448.閑話~黒霊騎士の牙+青色と地下酒場+ゲーム中のギルド:ガルムゲーム1
戦国武将には、様々な名将がいますけど。私は『武田信玄公』を推しています。
その理由は大河な『武田信玄』が面白かったから・・・と、いう本音を出すのもアレですから。もう少し、それっぽい理由をあげましょう。
皆さんは『立木仙元』『御宿監物・友綱』の名を持つ人物を、ご存知でしょうか?
二人とも戦国武将『武田信玄公』の治療にあたった人物であり。大河ドラマや、横山光輝先生のコミックにも登場しますが。
現代人の感覚だと〔戦国の世に、権力で医者を集めたんだろう〕と、考えて終わってしまうのではないでしょうか?
しかし戦国時代より文化的な、江戸時代ですら”迷信治療”が幅をきかせ。
源氏の血を引く武田家は名家で、土豪より力はありますが。周辺各国の北条・今川や長尾(上杉)と比べ、交通の便は悪く国も貧しい。
そんな甲斐の国で、2人も『医師』の名前が出てくる。それは珍しいというより、異常事態だと愚考します。
〔戦とは想定外の事が起こり、ままならないものだ〕
中級シャドウの広焔は、そんなことを考えながら『狐面』をかぶり、異様な装束を身にまとって変装し。
冒険者ギルドに『ゲームイベント』を提供する件が、遅滞することにため息をついていた。
〔とはいえ黒霊騎士C.V.様だけに、デリング王国を滅ぼさせるのはまずい〕
強い決意をいだき、広焔は”殺戮”も辞さない覚悟を固める。
混成都市ウァーテルを築き、大陸中の経済を回していく際に、いくつもの想定外が起きた。
その中には『怪物誘導』という、大陸レベルで大虐殺を行う”凶行”があり。主導した”盗賊ギルド”はもちろんのこと〔協力した勢力には『見せしめ』になってもらう〕と、いう決定がくだされ。
〔国を滅ぼし『行政機関』が崩壊して、無法地帯になったら『武力』で更地にするだけだ〕
〔老若男女を問わず”族殺・連座”を行い、”おぞましい狂人”と言われようと殲滅を断行する〕
その命令に広焔は納得しており、覚悟を決めている。
何故なら都合の良い『神話』などではない、この世界において『トレイン』は、未曾有の災害を引き起こす。
村・集落で血の味を覚えた魔物は、さらなる『新鮮な肉』を求め。連鎖的に世代をも越えて、今度は『スタンピート』を仕掛けてくる。
そんな魔物たちを確実に一匹残らず仕留められる、秘奥・ヒーローなどいるはずなく。人類文明は永続的に魔物の脅威にさらされ、殺され続ける。
それと命がけで戦った勇士たちに、”世知辛い話”を伝えるのは、避けたいが。
たとえ『トレイン』を迎撃して、ボスを倒してたとしても。逃げ散った魔物は『行商人』を襲い、流通を阻害していく。
その結果、『薬』を他所から必要とする、弱い者から倒れ。次に食糧を買う『金』を持っていない者を儚くする。
そうすると傷病人の死亡率が高まり。食糧を奪うために、強硬手段に出る者が現れて・・・”弱肉強食”からの残酷な連鎖は、どんどん”生き地獄”を広げていく。
しかも、この地獄は『魔物が毒素・伝染病や呪詛を、一切全く持たない。危険な諸々が、絶対に変異しない』と、いう条件が付き。
『魔物の群れ』を完全に撃破しても、死骸が都合よく消えず。C.V.様が『魔導能力』で死骸の焼却・浄化を行えない場合、〔この世の地獄だ〕と言う気力すらなくなる。
本当に最悪な滅亡が待っているのだ。
そのため〔領地の独立性こそ最優先である!〕〔貴族を裁くには、確かな証拠が必要だ〕と、いうクズの戯言を聞いてる場合ではなく。
元凶である”盗賊ギルド”と取り引きした連中は無論のこと、『座視・放置』した無能貴族たちも、きっちり破滅してもらう予定だが。
〔”領土を広げるrrr”と、言っとけば『トレイン』に協力した国を、滅ぼせるけれど。
