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13章 帝国活動編  幕間  帝国召喚勇者パーティー②

アクセスありがとうございます。

短くてすいません。


「王女様2人が、平民冒険者のハーレム要員だなんて私は信じられません・・」


 第2王女マリアの告白に、相手が他国の王女である立場を忘れ女騎士ダリアが口を開いた。


「ダ、ダリアさん落ち着いてください」


「はぅ・・失礼しました!」


 ダリアは目を閉じて必死に頭を下げ謝罪をする。


「問題ありませんよ、ダリアさん。頭を上げてください」


「・・あ、ありがとうございますマリア様」


 そんな中で、リコがまた爆弾発言をする・・。


「でもさ、そのハルっ男は召喚されたのに国に捨てられたんでしょ?どうして王女様達が惚れるの?」


「リ、リコちゃん!?」


 リコの隣にいたマリの心は疲弊しながらも王女への謝罪を考えていると、王女2人は笑っていてリコが再び口を開く。


「わたし、変なこと言いましたか?」


 リコの問いにマリアが答える。


「いいえ、リコさん。ハルが国から捨てられたことを私達も本人から聞きました・・でも、1つだけ訂正させてください。ハルは、王国の召喚勇者よりも強い男です」


「召喚者って、神様からスキルをもらってから異世界に行くんだよね?だから、召喚された時点でステータスが弱かったら強くなれないんじゃ?」


「そうみたいですね・・たしかに彼の人はギルド公式のCランク冒険者でしたので、強さは人並みだったと認識していました・・しかし、女神ナトリア様の加護を受けていたのです」


「「「「 女神ナトリア!!!! 」」」」


 マリ達がナトリアの名を叫ぶと、部屋のドア近くの空気が歪み白色のワンピースを着た幼女が姿を現した。


「妾を呼んだの・・ぐへぇ・・」


 不意に聞こえた幼女の声にマリ達とミリアは視線を向けて固まるも、ただ1人ハルに鍛え上げられたマリアだけは、素早く反応し床に倒し首元にナイフを突きつけ警告した。


「動けば首を刈ります・・」


「ヒィッ・・・・マリアよ・・妾じゃ・・」


「・・ナトリア様でしたか」


「相変わらずじゃの・・また漏らすとこだっだのじゃ」


 マリアの一連の動きが、全くもって見えなかったマリ達4人は絶対に第2王女マリアに逆らったら瞬殺されると震えていたのだった・・。


 女神ナトリアを拘束していた手足を離し解放すると、ナトリアは乱れたワンピースを整える。


「あの、女神さがどうしてここに?」


「ほぅ、帝国召喚者の女達か・・」


「はい、お久しぶりです」


「呼ばれて来たっと言うのは嘘じゃが、マリアに伝えることがあってな」


「ナトリア様が私に?」


「ハルが帝国へと向かっているのは知っておるか?」


「はい、彼女達から聞きました」


「そうか・・」


 ピシッと部屋の空気が割れた音がした瞬間にマリ達4人の動きが止まる。


「今のはいったい・・」


「帝国側の人間の時間を止めたのじゃ・・お主ら2人だけに教えるからなのじゃ」


「はぁ・・」


「ハルに危機が迫っておる。少しでも戦力が必要なのじゃ・・失いたくなければ急いでハルと合流するのじゃ」


「「 ハルに危機が?? 」」


 女神ナトリアは頷き肯定する。


「妾も手を差し伸べたいのじゃが、これ以上の干渉はするなと警告されておるからの・・」


「わかりました・・お姉様、直ちに行動を」


「そうね・・予定より急いだ方がいいわね」


「頼んだのじゃ・・」


 そう言い残した女神ナトリアは、再び部屋の空気が割れた音がしたと同時に姿を消して、止まっていたマリ達の時間が動き出す。


「あれ・・女神様がいない・・」


「女神様は天界に帰られました・・そして、私達も急用を思い出したので失礼しますね」


 部屋から出ていく王女2人を見送るマリ達は、数日後の女騎士2人の除隊式を遠目から見た日以降に王女ミリアとマリアの姿を見かけることはなかったのだった・・・・。


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