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異世界は赤い星と共に  作者: 凜乃 初
カラン合島国・極星編
122/151

121話

 自由船乗り場でフィーナ達と別れ、俺は指定された島へと向かう。

 その島は、広さがそれほど大きいという訳でもなく、人が住んでいる訳でもない。魔物もゴブリンしかおらず、後は草食動物だけが暮らす島だ。

 まあ、だからこそゴブリンが巣を作った訳だが。


「お客さん、到着です」

「あんがと。夕方に迎えを頼める?」

「分かりました。ではまた夕日が水平線に差し掛かる頃にお迎えにあがりますので」

「よろしく」


 そう言って、自由船はゆっくりと岸から離れていく。

 それを見送って、俺は砂浜から島を眺める。

 目の前に広がるのは木、木、木。どこまでも続いていそうなうっそうとした森だ。

 先は真っ暗で、葉っぱにより光が遮られているのがよく分かる。

 鳥の鳴き声と、動物の声がどことなく秘境を思わせた。


「んじゃまずは巣を探さないとな」


 と、言うことで俺はてっとり早く魔力探査を発動させる。

 頭の地図にこの島が浮かび上がり、ぽつぽつと魔力の反応が浮かんでくる。それは次第に増えていき、やがて、大きな1つの塊となりそうなほどに増えた。その場所は島のおおよそ中心だ。

 ゴブリンは集団で巣を作って生活している。光が集まって大きな点になっている所がおそらく巣の中心地になっているのだろう。

 奴らは洞窟に住み着くこともあれば、木のくぼみから掘り出して、地中を迷路のようにくり抜いてしまう事もある。そのため、どこに巣の入口があるのか見当がつかないのだ。

 今までの冒険者に情報を聞いとくんだったと思いながら、俺はとりあえず島の中心を目指すことにした。


 森の中を、頭の中の地図を頼りに歩いていると、突然足に何かが引っかかった。

 驚いて下を見れば、それは雑草が輪っか状に縛られているのである。俺が子供のころに爺ちゃんに仕掛けられたトラップだ。


「これもゴブリンの罠なのか?」


 それとも動物を捕まえるための罠なのかもしれない。

 ゴブリンは、魔物としては最弱のレベルの戦闘力だ。それは一般的な動物であっても、熊などには敵わないレベルである。

 しかし、その代り人間のように知能が高い。集団で行動し、巣を作り、武器も使う。と、言っても武器はせいぜい石製の鈍器が限界だ。稀に冒険者のような連中から奪った刃物を使っている奴もという情報はある。

 今回は、冒険者が巣で何人かやられているため、刃物を持っているゴブリンがいることは警戒しておいた方が良いだろう。

 まあ、あいつらの作った輪廻剣がその程度にやられるとは思わないが。

 腰に下げた輪廻剣に軽く触れ、俺は再び足を進める。

 そして三歩目に同じ罠にかかった。


「うぜぇ……」


 その罠を強引に引きちぎり、森の奥へと足を踏み入れる。

 森の中はやはりと言うか、雑草もかなり生えているため、非常に歩きにくい。しかも、その雑草のところどころにさっきと同じ罠が仕掛けられているのだ。

 数分進んだところで、今では罠に注意するのではなく、罠にかかっても気にせず引きちぎる方向で動いている。

 そのおかげもあってか、大分中心にまで近づいてきた。しかし、ここからが大変なところなのだ。パーティーで来れば分担して巣の入口を探すことも可能かもしれないが、俺は1人。怪しい場所を地道に探していくしかない。

 常に魔力探査で点の動きを確認し、同じ方向に向かっているのがあれば、そこはゴブリン達の巣の通路になっている可能性もある。その先に入口があることを期待して、俺は森の中を進んでいく。

 そして30分程度探した頃、俺は新たな罠に引っかかった。

 雑草の影に蔓が通してあり、それに足を引っ掛けると、上から石が落ちてきたのだ。

 俺はそれを横に転がって避ける。

 しかし、実際に地面に落ちてきたのは、小石ばかりだ。たまに棘の生えた木の実なども落ちてきていたが、俺が当たっても精々かすり傷が付く程度の物だっただろう。

 つまり、ゴブリンは相手を殺すほどの大きさの重さの石を持ち上げられなかったのだろう。そのせいで、小さい石や、棘の生えた木の実で嫌がらせレベルの攻撃をするのが精一杯になっているという訳か。