シャドウのみんなのおかげで、被害が少ない・・・『トレイン』の脅威が認識されていないんだよね~
せめて城壁から見えるところに、モンスターの群れが接近していないと。
”怪物誘導が引き起こされた”と、すら言えない〕
〔むぅ‥考えなしに魔物狩りをし過ぎましたか…〕
〔ちなみに一番、魔物狩りをしたのは、藤次君だから〕
〔バカなっ⁉オレは迷宮の奥で、宝探しを‥〕
〔‥するアリバイを作ってC.V.拠点を脅かす、邪◆を始末したから。救われたC.V.軍団としては、誇りにかけて”トレイン”壊滅を結納品にしたんだろうね~〕
〔〔〔〔・・・-・~〕〕〕〕
〔はぁ…藤次のアニキには困ったものだ〕
〔ちなみに次点で、タクマ君の『妖鐘変旋』も抗体・解毒剤とか、成長のヒントを乱発しているけど。
ルイリナ師匠が情報を遮断・偽装しているから。しばらくはリアベルちゃんたちのハーレムを楽しむといいよ〕
〔〔〔〔・・・⁺・;ー〕〕〕〕
〔てめぇ‥なにが「困ったものだ」だ!人のことが言えるかよっ!!〕
〔藤次アニキよりはマシですぅ~・・・ほら、2件も少ない!〕
〔〔〔〔‐*:+・~^≺(怒)〕〕〕〕
広焔ごときでは遠すぎる、上の世界で『トってモ高尚』なヤリトリが行われ。
『トレイン』の被害が皆無に近いのはいいのだが。『トレイン』に協力した勢力を攻め滅ぼすのは”領土を広げますw”と、いうノリで行うわけにはいかず。
苦肉の策として黒霊騎士たちが『闇』をまとい。魔物のふりをして『騒音攻撃』を、デリング王国に仕掛けてもらったのだが。
〔騒々しく眠れない夜に、屈しないのなら仕方がない。
その健闘を胸に抱いて、滅亡するがいい〕
『真紅の狐人』に化けた広焔は城壁を跳び越えて、”盗賊ギルド”の支部に襲撃をかけるべく移動する。
しかし広焔は、まだ黒霊騎士団への理解が足りていなかった。
人間とは愚かな生き物だ。その愚かな点は、いくつもあるが。
その中でも最大に愚かなことは、C.V.という戦争種族を理解しない、想像すらしないことだ。
悪徳の都が陥落した際に”略奪暴行”をされず〔表向きの死傷者が少ないから〕と、C.V.の『暴力』を軽視した。そうして〔歳月が過ぎれば、隙をついて逆襲できるだろう〕と、いうなめきった甘い考えを抱いている。
その愚かな考えは、今夜をもって破壊されるだろう。
『ウWoVoオオオオオオオオオオオオオオオオ!!』
「-!;*:!¿<」×50
デリング王国の首都ウィスクに、黒霊騎士C.V.ウルトスの咆哮が響き渡る。
最強の狩人・猟魔兵であるウルトスの威を示し、存在を守備兵に刻みつける。
そのためにウルトスは『複数の術式』を重ね、住民たちの眠りを妨げて、騎士たちを挑発し。
『ガルムスマッシュ!!』
「>?…*」
一撃で都市の『正門』を、粉々に破壊して見せた。
籠城の要であり、その性能が防衛の成否を左右する。都市の出入り口を開閉する正門を、修復不可能な粉微塵に破壊しつくし。
前日までの『騒音攻撃』が”戯れ”だったことを、わかりやすく知らしめる。
「なっ…こ、K」「…え‐」「どこっ、門はどこに‥」
「・・~ー~」「^;^+:」「あ、ああぁ‥」
だが『正門の破壊イコール都市の陥落』と認識している、守備兵たちには刺激が強すぎたらしい。巨大な両開きの扉が消失し、迎撃態勢をとるこもとなく、理解を拒否している。
ウルトスとしては武器をかまえ、『陣形』をとるぐらいしてもらわなければ、”虐殺”になってしまう。いくら『怪物誘導』に関わった、”殺戮者”どもの私兵とはいえ、戦いの『体裁』ぐらいはとりたいのだが。
「ヒ、ひぃッ;」「あぅぅ;…」
勇気をふりしぼっている者が、冷や汗すら流せず硬直している。
彼らが『降伏』の意思を示さないのは、ウルトスたちが異形の全身鎧をまとい、新種の魔獣にしか見えない。話が通じる相手には、見えないからだろう。
