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ショートな作品を噛みしめよう  作者: ミックスボックスガム
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貯金

俺は子供のころから貯金をしている。

子供の頃は1日1円貯めていた。

中学になると1日10円、バイトを始めた高校では1日50円、自由な時間が増えた大学では1日100円

そして社会人となり俺は1日500円を貯めるようになった。


社会人が1か月で15000円しか貯金をしないのは少ないと思うだろうが、この貯金は絶対額の話だ。普通の貯金も当然行っている。

1日のノルマを1000円にすることも考えているがそれは入社10年後からにしようと思っている。更に10年後には5000円、最終的には1日1万円にしたい。お金を使う?そんなのは将来考えればいい。

今は少しでも貯金額を増やす事を目的に頑張る。ただそれだけだ。


貯金といえば銀行がつぶれたとか、自宅で貯金してたら盗まれたとかそういう話も聞く。

だから俺は複数の銀行にバラバラに貯金している。

投資はしない、下手な事をして金額が減ったら元も子もない。

堅実にしっかりとやっていくのが一番だ


────────────────────────


「あの部屋の人栄養失調で亡くなったんですって」


「見るからにひょろひょろだったものねご飯も食べられないほど余裕がなかったんでしょ」


「それが、そうでもないらしいのよ警察が調べたら数百万の貯金通帳が置いてあったそうよ」


「え?じゃあ食べずに貯金していたの?それでしんじゃあ元も子もないわね。それでそのお金はどうなるの?」


「何でも身寄りもいないから国の物になるんですって」


「死ぬまで我慢して国にお金取られるなんて気の毒ねえ」


────────────────────────


しかし、話はそこで終わらなかった。

その次の日から通帳の周りの人に不幸が降り注いだのである。まるでお金を取るなといわんばかりにあまりに不吉だったのでお祓いも行われたらしいが効果はなくむしろ被害は拡大したという。


そしてとある日管理係の一人の夢に貯金をしろという男の霊が出てきたという。

それ以来男の通帳には1日500円が入れられ被害はなくなっているという。

明日は男が入社10年目になる予定だった日だもしかすると被害がまた出るかもしれない。


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