 なら、この罠も無視していいかもしれない。

 けど、この罠にかかって良い収穫もあった。先ほどより罠が高度なものになっていると言うことは、それだけこちら側に重要な物があると言うことだ。

 つまり巣の入口である。


「いい感じに近づけてはいるみたいだな」


 その感触を手ごたえに、俺はまた足を進めていく。


 さらにしばらくすると、森が開けた。そしてその先に洞窟が見える。どうやらそこがゴブリンの巣の入口らしい。ご丁寧に門番のような奴までしっかりといる。


「さて、どう攻めるか」


 地図に示されているゴブリンの数は、洞窟の外に3匹、中に5匹だ。外で騒ぎが起こればすぐに出て来るだろう。

 やはりここは正面から攻め込むべきだろう。せっかく洞窟なんて一本道にいてくれるのだ。殲滅するなら向こうから順番に来てくれた方が楽でいい。

 普通の冒険者なら、物量に潰されないようにこっそりと殺してくんだろうが、俺の場合は問題ないだろう。大量に来るのなら、大量に吹き飛ばせばいいだけだしな。

 もし洞窟が地下深くに進んで行って、星の加護が弱くなったとしても、魔力だけで動く輪廻剣もあるしな。

 さて、そうと決まればさっそく突撃をかけましょうか。


 俺は隠れていた草むらから一歩前に出る。それだけで門番をしていたゴブリンは俺の存在に気づき、武器を構えた。

 武器は、木の枝に石を縛り付けただけの鈍器のような物だ。それじゃ俺は倒せんよ。


「さてさて、んじゃゴブリンさん、俺の為に死んでくれ!」


 門番の後ろが洞窟になっているため、爆発系の威力が高いものは使えない。そのため俺は氷属性で攻める。


「月示せ、氷の矢。アイスアロー!」


 なんだか初歩的な魔法を使ったのは初めてな気がする。

 そんなことを思いながら、俺の背後一面にびっしりと浮かび上がっている氷の矢を一斉に洞窟の入り口に向けて放った。

 門番のゴブリン3匹は一瞬のうちに穿たれ、体に風穴をあけながら絶命する。

 すると、こちらの騒ぎに気付いた中のゴブリンが外に出てきた。


「いらっしゃい、お代わりは沢山ありますよ!」


 新たに出てきたゴブリン達に向けてアイスアローを放つ。4匹のゴブリンは最初の3匹と同じように風穴を開けられたが、残りの1匹はすぐさま洞窟の中に逃げ込んでしまい、殺せなかった。

 そのゴブリンの魔力反応を追ってみると、どうやら巣の仲間たちに敵襲を知らせたらしい。

 こっちに向かって、大量の魔力反応が向かって来る。

 俺はそれを見ながら、洞窟の中へと足を踏み入れようとして――――罠にかかった。


「今度は落とし穴かよ……」


 洞窟の入り口。ちょうどその場所に人一人の下半身が埋まる程度の穴が掘られていた。

 ゴブリンは普通にこの上を歩いてたし、ゴブリンより重い奴が通った時に引っかかる仕組みになっていたのだろう。

 そして俺が落とし穴にかかっているうちに、ゴブリンの先陣が到着した。

 先頭のゴブリンが、俺が落とし穴にはまっているのを見て、声を上げる。

 その声に連動するように、後ろのゴブリンたちも一斉に走り寄って来た。つまり今のが突っ込めの合図だったのだろう。

 けど甘いな。


「魔法が使えることは聞かなかったのかな!? 月示せ、大地の大口。アースイーター!」


 ゴブリン達が突っ込んできたところに、大きな穴が穿たれる。それはまるで生き物のように流動しゴブリン達を一息に飲み込んでしまった。


「ハハ、落とし穴のお返しだ。お前らも地面に埋まってろ!」


 断末魔のような叫び声をあげながら、大量のゴブリン達が地面に飲み込まれていく。そして閉じた穴の隙間からあふれ出すゴブリン達の血。それが後方にいたゴブリン達の恐怖心を煽った。

 動きが止まったその間に、俺は落とし穴から出て、輪廻剣を抜く。


「んじゃここからはこいつを試しますか」


 魔力を流し、輪廻剣が回転を始めれば、剣に火が灯り赤々と燃えているように見える。


「さあ、死にたい奴から掛かってこい。死にたくない奴は追いかけて殺す!」


 足の止まっているゴブリン達に向かって、俺は駆け寄る。

 そして罠にかかった。

 何かを踏んだと思ったとたん、俺の目の前に杭の壁が迫って来ていた。


「ぬお!?」


 とっさに俺はその杭を受け止める。しかし壁の力が強く、ずるずると地面を滑りながら後退させられた。

 そして完全に壁が止まったところで、その杭を手放す。


「なんじゃこりゃ」


 それから少し離れてみれば、それは格子状に組まれた木製の扉に、先を削って尖らせた丸太が取り付けられた物だった。おそらくさっき何か踏んだから、それが発動のトリガーになっているのだろう。

 尖った丸太の尖端は、黒くなっている物もあるし、何人かはこれの餌食になったっぽいな。

 てかゴブリン達がこの罠の手前で止まってたってことは、この罠に誘い込む気だったんだな?

