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村人Bを知っていますか?

掛け持ち小説第三段!!


最っっ低(?)なヒロインが書きたかったので思いついた作品です。


楽しんでいただけたら嬉しいです(^w^)

 ――深夜、ツァンテルカ王国の城から、一つの影が飛び出した。ドサリと音がしたけれど、門番は寝ており、その者は気付かれずに済んだ。




 それでもその者は必死に走っていた。まるで、この世の全てから逃れるように…。






 王宮の人々は何も知ずに安らかに眠る。すやすや眠る。彼の人が、この国の女王が、失踪した事も知らずに……。







◇◆◇◆◇◆





 突然だが村人Bを知っているだろうか?


 攫われたお姫様を救うべく立ち上がった勇者様に、『ありがとう。この恩は忘れないよ。』みたいな事を言われ、キラリと効果音が付きそうなほど綺麗過ぎて逆に黒く見える爽やか笑顔を浮かべて、すぐに白馬で去って行く勇者様に道を尋ねられただけでぼんやりとしか思い出せない村人の、その隣にいたそいつの友人である、村人Bを…。



 僕はそんな‘じみ~な’村人Bだと自負している。全くもって平凡で、特に目立つた所はない、何処にでもいる善良な庶民だ。





 今日も生きるため、森に、薬草詰みに入った。そよ風に吹かれて揺れる緑から、優しく光る朝日や澄んだ空が見え、チュンチュンと聞こえる、小鳥のさえずりが響く。初夏に入ったとはいえ、まだひんやりとした空気が少し肌寒く感じるが、それすらも気持ちがいい。




 いつもと同じ、…いつもと同じ、今日。









 淡いピンクのドレスを着て眠る、小さな少女に出会いました。

ここまで読んでくださり、ありがとうございますm(_ _)m

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