世は広かった
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あれから一週間がたった。まず、世界では戦争がなくなった。人間の人間に対する害意を持った攻撃ができなくなったからだ。もしすると謎の神パワーで防御とお仕置きがなされると馬鹿でかアナウンスで言っていた。また、神はできるだけダンジョンで命を失ってほしいからこんなことをしたと言っていたが、俺はツンデレだと察している。
さて、そのダンジョンについてだが、日本は全国に370個できた。多い。そして、ダンジョンの魔物が必ず落とす魔石がエネルギー資源になることがわかった。しかし、370個あるダンジョンを全て国で探索できるわけがない。そこで、一般公開だ。ただし、15歳以上が取得できるライセンスが必要らしい。もっともライセンスは申請すれば10分でできるらしいのだが。
あと、大変私事ではございますが、学校がダンジョンに入ることを禁ずると言っている(死ぬ可能性があるので当たり前ではあるが)ので、退学しました。まぁ、中学の卒業文集の将来の夢に『ラノベみたいな自伝を書くこと』と書いた俺としては当然なのだが、止める親も死んでいるので突き進むしかないしなw
ということでやって来ましたダンジョン! の横のダンジョン協会。ここでは、ライセンスの取得、魔石·その他ドロップアイテムの買い取り、ドロップアイテムのオークション、などを行っているらしい。そして、周りを見ると初日なので、一旗あげようとして鼻息を荒くしている人で一杯だ。自分もその一人でジャージと大量の胸パット(心臓を守るためで別にそういう趣味ではない)を装備し、武器に包丁2本と金属バットを持っている。みんなもそんな感じだ。
おっと、受付が始まったらしい。受付嬢はーーーーと全員男でした。そうこうしていると自分の番が来た。
受「はい、ではお次の方、ライセンス取得ですよね?」
自「はいそうです」
受「ではステータスを見せて下さい」
自「え?」
受「え?」
自「何故ですか?」
受「あぁ、知らないんですね。なぜかと言うとですね、ステータスの低い人をダンジョンに入れると死ぬんですよね」
自「はあ」
受「なんでライセンス取得はステータスの総合値が50以上ないと出来ないんですよ」
自「はあ?!」
ヤバい、ない気がする。いや、あれ。あってくれ。退学までしたんだ。頼む。
自「わ、わかりました。ステータス」
受「2 8 16 2 2 5 23 で合計58なんで大丈夫ですよ」
自「よかったぁ」
受「ただ、ステータスが運に偏っているし、ジョブもストーカー?ですが大丈夫ですか?その運なら商売とかやったほうがいいと思いますが」
自「大丈夫です。そんなことよりもこれまでに来た人で魔法使いはいたりしましたか?」
受「なぜですか?」
自「単純なる興味です。」
受「そうですねぇ~個人情報なのであんまり言うことはできないんですが、いたことにはいましたよ。魔力77の」
自「77!」
受「それだけ世の中は広いってことですよ。さ、ライセンスです受け取って下さい」
自「はい、ありがとうございます」
ライセンスには名前と年齢とジョブとジョブのLvが載っている。恥ずかしい。
さ、気を取り直してダンジョンだ。




