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優しすぎる少年のY軸 ・ 神を超えし者  作者: 税込500円の玉ねぎ
[第壱章 少年、学園へ。]
17/19

15.アマテと黒と答え合わせ

いやはや、物語書くのって大変ですね...........


毎回頭を悩ませていますw


(展開が難しいなぁ(´;ω;`)

アマテと女の悪魔は向かい合っている。

黒い翼に二つの角。いかにも悪魔と言った者だ。

しかし、その顔立ちは絶世の美女と言っていい程の整った顔つきだった。


ー口調が残念ですけど...........


「アンタ、いつから私が偽物だと気づいていた?」

女の悪魔は言う。

「いつから...........ですか。強いていえば話を聞いた時には違和感を持っていました」

「話を聞いただけでか?」

悪魔は驚いた様だ。

ーあの短時間で、私の嘘にこんなにも速く気づくとは.....

「ほぉ?なかなかやる様だなアンタ」

「いえいえ、それほどでも」

頭を掻きながら微笑むアマテ

その表情と態度にムッと来たのか、

「褒めてねぇよバーカ!」

と、可愛げにムキになっている悪魔。

ー悪魔っぽくない...........


「っ、話がそれた、んでいつからアタシの嘘に気づいた」

「おっと、すみません..........それで、嘘話の件ですが、私が貴方に最初に質問した事、覚えてますか?」

ー勇者の儀式


「それがどうした?」

「はい、僕にはその...........まぁ王家に関係する人(魔王や全知魔や国王女ですが......)が居るのですがその人に聞いた時、話題、いや存在すら知らないと言った様子でした」

今までを振り返って見ると、誰も勇者の儀式の話をしていない。

かすりもしていない。

「その後貴方は何事も無かったかの様に違う話題に切り替えました。その後貴方はそれを一切口にしなかった。口を滑らせたのでは無いのでしょうか?」

悪魔は表情を変えず答える。

「まぁそんな所だ。勇者と言うフレーズについ反応してしまった」

「それに加えて、貴方はジャヌさんの状況を知らない筈なのに、何故あなたはああ言ったのですか?」


ー娘の倒せる魔物だと聞いていたので..........


王家の状況は誰にも知らされない。

ましては、王女すら知らない情報を一般人が知っているなんて尚更有り得ないことだった。

「...........」

黙る悪魔

しかし、別にこれだけで嘘を付いてると決めつけた訳では無い。しっかりとその悪魔が嘘をついている証拠が必要だった。

「矛盾しすぎている話から、貴方が嘘をついているのは分かりましたが、確信が持てなかった。そこで貴方に少し魔法を掛けました」

「魔法?」

ーこいつ...........いつ魔法を使った?...........いや、有り得ない。魔法を使ったならばそれなりの魔力が発動する。それを逃すはずが無い!

悪魔は少し怪訝な表情になる。

「はい、貴方の肩に手を置いた時、貴方の属性を感じ取りました。つまり属性検索です」

「な、なんだと?」

これには流石に悪魔が驚いた。

属性検索。悪魔はその魔法を一切聞いたことがない。いや厳密には存在しない。魔法の属性を知るには必ずその魔法を発動した後ではないとわからない筈。体に触れただけで属性が分かるなんて魔法学の革命と言っていいほどの物だ。


ー何なんだコイツ...........何者なんだ!?


悪魔は冷や汗をかいた。この微笑みながら喋っている男。そこらの冒険者にコテンパンにされそうな弱い見た目。しかし、悪魔にはそれが得体の知れない化け物に見えた。

悪魔は焦りながらも冷静さを欠かせない。


「属性検索をしてみたら、貴方は闇属性でした。光属性を持つ娘の母親が闇属性なんて持っているはずが無いですよね?もっともその可能性があるなら私はここまでですが」


悪魔は言い逃れが出来ない。

アマテの言う言葉は全て正しい。




「なかなかやるようだな、まぁいいさ話は大体分かった。まぁ、それで何か変わる訳では無い」


突然悪魔は右手を開くと、そこから黒いエネルギーが溜められていく。

それはどんどん大きくなり、遂には悪魔の体以上の大きさになる。


ー実力行使に出ましたか...........

