ガチ青汁
この前出てきた葉っぱだがとりあえず鑑定してみた。
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薬草 食用
食べたり加工して塗ったりすることでHPを5だけ回復することが出来る草。苦い。
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まぁ、よくゲームとかである最初の方の回復アイテムだろう。食用だが、わざわざ苦いと書いてあるので食べない。
そののち、探索を続け、約30分後下への階段を見つけた。スライムとは9匹殺した。全て道の真ん中にいたので、同じ要領で殺した。魔石を9個、薬草を3枚ドロップした。この階層はエンカウント率が高くないようだった。
階段を降りて行くと、階段の横の壁に、手形のついた石板がせりだしていた。これは各階層ごとにある、セーブポイントらしい。手形に手をかざすと光り出してアナウンスが流れた。
《沼田ダンジョン 1階層 スラうさの楽園 セーブが完了しました》
ここはスラうさの楽園と言うらしい。
《今すぐ入り口まで転移しますか?》
そろそろ帰ろうと思っていたところだったのでちょうどいい。
「はい」
石板が突然光り出し、思わず目を瞑ってしまい、目を開けると最初の階段に戻っていた。
ダンジョンからでて、その足でダンジョン協会に向かう。扉を開けて入ると、昼下がりなので、朝よりは人が少なくなっていた。俺はドロップアイテムを売るために受付の男に話しかけた。
自「ドロップアイテムの売却ってここでいい?」
受A「あー、ダメです。もう2つそちらから見て右の受付です」
自「すいません、ありがとうございます」
恥ずかしい。2つ右の受付に向かう。
自「ドロップアイテムの売却はここでいいですか?」
受B「はい。ではこのトレーに売却するものをだしてください」
自「はい」
じゃら。
受B「鑑定してきますので、少しの間お待ち下さい」
自「はい」
5分後。
受B「はい、終わりました。スライムの魔石 100円が14個で1400円と
薬草 3000円が4個で12000円で合計16400円ですね」
自「え、あー、なんでそんなに薬草が高いんすか。」
受B「あ、それはですね。薬草は加工してから青汁で販売してるんですよ」
自「え、青汁っすか。え、それ売れるんすか?」
受B「それがね~、売れるんだよね~。HP回復するんでしっかり腰痛とかに 効くんだよね」
自「え、3000円で買い取って儲けでるんですか?」
受B「うん。だってすり潰しただけのやつ5000円で売ってるし」
自「いやボッタクリ」
受B「それに取ってきてくれる人も少ないからね。だってこれ10体殺して1個出たらいいほうだよ」
自「こういう確率って幸運が役立つんですかねー」
受B「だと思うよ。それよりはやく受け取ってもらえないかな。後ろ詰まってるんだけど」
自「あ」
いつの間にか列が出来ていた。
自「すいません、ありがとうございましたー」
16400円を片手に家に帰ってカップラーメンを食べたあと、スライムとはいえ敵のいる慣れない環境に疲れたせいか、死んだように眠った。