〔怪物の群れをけしかけられた村は、こんな風に怯える間も無かった…〕
そう考えると4、5人に『爪』をふるって、血の海に沈めてやりたくなるが。
さすがに無抵抗な雑兵に『爪』を突き立てるのは、ウルトスの趣味ではなく。
〔”盗賊ギルド”連中を潰したら、王城に行くとしよう〕
そう考えた彼女は戦闘特化な、『魔導能力』を発動させる。
『栄光なき、地の底を守護する牙 屋敷と爪の船へと、至る道をふさぐ赤色
奇襲を察し、獲物を狩り、謀略を破り 敗残の軍にとどめを刺す猟犬よ
相打つ覚悟をもって、終焉に咆哮し
信義と右腕を捧げた、戦士の喉笛に影を刻め ガルムゲーム!!!』
デリング王国の歴史を終わらせるべく、夜の闇へと跳躍した。
世の中は理不尽であり、異文化との遭遇は争いを呼ぶ。
それは混成都市ウァーテルだろうと例外ではなく。
〔どんな種族・異文化だろうと受け入れる〕と、いうウワサは”詐欺”に近い。
しかしながら”詐欺師”を憎んで蹂躙するはずな、宰相イセリナ様は”受け入れ詐欺”を放置している。
『水は地下を侵蝕し、冷気は地下室を凍えさせ
氷結は扉と鍵を封じましょう ブルーセイレーン!!』
「どわぁ~;‥!」「脱出、だ、ダ…」「退避っ、タイH-~・」
天井・壁・床の全てから水が漏れてあふれ出し。作りかけの隠し通路からも濁流が流れ込む。地下酒場の空気は、瞬時に冷やされ。それ以上に男どもの心胆を寒からしめ。
その日、地下酒場は『水の魔法』によって閉店を余儀なくされた。
ちなみに閉店しても、路頭に迷う心配をする必要はなく。
よくて虜囚、普通に『死の恐怖』に苛まれる未来が待っている。
そんな地下酒場の跡地?に響く、シャドウ(男)たちの悲鳴が心地よい。
ロクでもない現実逃避をしながら、地下酒場の経営者にすえられた、元情報屋のミゲルはさめざめと泣いた。
大量の魔法の水に流されながら。
そして数分後…
「ふぅ…皆さん、どうして私がこんな風に怒っているか、わかります?」
そう問いかける女性は、優し気な美人だった。
なんならミゲルも見かけて、情報を入手している。路上で子供たちに魚料理を売らせている、朗らかなお姉さんアン・グリュールヴ様であり。
〔カミ様、お助けください‥〕〔イヤだぁーー;‐-〕
〔・・;+:ー・…;*〕
〔盗賊なぞ見下す価値もない〕と、視線で宣告しているシャドウ野郎たちの心を、へし折っている。
前の地下酒場から引っ越す原因となった、レアノス様以上のC.V.様だった。
陰口をたたくことすら、本能が拒否している。混成都市のボスと同じ空気を発しており。
当たり前だが、ミゲルごときが話せる相手ではなかった。
「え~、こんな所でだべってないで、家に帰りなさいと?」
「違います。
殿方が羽根を伸ばすことを、私は妨げたりしません」
そう告げるアン様の旦那は、何故だか地下酒場を訪れたことはない。
「‥でしたら、先日にC.V.様の属性・魔術能力について、相談したことですか?」
「それは『契約』で、許可制になっているのでしょう?
水属性C.V.として『契約』は守ります」
地下にある酒場、全体を『水の魔法』で覆って水を流し込むのは〔常軌を逸している〕と、ミゲルは思うが。
周囲の野郎どもが、誰もそれを指摘しないのは、イロイロと闇が深い。
そうして不毛か定型なのか、わからない会話を繰り返し。
「私がこの場を訪れた理由‥それは可愛い妹分たちが、勝手に値踏みされたためです」
〔〔〔〔〔えー~-ー〕〕〕〕〕
ミゲルはアン様の妹分について情報を得ておらず、知りたくもない。
そしてハーレムから離れて羽を伸ばしたいシャドウたちが、よその女に色目を使うはずないだろう。
『水属性C.V.』について語った件を、聞きつけて苦情を言いに来た?
