちゃい子。だからリベロなのかな?

杏子あんずさん

有紀さんと同じ、体育系なお姉さん?


苗字?ひ、必要になったらつけますですよ!(何

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