 怒りの目線をそのゴブリン達に向ければ、ゴブリン達は全員が肩をピクッとさせ怯えていた。まあ当然だろう。普通なら即死だよ、こんなトラップ。


「お前ら、覚悟はいいな?」


 勢いよく飛び出して、罠にかかって仕切り直し。なんて恥ずかしいんだ!

 俺はその羞恥心を誤魔化すように、輪廻剣に流す魔力を増やす。おかげで、輪廻剣はかなりの速度で回転し、剣自体はランプの魔力回路の効果で真っ赤に燃え上がっていた。もはや俺の手の部分まで真っ赤になってしまっている。


『キーッ!』


 先頭のゴブリンが声を上げた。それと同時に、他のゴブリン達が反転、速攻で逃げ始める。


「まてやこら!」


 俺はそのゴブリン達を追いかけ、巣の奥深くへと進んでいた。


 ああ、受付嬢の言ってた意味がよく分かる。この住処、本当に罠が多いのだ。

 さっきの杭の壁をはじめとして、引っかかれば上から丸太が降ってくるトラップや、岩が転がってくるトラップ。落とし穴や、毒を持った虫が降ってくるトラップなど、本当に罠が多い。しかも即死とはいかないものの、時間が立てばダメージが蓄積する系の罠も多いため、疲労も溜まる。

 そして疲労のせいで動きが悪くなったところをゴブリン達が物量で攻めるのだろう。

 確かにこれなら、一般の冒険者たちには荷が重い。


「いい加減全部ぶっとばしてぇな」


 俺のストレスも限界に達してきている。さっきからゴブリンは俺を罠に誘い込むように動いては逃げているのだ。そのせいで、思ったような成果が出ていない。

 少しでも数を減らせれていれば楽なのだが、それもあまり出来ていない現状、なにか打開策が必要だろう。

 さて、どうしてものか。そう考えているうちに、空洞に出た。

 そこには大量のゴブリンが集まっている。その中には、冒険者から奪ったのだろう剣や斧を持った連中もいた。

 つまり、攻勢を仕掛けてきたと言うことだろう。

 それを見て、俺は笑顔になる。


「やっとやる気になったか」

『キー!』


 そう言えば、大分巣の中を進んでたもんな。もしかしたら、そろそろ罠の数にも限界が近かったのかもしれない。それに罠にかけるってことは、それだけ自分たちの住処を犯されるってことだ。それはやっぱ嫌だろうしな。

 なら、ここで勝負をかけに来たと見て間違いはないか。魔力探査でも、ほとんどのゴブリンがこの場所に集まっている。その数はざっと100程度だろう。

 目の前にいる奴らだけではなく、俺の背後の壁際にも大量に隠れている。

 陽動、罠、急襲、本当に色々やってくる奴らだ。


「んじゃ、今度こそ殺し合おうや」


 背後から飛びかかってきたゴブリンを、輪廻剣で串刺しにしながら、俺は目の前の集団に向かって飛び込んだ。


 剣を振るえば、大量のゴブリンが肉片となる。それを見ても果敢に飛び込んでくるゴブリン達に興奮を覚えながら、俺は踵落としで1匹の脳髄を砕いた。


「もっとだ! もっと来い!」


 目の前に飛びかかってきたゴブリンを左手でつかみ、振り回しながら右手の輪廻剣で周囲のゴブリンを一掃。開いたスペースから見えた、後方から石を投げてきているゴブリンに向けて、掴んでいたゴブリンを投擲する。