そんな盗み聞きなど、C.V.様はしないはず・・・そして地下酒場でだべる連中が、退避所での会話内容を吹聴するわけがない。
つまり高確率でアン様のお怒りは、”難癖”に近いのだが。
非力な者たちが、それを探り反論して無実を訴えることは、不可能であり。
「それで我々は、何をすればいいのでしょう?」
リスクがあるとわかっていても、暴威の意向に屈するしかなかった。
「ありがとうございます。
実は、私の妹分が中級シャドウの方に恋をしているのですが。
『・・・-;;#ー~・-=>;,:‐~^ー~+#ー-ー』ふさわしい女性になるべく、自らを鍛えていました」
内容を理解できない、『呪文』が少し語られ。
聴衆のひきつった表情から察して、ミゲルはそれを聞かなかったことにする。
きっと〔話したら制裁しますよ〕と、いう内容にちがいない。
そう自らに暗示をかけて、ミゲルは必死に忘れる『努力』に励み。
「ところが魔王軍の雌オオカミたちが、その方を囲む気配がありまして・・・」
『努力』なぞと甘いことを、言っている場合ではなかった。何故、『呪文』を聞いた時点で耳をふさがなかったのだろう。
顔色が悪くなっていく客?を放置して、ミゲルはカウンターの影で丸くなる。耳をふさぎ目をつぶって亀と化し。
そのままシャドウ(男)たちに声をかけられるまで、動くことはなかった。
「それで?旦那様は、いったい何を言われたの?」
「顔を青ざめさせて・・・おかわいそうに…」
「最低限の状況を知っておく必要がある‥さあ、速やかに話しなさい!」
「・・・・・;+;」
そしてミゲルは帰り道でC.V.オンナ3人に、誘拐されて尋問を受けていた。
よく忘れることだが。どんなに不様で情けなくとも、地下酒場に来るシャドウたちは『ハーレム』の主?であり。
C.V.とか、それに比肩する女傑たちに慕われている。
そして地下酒場の運営には、いくつかルールがあり、ミゲルの安全は保障されているが。
それが適用されるのは『平時』という〔旦那たちがバカをやっている時だけ〕と、いう条件がついており。
一人でも狂猛な戦姫たちは、優先順位を考えたうえでルールを破ることを、決断したようだった。
ミゲルは安全を得るために〔恥も外聞もなく、『亀』と化して丸まっていました〕と、伝え。
無論、そんな戯言で身柄が解放されるはずなく。
数日にわたって、恐怖の軟禁生活を送ることになった。
混成都市のどこかで、悲鳴が響いているころ。
冒険者ギルドでは酒の販売量が減ったものの、ギルドの利益は確実・着実に向上していた。
「次の給料は、期待していいのかしら」
「ケチなギルマスが給料を上げるわけないでしょう。
まあ、もしかしたらボーナスが出るかもしれないわね」
「お茶の種類もグレードも上がったわね^・^」
そんなささやきが受付嬢の間で交わされている、ギルドの建物は喧噪に包まれていた。
「観念しやがれっ、チェックメイトだ‼」「‥・―・~・」
「オラァア、上がったぞ!」「バカなっ‥」
昼間からギルドの中で、たむろしていた者はいなくなり。
誰もが様々な『ゲーム』を楽しみ、快哉を上げて敗北を知り。
「負けた人は、(高価なゲーム道具を使える)場所代を払ってください」
「もちろん依頼を受けたり、修練をしてもかまいません」
「各種技能を教える、『教師役』の申し込みはこちらです」
『ゲーム』で負けた冒険者から『場所代』をとったり、ペナルティの代わりとなる『依頼』を受けさせる。
そんなものはギルド兼遊技場にとって、もはやささやかな利益となっていた。
「この借りは冒険で返す!」「おいおい、野外はゲーム盤と違うんだぜ?」
「・・・数か月前にイカサマしていた奴は、言うことが違うわね~」
「ちょっ!・・・何のことやら」「「「ハハっ!」」」
某覇王な魔王は〔野盗のごとき配下に、最低限のマナーを教えるため、グリーンティーを飲ませた〕と、いう逸話があるが。
冒険者ギルドで行われる『各種ゲーム』も、同様の効果をもたらしていた。
誰でも知らない人に、命を預けるのは怖い。他人の実力を視る『鑑定』などは、この世界ではおとぎ話だ。(万が一、そんな能力があったら体重・3サイズをのぞく能力として、怖いC.V.に連行されるだろう)
もっと言えば、冒険者パーティーが確かな連携を取れるまで、長い時間がかかってしまう。そうなるまで事実上の臨時パーティーによる、難易度の低い『依頼』しか受注されない。
もちろん器用な者、ある程度のベテランならば『作戦』を立てて、動けるが。