冷静なままのアマテは考えていた。どうやって彼女からジャヌさんの居場所を聞き出すかと。


黒いエネルギー見たシスティさんが警告する。

「避けて!その魔法は食らったらお前は消滅する!」

「遅い!!」

警告が終わる前に悪魔は黒いエネルギーをこちらに向けて投げる。しかしアマテはそのエネルギーを見つめ微動だにしない。

その行為を諦めたと読み取ったのか、

「あの世で私に逆らったことを後悔するんだな。まぁ消滅したら後悔も出来ないか!!ハハハ!!」

と大声をあげてアマテを馬鹿にした。

「......................」

そんなのを気にも止めず、動かないアマテ。

「だめ...........だめ!!!」

システィさんが叫ぶ


ーせっかく信じたのに、また裏切られるの?

また一人になるの?

また誰も信じられない生活に戻るの?




ー僕を信じてください。




ーいや、彼ならきっと何か変えてくれる。

システィは力強い目つきでアマテを見る。

信じてる。そんな気持ちが入った目の様だ。

「消えろぉぉぉぉぉぉ!!」

悪魔が叫ぶ。黒いエネルギーがアマテに触れる。

ーフッ、雑魚が。

悪魔は心の中で嘲笑った。勝ったと確信した。

黒いエネルギーがアマテを包む。

そして大きな音と共に爆発した。








ーやっぱり駄目だったの?

その光景を見ていたシスティが絶望する。

僅かに彼が生きていることを信じているが、ほとんど絶望が彼女の心を侵食していた。


ー駄目、信じて...........私..........

絶望を何とか跳ね除けるシスティさん。しかしそれでも絶望は彼女の心を侵食する。

悪魔は爆発した場所を見ながら笑う。

「あーあ。どうせなら骨がある奴と戦いたかったわ。まぁ時間ないしいっか」

そう言うとシスティに近づいていく。

項垂れている彼女を見て悪魔は

「ねぇ、今どんな気持ち?せっかく信じた相手が死んじゃったよぉ〜??アハハ!!その顔!その絶望した顔が堪らないのよぉ!!」

盛大に笑う。

「く、クソ悪魔...........」

鋭い目つきで思いっきり悪魔を睨むシスティさん。

「は?何言ってんの?そんな事言ったら娘がどうなるのかねぇ?」

「っっ!!」

「そうねぇ...........無数のオークに彼女を犯して貰おうかしら?」

システィさんが、泣き出して懇願する。

「駄目....やめて...........娘だけは...........やめ...........」

悪魔の足にしがみつきながら懇願する。

「あはははは!!ダーメー。じゃあ決定♡

今からオークを呼びに行かなきゃ」

そう言ってシスティさんを蹴飛ばした後、くるりと体を反転させその場を去ろうとする。


ーもうだめだ...........こんなお母さんでごめんね...........最低のお母さんで...........

ごめんね...........

システィさんは心で何度も何度も娘に謝った。


システィさんは倒れたまま涙が大量に零す。

その目には光がもうほとんど無かった。






悪魔は歩きながら愚痴をこぼす。


「は〜疲れた。この魔法意外と魔力使うのよねぇ...........」

「そうですね。この魔法は少し効率が悪いですね」

「そうよねぇ...........もうちょっとマシな魔法が使えーーーーーーー」


ーえ?


その時悪魔の背筋が凍った。

ー私は誰と喋っている?なんで?

大量の汗が顔から吹き出す。


ー有り得ない。


有り得ないを有り得るに変える少年。


ーどうして?


理由という概念さえ壊す少年


ゆっくりと振り向く悪魔。


そこには服も顔にも傷一つ無いアマテの姿があった。










▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

コイツ...........ルラの魔法を無傷で耐えた?


いや、有り得ない。


しかし、一体どうやって耐えた?


紫の髪の男はアマテについて思考する。


コイツは厄介だ...........


そう体が警告を出していた。















▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

システィもアマテが無傷な事に驚愕している。

ー理由は分からない。けど...........

システィは勝利を確信した。

ー彼なら勝てる。


システィに希望が訪れる。その反面、悪魔には絶望が訪れた。


「さて、システィさんを傷つけた件ですが」

ゆっくりと悪魔に近づく。

一歩進む度、悪魔が一歩後ずさる。


ー何故?確かに当たった筈!!


ゴクッと悪魔は唾を飲む。


ー何故!?何故死なない!?


そして

アマテが一瞬で悪魔の頭を掴む。


「ヒッ.....................」

悪魔が悪魔らしからぬ声を出す。








「ジャヌさんの居場所を吐いてもらいますね」


そういったあと、悪魔の意識が飛んだ...........

お知らせ:出てきて欲しい神様や天使や悪魔、英雄など実在した中から、このキャラを出して欲しいというリクエストがありましたら、出します!!


山田「コメント来ねぇだろどうせ」


良いんだよ...........1個でも良いんだよ...........


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