 投げ飛ばされたゴブリンは、初速の衝撃で四肢を引きちぎられながら、仲間のもとに帰っていく。そして仲間の体を砕きながら、盛大に血の花を咲かせた。

 現在おおよそ半分のゴブリンを殺した。俺の周囲には、バラバラの肉片になったゴブリンの残骸が広がり、周囲を濃い血の臭いが満たす。

 当然俺も返り血で真っ赤に染まっていた。


「そこの奴もいつまでも隠れてんじゃねぇよ!」


 俺は近くにあったゴブリンの手をリフティングの要領で蹴りあげ、自分の手元に持ってくる。そしてそれを壁をやや上った所にあるくぼみに隠れている奴に向けて投げつけた。

 その手は隠れていたゴブリンの顔を掠り、後ろの壁に血を広げる。そしてゴブリンは腰を抜かしたのかその場にへたり込んで、四つん這いで逃げて行ってしまった。


「たく……つまんねぇ奴。お前らは違うよな?」


 振り返り、ニヤリと笑いかければ、ゴブリン達は明らかに怯えていた。


「お前らもか。まあ、この辺りが潮時かね。んじゃ女王様の場所に行かせてもらうぜ」


 すると俺の言葉に反応した何匹かのゴブリンが飛びかかってくる。

 それを輪廻剣を軽く振ることで惨殺し、歩みを進める。その時点で、俺にかかってくるゴブリン達は完全にいなくなっていた。


 今回の依頼。巣の殲滅ということで、その討伐対象のゴブリンは優に100を超えることは分かっていた。

 その為、討伐証明をゴブリンに定めてしまうと、ギルドの倉庫がゴブリンの耳で満杯になってしまう。それを防ぐために、巣を潰す場合別の物が討伐証明となる。それがゴブリンの女王の手首だ。

 女王は女王アリのようにせっせとゴブリンを生む存在であり、巣の元凶ともいえる存在だ。

 ゴブリン自体も普通に交配することで子供を作ることは可能だが、女王は普通のゴブリン達の3倍以上の速度で子供を作れるのだ。

 ゴブリン達が巣を作り、一定の数増えてくると、稀にこの女王と呼ばれる存在が生まれる。女王が生まれた場合、すぐにゴブリンの数が急増するため分かりやすいのだが、討伐難易度は格段に跳ね上がってしまうのだ。

 そして女王は巣の一番奥にかくまわれているため、こいつの討伐証明を手に入れることが出来れば、それは必然的にゴブリンの巣を最深部まで進んだことの証明になる。

 俺はゆっくりと歩みを進め、女王の前に来た。

 さっきの空洞からここまでは、すでに罠も無かった。つまりあそこが最終防衛ラインだったと言うことなのだろう。つまり、俺をここに通したと言うことは、あいつらは諦めたわけだ。

 まだ女王のそばには残り数匹の専属護衛が残っているが、そいつらが俺の脅威になることは無い。

 飛びかかってきたゴブリン達を切り潰し、女王の前に立つ。


「お前が女王だな」


 女王は毅然と俺を睨み返していた。その手には生まれたての子供が抱かれている。

 子供を守るように抱きかかえるその姿は、まさしく母親の姿だった。その姿に一瞬フィーナとフランのことが思い出され、腕が震えるのを感じた。

 けど相手は魔物だ。俺の敵だ。

 俺は、輪廻剣をゴブリン女王に振り下ろした。


 女王の左手には、その証として指輪が付いている。討伐証明は、その左手首と指輪だ。

 俺はそれを回収し、皮袋に放り込むと、仕上げにかかった。


「まずはここに1つ」


 弁当箱に魔力を流し込み、女王のいた部屋の壁に取り付ける。

 それは、カラリスの作った魔力式時限爆弾だ。正直これの存在をすっかり忘れていたが、カラリスに再会したことで思い出し、今回持ってきたのだ。

 ゴブリンの巣は出来ることなら破壊してしまうことが望ましい。それは、もし他のゴブリンがいたり生き残りがいたりして、この巣を再利用されることを防ぐためだ。

 そこで、今回巣の爆破に残っている4つの爆弾全てを使ってしまうことにした。今女王の部屋に1つ、さっきのゴブリンが集まっている所に2つ、そして入口の方に1つの爆弾を設置する。

 爆発までの時間は、最大で設定してあるため30分後と言ったところだろう。それまでに俺は洞窟を抜けて安全な場所まで避難する必要があるが、すでに敵はいないし、問題ない。

 洞窟を出て外に出れば、日はまだ高い位置にある。3時ってところだろう。っと、入口で空を見上げてる場合じゃないな。ここは爆風が来るだろうし、一番危ない場所じゃん。

 そそくさと洞窟の前から移動して、魔力探査の地図を見る。

 俺の魔力を込められた爆弾と、巣の中に隠れているゴブリンの生き残りの反応がしっかりと分かった。

 そして感知範囲のすれすれに集団がある。もしかしたら狩りに出ていた連中かもしれない。あとで確認に行かなければ。

 そう思っていると、洞窟の奥から重い音が聞こえ、地面が小さく揺れる。最奥に設置した爆弾が爆発したのだろう。それに続くように3回の爆発音が聞こえ、洞窟の入り口から黒い煙をモクモクと吐き出した。


「これで終了だな。後はあの集団を見に行くだけか」


 魔力探査の端に映る集団。数的には数十と言ったところだが、あまり動きが無い事を見ると、獲物を狩っている訳ではなさそうだ。

 俺はそこに向かって歩みを進めた。


スカイリムのトラップってえげつないもの多くないですか?

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