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復讐!!三つ首の釣竿斎

剣丞視点


一葉のいる二条館へとやって来た俺達


だがそこは既に鬼によって攻められており、一葉が拐われてしまっていた。


そんな俺達の元に二条館を攻めた鬼・釣竿斎より俺に対して決闘状が送られてきたのだった。


『なお、貴様が来ない場合は義輝公の首をもらう 』


そんなことさせるかよ!


ぐしゃっ!!


俺は釣竿斎とかいう奴の文を握り潰した。


すると


久遠「行くな剣丞、罠に決まっている 」


確かに罠の臭いがプンプンしまくっていることは馬鹿な俺でもよくわかる。


でも…


剣丞「一葉の命が危ないんだ!行っても行かなくても一葉の命が危ないっていうのなら、俺はいくぜ! 」


女の子を見捨てたら一刀伯父さんに怒られちまうからな!


それを聞いた久遠


久遠「確かに、それが剣丞であったな、ならば我も共にいくぞ! 」


剣丞「久遠… 」


久遠「お前は我がいないと何もできぬからな 」


言ってくれるな


そんな久遠に続いて


ひよ子「剣丞隊として同行します! 」


転子「お頭を一人で向かわせるわけにはいきません! 」


詩乃「戦には軍師も必要でしょう 」


鞠「鞠も共にいくの! 」


みんな…


壬月「儒子は別にどうでもいいが、久遠様を一人で行かせるわけにはいかんからな 」


麦穂「私達も共にいきますよ 」


エーリカ「相手が鬼ならば私も役に立つでしょうし 」


みんな…


幽「では皆さん行くということですね。その場所への案内は私がしましょう 」


その後、俺達は三若を残して他のみんなは指定された場所へ向かっていった。


だがこの時の俺は知らなかったんだ。


この戦いが終わった時、俺自身が悲惨な目に遭うことを…!?


それから数分後


幽「こちらです 」


俺達は指定された場所へとやって来た。


久遠「まるで廃墟のような場所だな 」


幽「昔は有望な貴族がいたようですが今は滅んだそうです 」


そんな場所があるのね


しかし釣竿斎とかいう奴は何処にいるんだろう?


と、俺達が辺りを探していると


エーリカ「あっ!皆さん、あれを見てください!? 」


エーリカが指を指した先には


バァンッ!!


一葉が吊るされていた。


幽「公方様!? 」


久遠「一葉は大丈夫なのか!? 」


吊るされている一葉を心配する俺達


すると


?「案ずるな、義輝公は気を失っているだけだ 」


誰かの声が聞こえてきた。


こんな時に聞こえる声なんて


釣竿斎「儂の名は釣竿斎!新田剣丞よ、よく来たな 」


バァンッ!!


やはり釣竿斎の野郎かよ!


剣丞「テメェ、わざわざ俺を呼び出すだなんて覚悟はいいだろうな! 」


俺は女を傷つけるような奴は絶対に許さん!


釣竿斎「貴様こそ、よくぞ儂の前に立てたものだ 」


は?まるで俺に恨みがあるような言い方をしやがって、俺はお前とは初対面だっての


剣丞「さぁ!俺は来てやったんだ。一葉を離しやがれ! 」


釣竿斎「離してやるよ。貴様が儂に勝てばな! 」


やっぱそういう展開な訳ね


釣竿斎「先に言っておくがこれは儂と新田剣丞の試合、他のものが手を出すことは許さぬ!もし手を出せば義輝公の命は無いものと思え! 」


ケッ!そんな心配しなくたって


剣丞「テメェなんか俺一人で十分だっての! 」


バッ!!


俺は勢いよく釣竿斎目掛けて向かっていった。


釣竿斎「その攻め方、貴様は早死にするタイプだな 」


剣丞「うるせぇ!! 」


ガキィンッ!!


俺の一撃を受け止める釣竿斎


釣竿斎「ならば儂も貴様をすぐに殺してくれよう 」


釣竿斎がそう言うと


めきめきっ!!


ジャキィンッ!!


