11/15
11
「おいっ、勘違いしてんじゃねーぞっ!」
俺の清らかな想像中に茶々が入った サッカー小僧だ
あれ?こいつさっきまで泣いていなかったか?
疑問を抱きつつ尋ねた
「今度は何?」
「お前、日本代表を馬鹿にしてただろっ! コスタリカに負けたからって!!」
「ああ。そうだけど……それが何?」
「その後スペインに勝ってるじゃなぇかっ!!」
コイツ……、結局それが言いたかっただけで登場しやがったのか
俺は煙草の煙をサッカー小僧の顔に吹き付けるように溜息を吐いた
「て……てっめ! 何すんだっ!!」
「どうせ次は決勝リーグでクロアチアだろ? そこで負けて終了だよ。」
「ふっざけんなっ!! 大体てめぇも同じ日本人なら日本を応援しろやっ!!」
俺は鼻で笑って答えた
「俺は日本人である以前に地球人だ。」
「はぁあっ?」
「大体、自分の国だからどうだとか……関係無いっしょ? 地元ラブとか、レペゼンなんちゃらとか言ってる田舎モンと同じ理論だよ、ソレ?」
「一緒じゃねぇだっろ!」
俺は相手にするだけ無駄だと判断し切り上げる
「ごめんだけど俺、佐藤さんと妄想の続きあるから。 邪魔しないでもらえる?」
サッカー小僧は俺の事を白い目で見た後、去っていった
読んで頂きありがとうございます
評価とブックマーク頂けると嬉しいです。
お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。




