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異世界バーサーカーガール ~JKヒロインの異世界暴拳譚~  作者: 黒銘菓
緊急クエスト:謎の魔人と遭遇!

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88/137

謎魔人VSヒロイン? ~たった一つだけ、策は有る!~

遅れて申し訳有りません。

 「…………よいしょ!」

 石の詰まった袋を引き摺る少女が一人、洞窟に居た。

 周囲には命という命は無い。

 大量に居たスライムも、こういった洞窟に居ても自然な筈の蝙蝠も、虫一匹さえも居ない。

 当然だろう。地下から吹き上げる息を詰まらせるほどの熱気、爆音、挙句に本能的に逃げたくなるような殺気。

 どんな生き物だって逃げて行く。

 「未だ………かな?」

 異質な少女は揺れと轟音、熱気の中で、汗一つかかず、顔色一つ変えず、石拾いを淡々と続ける。

 足元を見て歩く、石を拾う、手元の魔石と比べる、目当ての物は袋へ入れ、要らない物は地面に。

 表情は変らない。ただただ、淡々と、石を拾う。

 彼女は自分の無力さに抵抗する為に足掻いていた。


 バキッ!


 そんな機械的な作業をする少女の耳に爆発音じみた岩の砕ける音が聞こえた。

 「テミスちゃん逃げるよ!」

 「お姉ちゃ………………」


 気付くと少女の体は消え、少女の積み上げた物も消え、

 カッ

 それ迄の熱気と爆音が何事も無かった様に感じられるような恐ろしい熱と爆音、激震が洞窟の中を縦横無尽に暴れ回った。



>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>


クエストレベル:?

クエスト依頼者:王都の職人達

クエスト概要:王都郊外の魔石の洞窟のスライム退治&魔石の採集。

クエスト場所:魔石の洞窟

クエスト報酬:まぁ、そんな物無くてもやるけど、強いて言うなら加工の再開?

大丈夫かの~?まぁ、得物と着とるものからしてただの嬢ちゃんじゃ無いとは思うが~…………まぁ、付けてくれの~。


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

《《クエスト成功》》

備考:派生クエストが発生しました。



 「舌噛まない様に気を付けて!」

 お姉ちゃんが私を小脇に抱え、もう片方の手に石の入った袋を持って飛んでいた。

 違う、多分走っている。でも、顔に当たる風と耳元でびゅうびゅう言う風の音が空を飛んでいる様に思えた。

 (お姉ちゃん、どうしたの?)

 そんな疑問を口にしようと思って言葉を飲み込んだ。

 だって顔を上げてお姉ちゃんの顔を見たら、そんな事言えない。

 とても怖い顔、凄く悲しい顔、怒った顔、えぇっと……よく解らない顔をしてた。


 「ダイハ〇ド式ジャンプ!」

 突風を起こしながら八華は洞窟入口へと駆け、光へと飛び出した。


 ゴ!


 出口を出て直ぐ、右に避けたその直ぐ後、洞窟の入り口が炎を帯びた咆哮をした。

 炎は天に吸い込まれ、空に有った僅かな雲を消し飛ばした。


何が起こったか解らない?

安心して下さい。倒置法ですので後で説明します。

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