あくまである程度にすぎず。『作戦』も定番なものだけで、多様で細かい作戦を立てたり、『賭け』に出ることはない。
つまり格下・定番の動きをする魔物には通用するが。未知の脅威には対応できず、奇襲という『賭け』もせずジリ貧になる。
そうして依頼に失敗し、魔物から逃げて、負のループにはまっていく。
それが今まで、大半の冒険者が歩む道だったのだが。
「『ゲーム』で負け越した人は、『角持ち獣』『ゴブリン』の討伐を行ってください!」
「『ゲーム』なんぞやってられるか!オレは冒険に生きるぞ!!」
「・・・8割以上、負けた人は『遠征』か薬草採取をお願いします」
「チックショーーー‼」
「ルールを知らない、察せられない。『ゲーム』でそんなでは実戦の理不尽に、対抗できないだろう。
もう少し学ぶことだ」
「ううっ…」
「もっとも『ゲーム』に負けた以上、嫌でも修行コースを受けてもらうが」
世の中のものには、一長一短があり。冒険者の『自由』とて例外ではない。
そして『指揮』『依頼の割りふり』によって、不穏な状勢を解決できることもあり。『ゲーム』の勝敗によって、それらにギルドが干渉できる。
『強制依頼』を出す冒険者ギルドよりも、はるかに好印象であり。『ゲーム』のルールも守れない、勝敗を受け入れられない、”ならず者”に目星をつけることもできる。
冒険者ギルドにとって、酒場の規模を小さくしても。『各種ゲーム』を行うのは、手間に見合ったメリットがあり。
「はぁ…広焔さん、早く来ないかしら」
「シャドウの仕事が忙しいのでしょう」
「シャドウなんてやめて、新しくギルマスになって欲しいのだけど」
「;!・?」
”盗賊ギルド”の飼い犬に等しい、現ギルマスの地位は〔風前の灯火〕かもしれなかった。
ネタバレ説明:『ガルムゲーム』について
黒霊騎士団のナンバー3である、ウルトス・ヴィガーシュが使う『魔導能力』であり。
『様々な術式』が集合し、万能性がある『魔導能力』の中では、戦闘特化のコアデザインです。
あまり知られていないし、言っても信じられませんが。
黒霊騎士団の任務は、魔王領の『防衛』であり。敵地に攻め入って、侵略することは通常ありません。
『ガルムゲーム』は、その理念を反映しており。
北欧神話の冥府であり、『一般人』が死後の世界へと至る洞窟を守る、大魔獣をイメージしています。(ヴァルハラに招かれる戦士以外の人々が落ちる、『地獄』を守る番犬をイメ-ジしています)
そのため『全身鎧の黒霊騎士C.V.』が敵の攻撃を受け止め、防衛戦を繰り広げるなら。
『ブラックドック』の猟兵C.V.は、敵の接近を察知しつつ、奇襲に警戒することが本業ですが。
単なる守備で、敵を追い払うだけでは、攻め手の人数がいつになっても減らないわけであり。
撤退する敵を『追撃』して、数を減らす。黒霊騎士に限らず、魔王軍の追撃部隊が敗残兵に追いつくよう、脚を破壊したり。『殿』の敵部隊を崩したり、壊滅させるのがC.V.ウルトスの役目であり。
北欧神話の冥界を『守るガルム』をイメージしつつ。
ラグナロクにおいて『軍神テュール』と相討ちになった、『神殺しのガルム』になるべく牙を研ぐ。
『身体強化』と『デバフ』の相乗によって、侵略者を壊滅させる『魔導能力』が『ガルムゲーム』になります。
戦国時代の他の国で、医師の名前がポンポン出てくる。
そこまでいかずとも、有名な戦国武将に『医師』がついてるなら〔異常事態〕などと、騒ぐ必要はありませんが。
戦国時代どころか、江戸時代ですら半ばを過ぎて『杉田玄白』など、『医術書』に関する医師の名前が出てくる。
残念ながら、日本史において『医師』の存在は、軽視されていると愚考します。
某戦国小説などで『曲直瀬 道三』という、医師が登場し。検索すれば、もう少しお医者様の名前が出てきますが。
到底、メジャーと言えるものではなく。
弱体化したとはいえ『足利家』の将軍・管領という、『文化人』にコネのあった権力者に仕えている。戦国の世で最高峰の『医術』を興した、『医聖』の名前が出てくる。
逆に言えば、各地の戦国大名に仕えていた、医者の名前は”なかったこと”にされているに等しい。
そんな中で『武田信玄公』に仕えた、侍医の『立木仙元』『御宿監物』の2人が1988年大河に、既に登場している。その理由は、御二人が『医聖』に準ずる名医だったのか?
もしくは他の戦国大名たちよりも、武田信玄公が『医師』の重要性を認識し。
周りの家臣・文化人たちも、その考えを共有し敬意をはらった。
だからこそ『医師』の名前が、『記録』に残されたと考えます。