釣竿斎の姿が鬼と化した!


釣竿斎「ザビエルとかいう奴から入手した薬によって得たこの力、貴様で試してやるわい!! 」


ブォンッ!!


釣竿斎は俺目掛けて攻撃してきた。


だが相手が鬼ならば


ガキィンッ!!


剣丞「俺の一撃で倒せるんだよ! 」


パアァッ!!


釣竿斎「なにっ!? 」


刀を光らせた俺は釣竿斎の一撃を受け止めると


剣丞「食らいやがれ!! 」


バッ!!


釣竿斎に迫り


剣丞「おりゃぁっ!! 」


ズッバァーーンッ!!


釣竿斎「がっはぁーっ!? 」


釣竿斎の体を切り裂いた!


久遠「やった! 」


ひよ子「これでお頭の勝利ですね 」


戦いを見ていた久遠達は俺の勝利を喜んでいた。


だが


釣竿斎「フフフッ!成程、この一撃で為三を倒したわけか 」


剣丞「為三?誰だそりゃ? 」


俺が釣竿斎に聞くと


釣竿斎「まだわからぬのか!為三は貴様が観音寺城で倒した鬼、そして儂の弟でもある! 」


剣丞「えっ!? 」


あの鬼がこいつの弟かよ!?


釣竿斎「案ずるな為三よ、お前の命を奪ったこの男を殺すまで儂は死ぬわけにはいかぬ。何故なら儂は… 」


ズププッ!!


釣竿斎「三つの首があるのだからな! 」


バァンッ!!


いきなり釣竿斎の両肩から二つの頭が生え出し、さっき俺が切りつけた傷まで回復していた。


釣竿斎「貴様らの力をもらっておいて正解だったぞ。長逸(ながゆき)友通(ともみち)よ 」


長逸「なぁに、為三殿の敵討ちのためだ 」


友通「我ら三人が揃えば小童(こわっぱ)ごとき倒すなんて目ではないわい! 」


両肩の首まで会話してきやがった!?


ケルベロスかよ!?


幽「やはりあれは三好長逸と岩成友通!? 」


なんだって!?じゃあ三好三人衆が一つの体で集合したわけかよ!?


釣竿斎「我ら三人の力を合わせれば貴様なんて恐れる必要はない! 」


ダッ!


ケルベロスと化した釣竿斎は俺に向かってきた。


剣丞「へんっ!俺を舐めるなよ! 」


ブォンッ!!


対する俺は釣竿斎目掛けて刀を振るうが


ガキィンッ!!


剣丞「なっ!? 」


固い鬼をも簡単に斬り倒せる刀が通じていなかった。


釣竿斎「無駄だ!我ら三人の力を結集し、耐久力まで三倍と化したのだからな! 」


反則だろそれ!?


釣竿斎「今度はこちらからいくぞ! 」


スッ…


釣竿斎「おりゃぁーっ!! 」


ブォンッ!!


ドカァッ!!


剣丞「がっ!? 」


釣竿斎の放った拳は俺にヒットし


釣竿斎「どうした?どうした?為三が食らった痛みはこのようなものではないぞ!! 」


ドカカァッ!!


俺を攻めまくる釣竿斎


久遠「剣丞!? 」


ダッ!


俺の危機に久遠が動いてくれるが


化神居士「そうはさせん! 」


シュバッ!!


久遠の前に化神居士が出現すると


シュッシュッ!


化神居士「秘術・女体結界の術! 」


化神居士が何かの術を発動させた瞬間!


バチィッ!!


久遠「なっ!? 」


壬月「久遠様!? 」


俺に迫ろうとした久遠は弾かれたしまった。


化神居士「この戦いに手出しは無用。二人の力を合わせる魂合共鳴なんてもっての他だ 」


くそっ!!こいつら、俺の魂合共鳴を研究してやがったのか!?


釣竿斎「貴様の使う術は他者が近くにいなければできぬ術。その者がいなければ合体できまい! 」


剣丞「くぅっ!? 」


釣竿斎の言う通りであった。


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