15話 慣れてきた魔獣退治
中二に上がってから最初はまぁ、順調だった。でもその次から難問をいくつも押し付けられた…
梅雨に入り始めた五月。中間テストやらなんやら色々あるけど今の私は能力でどうにかなるようになってる。
私の学年は人数が少ないから三クラスある。一クラスの人数は約四十人。
今までは授業中に出た魔獣も頑張って退治する事が出来た。でも新しいクラスになって皆仲良くワイワイしてくる時期だ。私に友達が居ない訳では無い。とりあえず仮として一緒に過ごす人を作ってある。一人だけ…あんまり人数多くすると正体がバレる恐れがある。心沢 凜花と、川田 友菜とは出来るだけ接する回数を減らし、朝一緒に登校するぐらいにした。あれ以来、木里も含めの三人は記憶が完全に消されていて魔獣の話題なども出なかった。
今日はなんとも奇跡的な時間帯に魔獣が現れてくれた。
休み時間……
「あと五分で鐘がなる〜次音楽の授業だし…先生嫌だ〜」
そう…呟いてた時に異変は起きた
(希美さん!魔獣が現れました!)
シュナからの脳内テレパシーで魔獣が現れた事が知らされる。
「了解っ」
希美は人が数人いる教室で構わず杖を出す。その光景を見ていた人達は、
「な、何それ?そんなの持ってきて大丈夫なの?」
「いやいやそれ以前の問題じゃね?」
「しっかしよく出来てんな〜笑」
「で、立石さんそれ、何?」
私の周りに人間が集まってくる。
「これ?これはねぇ…こうするんだよっ!」
作り笑顔をしてから杖を地に力強く叩きつけ、まずは大人達を停止する魔法をかける。そして大人達を停止する魔法をかけおわったらすぐに時間停止魔法をかけた。
ーーちょっと注意力低かったかな…
時間が止まった時、一瞬だけそう思った。誰も動かない。
「大丈夫…成功してる。」
希美は自己暗示をして深呼吸し、戦闘モードの服へと変身する。
「それで?シュナ。その魔獣は何処にいるの?」
「高速道路の屋根です」
そう言ったシュナを見てから窓を見て確認する。
「あれか…ちょろいな。五分で退治出来るわ」
希美はそう言った直後窓から外に出る。
そして帰ってきたのは先ほど希美が言った通り五分帰ってきた。
そして希美はドヤ顔で
「五分で倒せたよ!」
と、シュナに向かって笑う。
今日という日はこれにて終了した。
はずだったが…まだ仕事が残っていた。
それもすぐに終わった。
でも本当の難問はこれからだった。




