16.アマテと許しとズガーン
テスト終わったァァァァ!!
皆さん遅れてごめんね(´;ω;`)
そして評価100突破ありがとうございました!
皆さんのコメントが力になっております!
皆様これからもよろしくお願いします!!
ルラ
目が覚めるとそこには知らない天井が見える。
綺麗な木目をした茶色い天井。
ー私は...........一体...........。
記憶を辿る。
たしか、私...........あの男と戦ってて...........
ああ、負けたのか...........。
ルラは素っ気なさそうに、しかしどこか嬉しそうに言った。
ふと寝息が聞こえたので首を横に曲げると、そこには椅子に座りながら寝ているアマテの姿があった。今なら首を切れるだろうか?いや無理だ。そんなのは不可能だ。
しかし敵の前で寝るとは結構な度胸をしている。
ー本当に不思議な人...........
いや、もう人じゃないな...........
「その通りですね。人間が恋しいです」
考えていた所に横から声をかけられる。
アマテが欠伸をしながら起きていた。
...........今私声出してなかったよね?
「心読んだの?」
怪訝な顔でアマテを見る。
「ごめんなさい、つい癖で」
笑顔のままそう返答する。その笑顔には作りや裏が無い、生きた笑顔があった。
しかしそれはこちらからしたら怖いものだ。
ー心が読めない......................
怪物が居る。ルラは単純に思った。
しかし、ルラは恐怖の感情は無く、どこか心地よかった。
「んで、なんで私を助けた?」
頭を掻きながらめんどくさそうにルラが聞く。
「分かってますよね、僕が助けた理由が。いえ、正確には助けたなければならない理由が」
ルラはボフッ、と音を立ててベッドに横たわる。
目をつぶりしばらく黙る。
「......................あのバカ母の娘の居場所だろ」
「はい」
ルラは開く。その目にはどこか迷いがあった。
居場所を言うか自分の心と葛藤している様だ。
「......................」
まだ返答出来ないルラ。
おそらく何者かに弱みを握られているのだろう。
そうなっているのは把握済みだ。
アマテは笑顔のままだ。何も言わない。ただじっと待ったら、
「分かったよ...........」
ルラがため息混じりに答えた。
「ただし条件がある」
ルラがアマテに指を指しながら言う。
「条件ですか、何でしょう?」
「私に幸せを教えてくれ。別に私を裕福にしろとは言わない。男も金もいらない。ただ.........もし可能なら、もう一度あの幸せだった時間に戻りたい」
「幸せですか.........」
ルラは普通に生きたかった。魔族は戦いを主流とする族。戦いは避けられないとは分かっていた。ただ家には家族がいて、仲間と楽しく話して、一人で本を読んだり...........ただ、普通の生活がしたかった。
誰かを傷つけず、仲間と楽しく。
ただそれだけを。それだけをしたかった。
ただ、もう遅い。
自分はとんでもない事をした。許されない罪を背負って一生生活するのは目に見える。
けど、もし。
もしもう一度チャンスが貰えるなら、もし貰えるなら.................................
「......................やっぱりそんなの無理..........」
「いいわよ」
返答したのは意外にもアマテではなく、ジャヌさんの母親であるシスティだった。
その返答にルラが驚いている。
まさか自分が傷つけた相手から了承を貰うとは。
「ど、どうして......................」
「別にアンタを許したわけじゃない。そこの所は勘違いするな」
目を鋭くさせ、ルラを睨む。
それにルラは顔を背け、俯く。
「......................けど別にアンタは好きでそんな奴になった訳じゃないってのは分かったよ。アンタは不運だっただけだ。全員幸せになる権利はあるんだ」
「え....................えうっ...........ううっ」
ルラが涙ぐむ。
システィは頭をかきながら素っ気なく答える。
しかし照れくさいのか、顔が若干赤くなっている。
「私もその意見に意義はありません。」
アマテは笑顔で答える。
「あ...........ありが...........とう...........」
アマテとシスティはその場を離れる。
ドアを閉めた後、部屋からは涙声のルラの声が聞こえた。
ー今までごめんね、お父さんお母さん。
そんな声が聞こえた気がした
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紫の髪の男はジャヌの元へやって来た。
そこには大勢の魔物の死体と、傷だらけのジャヌがいた。
紫の男は嘲笑いながら言う。
「もう終わりかい?まだまだこれからだよぉ?」
ー狂ってる...........
直感的にそう感じた。
「まぁ今日はこれ位にしといてあげる。死んじゃ勿体ないからね。実験の為にも君が必要なんだよぉ」
ーただの道具にしか思ってないくせに.......
しかしジャヌにはその恨みを力に変える程の気力は無かった。
今日もまた同じ。明日も同じ。その次も...........
終わりのない永遠の日々。
また同じ事を繰り返す。
今日を除いて。
ズガァァァァァァァァァァン!!!!!
「な、なんだ!?」
紫の男は困惑する。目の前に天井の瓦礫と煙がまっている。その煙の中から人影が出てくる。
「誰だおまえは!?僕の実験の邪魔をしに来たんだな!?そうだな!?」
紫の男は狂ったように話し続ける。
煙が引いていき、人影がハッキリする。
黒い髪に対照的な白目。そして右目の包帯。
そう彼は...........
「こんにちは、ジャヌさんをお引き取りに来ました」
アマテは笑いながら言った。
新しい小説を考えてしまった...........
山田「また変なのになるからやめとけ」
そのとぉーり。
でも宣伝はいつかしますw




